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マッハの貴公子 C1Runner の熱~い日記でつ(¬_,¬)b フフフ・・・

マッハの貴公子 天才タケスィが熱~く語るでつ( ̄ω ̄)ムフ~

タイヤ溝の正しい見方と安心できる選び方・点検法

2025-06-08 07:10:29 | 
今年も梅雨がやってくるでつ。
首都高速道路によると、雨天時は多くスリップが多くなるでつ。

雨天時には、速度を落とし、慎重な運転を心がけるということももちろん大切。
だけど…
スリップしないためには適切なタイヤを装備しておくことも重要。

雨の日に怖くないタイヤの選び方と調べ方があるでつ。
雨の日にも安心して走るために、まず気にするべきはタイヤの摩耗度合い。
雨天時は、タイヤに刻まれている溝によって、路面の水が溝から排出され、
タイヤが路面にしっかりとグリップできるようになるでつが、摩耗によって溝の深さが減ってしまうと、
排出できる水の量が減ってしまうため、水が邪魔をしてタイヤが路面にグリップできず、
スリップしてしまうリスクが高まるでつ。

タイヤの摩耗度合いは、ウェアインジケーターつまりスリップサインを目安にするでつ。
タイヤ側面には、△マークや記号などの目印が記されているでつが、その延長線上のタイヤの溝の底に
ある盛り上がった部分がウェアインジケーター。

タイヤは走行することで路面と接する部分が摩耗していくため、ウェアインジケーターと路面と接する部分の高さの差は、
どんどん縮まっていくでつ。
ウェアインジケーターと路面と接する部分の高さが同じになったときが、道路交通法で使用が禁止されている溝の深さ1.6mmの状態。

つまりタイヤの使用限界。
ただ、この状態はすでにタイヤのウェット性能がかなり落ちている状態であり、雨の日にスリップしてしまう危険性がかなり高くなるでつ。
タイヤメーカーのブリヂストンによると、時速80kmでハイドロプレーニング現象つまり濡れた路面で高速走行をした際に、タイヤと路面の間の水に
よってタイヤが浮き上がってしまい、クルマが制御不能になる現象のテストをした際、残り溝7.5mmの新品タイヤでは、一部水膜に浮いている部分が
あったものの、ほとんどの部分は路面にしっかりと接地していたでつが、約50%摩耗したタイヤ残り溝3.2mmではかなりの部分が水膜の上に浮き、
タイヤの使用限界となる残り溝1.6mmでは、ほとんど路面に接地できていなかったでつ。

ブリヂストン調べではユーザーの約4割が残り溝3〜4mmで交換をしており、このタイミングでの交換は理想的。
もちろん残り溝1.6mmに達するまでは使うことができるでつが、雨の日も安心して走行するためには、このくらいのタイミングで交換しておくのがベスト。
タイヤの濡れた路面でのウェット性能は、タイヤの溝のトレッドパターンによっても変わってくるでつ。

一般的に、タイヤの周方向に沿って走る大きな溝が太く、かつ本数が多いタイヤは、排水性能が高く、ハイドロプレーニング現象を抑制する効果が高い。
タイヤが接地する面の水を素早くかき出すことで、タイヤと路面の密着性を維持しやすくなるため。
また、サイプつまりタイヤの表面に刻まれた細かい切れ込みが多いタイヤも、濡れた路面に対するグリップ力が高い傾向があるでつが、サイプは多くなるほど
ドライ性能を損なうことになるため、適度に入っていることが望ましい。
また、タイヤを組んだときの内側と外側の指定がある非対称パターンのタイヤや回転方向の指定のある方向性パターンのあるタイヤは、タイヤメーカーが、
直進時やコーナリング時にどのようにタイヤがグリップして欲しいかを考えて設計されているタイヤであるため、雨天時の排水性、コーナリング性能、操縦安定性など、
タイヤが最大限のパフォーマンスを発揮するように設計されているタイヤだといえるでつ。

そうはいっても、似たような溝が入っているタイヤの性能を、見た目で判断するのは、難しいものでつ。
そこで参考にしてほしいのが、日本自動車タイヤ協会によるラベリング制度。
タイヤメーカーへの忖度なしに、消費者に適切な情報を提供することを目的として、JATMAが自主基準として策定しているもの。

ウェットグリップ性能に関しては、a~d4段階のアルファベットで表されてるでつ。
aに近いほうがウェットグリップ性能が高いことを表すでつ。
ウェットグリップ性能と合わせて、タイヤの燃費性能を表す転がり抵抗性能AAA〜Cで表すからラベリングされているため、
タイヤを検討する際には大変便利。
各タイヤメーカーの公式サイトには、ラベリング結果の根拠となる技術解説や、製品ごとの性能が掲載されているでつ。

大手通販サイトや比較サイトでは、複数のタイヤを並べて比較できる機能も提供されているでつ。
タイヤのローテーションに位置縛りが出たり、タイヤの組み替え時には注意が必要となるでつが、こうしたタイヤトレッド面に
込められたテクノロジーを見て、ウェット性能を考えてみるのもいいでつ。

昨今のタイヤはウェット性能が飛躍的に高まっており、安心して走行できるようになったけど、油断は禁物。溝が十分に残っているタイヤであっても、
雨の日は、スピードの出し過ぎに気を付けて、車間距離をとり、急ハンドルや急ブレーキを控えるなど、慎重な運転を心がけることは必要。
雨が多くなるこの季節は特に、タイヤの状態を確認する日常点検を怠らないようにしないといけないでつ。
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