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ペロブスカイト太陽電池

2024-01-14 07:10:29 | スマートコミュニティ
軽くて曲がる次世代太陽電池として注目されるペロブスカイト太陽電池の普及が近づいているでつ。
従来のシリコン太陽電池が設置できなかった壁や湾曲した屋根にも取り付けられるでつ。

再生可能エネルギーの利用拡大につながると期待されるでつ。
ペロブスカイト太陽電池は桐蔭横浜大学が開発した太陽電池。
ペロブスカイトという結晶を発電に使うでつ。

結晶は日本で多く採れるヨウ素や、鉛などからできているでつ。
発電に必要な電極や、水分や酸素などから結晶を守る封止フィルムを貼っても厚さは1ミリメートルにも満たず、
曲げることができるでつ。

軽くて曲げられるため、これまで設置が難しかったビルの壁面や湾曲した屋根などに設置できるでつ。
車の屋根に取り付けて電気自動車の航続距離を伸ばしたり、人工衛星に付けて電力を確保したりする利用法も検討されているでつ。
部屋の照明の光でも発電できるため、あらゆるモノがネットにつながるIoT端末の電源としての利用もできるでつ。

企業もペロブスカイト太陽電池の実用化を目指し、実証実験を進めているでつ。
自社ビルの外壁にペロブスカイト太陽電池を取り付ける実験を4月に始めたでつ。
25年の事業化を目指しているでつ。

ペロブスカイト太陽電池を28年度に都内に完成する地上46階建ての再開発ビルの外壁に設置する方針を示しているでつ。
ガラス建材と一体化したペロブスカイト太陽電池を開発し、実証実験を始めたでつ。
28年の事業化を目指しているでつ。

また、京都大学は、ペロブスカイト型太陽電池を電源に使ったセンサーの出荷を始めているでつ。
高層ビルは空間や風圧の問題で太陽光パネルの設置が難しいとされるでつ。
企業は郊外の太陽光発電所などと契約して電気を運び、オフィスを脱炭素化してきたでつ。

ただ発電所を新設できる土地は減り、送電線の混雑で輸送量も増やせなくなっているでつ。
ペロブスカイト型が普及すれば、都心の建物で発電と消費を完結できるようになるでつ。

オフィスの脱炭素化が一気に進むだけでなく、山間部の多い日本で太陽光発電を導入し続ける上でも
重要な役割を担うでつ。
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