普通の日々

ごく普通の日々の事

ブレーキパッド

2006-06-10 21:02:42 | ニュース関連
死亡事故のエレベーター、ブレーキパッド摩耗 (朝日新聞) - goo ニュース
【東京都港区の公共住宅(23階建て)で、都立高校2年の男子生徒(16)がエレベーターに挟まれて死亡した事故で、事故機のブレーキを作動させるブレーキパッドが隣の同型機に比べ、すり減っており、本来は付着してはいけない油がブレーキ部分に付いていたことが警視庁の調べで分かった。エレベーターは事故後、電源が切られた状態にもかかわらず、天井近くまで上昇しており、同庁はブレーキパッドの摩耗や油がブレーキの利き具合に影響を与えた可能性もあるとみて、事故との関連を調べている。
 捜査1課の調べでは、事故の通報を受けて駆けつけたメンテナンス会社「エス・イー・シーエレベーター」社員は、屋上の機械室に向かい、主電源を切断。エレベーターは電源を切るとブレーキが自動的にかかってその場にとどまるが、社員はさらにかご部分を下げる必要があると考え、ブレーキを解除し、手動でワイヤを巻き戻してかごを下げようと試みた。しかし重みで動かせなかったため断念し、ブレーキを再びかけた】

シ社製事故機「ブレーキ不調、認識」 管理会社員明かす (朝日新聞) - goo ニュース
【東京都港区の公共住宅で都立高校生がエレベーターに挟まれ死亡した事故で、管理会社の担当者が事故後、関係者に「ブレーキ関係に問題があったのではないか」という趣旨の説明をしていたことがわかった。この社員は、事故前からブレーキ回りに違和感を感じていたという】
【この担当者はブレーキそのものの故障なのか、制御システムとブレーキの連動の不具合なのかなど詳細は述べなかったが、事故が起きたエレベーターについて「ブレーキに不具合を起こしやすいという認識はあった」と明かしたという】

エレベーター事故:シンドラー社の幹部訪日、見解表明へ (毎日新聞)
【東京都港区のエレベーター死亡事故で、製造元「シンドラーエレベータ」のグループ本部(スイス・エビコン)のツィンマーマン広報副部長は9日、同グループ幹部が訪日して「来週初め」に東京で記者会見し、死亡事故などに対する見解を表明すると述べた】
【一方、同社の事故後の対応をめぐって批判が出ていることについて、同広報副部長は「コミュニケーションの問題があったことは承知している」と述べ、グループとして改善に努める方針を明らかにした】

 どうやら現在は事故原因として、ブレーキに主な注目が集まっているみたいですね。もし、本当にブレーキパッドの磨耗や油が事故原因となれば、フロア・箱双方の扉が開いて安全回路が働いていた筈なのに、箱が上昇した事の説明がつきます。電気的に止めた筈のエレベーターが、ブレーキが緩むような形で動き出したら安全回路は関係ないですからね。
 ただ、これまでのトラブル情報からすると制御盤のトラブルの線も捨て切れないんですよね。それにブレーキの欠陥という線もありますから。ニューヨークの死亡事故後、シンドラー社は同型機のブレーキ改修をしたそうですし。
 まあ、シンドラー社としては声明で『事故は主に不適切な管理か・・・に起因していることが多い』とあったように、今回の事故原因がブレーキのメンテナンスミスになって欲しいでしょうけどね。
 それにしても今回の対応が『コミュニケーションの問題』ねぇ・・・。本当にそうなのかな?

日韓関係にもその発言を

2006-06-10 00:56:47 | ニュース関連
盧大統領 :「独善や偏った考えは歴史発展の足かせ」 (毎日新聞)
【盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は6日、顯忠日(国のために命を捧げた愛国烈士と国軍将兵を追悼するための記念日:6月6日)のあいさつを通じ、「統合」を強調した。参謀らによると盧大統領は切に統合を願っているという。しかし、国民のほとんどは盧大統領の発言から派閥の存在を意識させられている。
 盧大統領はあいさつで、「分裂に終止符を打ち、国民を1つにまとめなければならない」とし、「独善や偏った考え、排除や闘争は民主主義の敵であるとともに歴史発展の足かせ」と話した。
 続いて、「絶対反対という言葉について考え直すべきだ」とし、「敵と同志の文化ではなく、対話と妥協、競争の文化に変化して行くべきだ」と促した。また、「過ぎし日の過ちは心より反省し謝罪すべき」と話した】

 国内、拡大させても韓半島を対象にした政治的な発言なんですが、是非自分達に突きつけて貰いたい発言ですね。
 貴方達の『独善や偏った考え』とか、『絶対反対という言葉』に苦労させられているんですから、日本は。