普通の日々

ごく普通の日々の事

盧武鉉大統領の発言

2006-06-25 23:38:27 | ニュース関連
【社説】大統領の「対日軍事防御論」、またいったい何の話か (朝鮮日報)
【盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は22日、独島(日本名竹島)水域を守る海洋警察と会見し「日本の戦力は韓国より優れているが、韓国にも少なくとも日本が挑発できない程度の国防力はある。相手が挑発しようとした時に『利益より損することのほうが多いな』と思わせる程度の防御能力を備えることが重要だ」と話した。
 また大統領は「日本と戦って勝つ戦闘力ではなく、東海(日本海)で突発的な事態が起きたときに対応できる程度の戦闘力を備えて欲しい」と語った。
 大統領が韓国の海洋主権を守るために必要な軍事能力を強調することは間違ってはいない。しかしいくら内容が正しくても、大統領の発言は時と場所をわきまえ、慎重に表現を選んだものであるべきだ。
 韓国と日本との間に独島や歴史問題などをめぐるあつれきがあるのは確かだ。だからといって日本を韓国の「仮想敵国」であるかのように決めつけてもらっては困る。韓国の大統領が日本を仮想敵国とみなせば、日本はどのように対応し、その影響はどう広がっていくだろうか】
【だとしたら、いくら発言の相手が独島を守る警察であったとしても、大統領の発言にはそれなりの節度があるべきだった。「独島を守る軍事能力」を強調したいとしても、このような宣戦布告めいた宣言以外にいくらでも方法はある】
【5年間の任期のうち3年が過ぎた時点になっても、まだ大統領に「発言に注意して欲しい」と頼まなければならない韓国民の境遇が情けない限りだ】

 『海洋主権を守るために必要な軍事能力を強調』と書くのが日本の新聞とは大違いですが、韓国の新聞にしては大統領の発言を問題視して、割とまともな事を書いているんですよね。何故だろう、盧武鉉を見限りでもしたんだろうか?
 でも、韓国が日本を仮想敵国としてみているのは事実じゃないの?あの「機動艦隊」とやらの建造計画を見ていると、韓国海軍が保有するにはオーバースペックの様な気がしてならないのだが。