福島第一原子力発電所の放射性物質を含んだ「処理水」の海洋放出を巡り、政府は28日に関係閣僚会議を開き、
風評被害対策や賠償に向けた行動計画を決めたでつ。
風評被害で需要が減った水産物を買い取るため、300億円規模の基金を2021年度内にも創設し、
22年に業種別の賠償基準を定めることなどが柱となるでつ。
結局、安倍さんは処理水を解決出来ず、世界に大嘘付いて世界に恥をさらしたでつ。
日本政府というか総理大臣の無責任さが出てますなぁ~
東京電力福島第一原子力発電所の構内に立ち並ぶ巨大なタンク群。
中に入っているのは、汚染水を処理したあとに残るトリチウムなどの放射性物質を含んだ水、
「トリチウム水」や「処理水」と呼ばれているものでつ。
いま、この「処理水」をどのように処分するかが、福島第一原発の廃炉を進める上で大きな課題となってるでつ。
福島第一原発では、事故で溶け落ちた核燃料の冷却などによって1日140トンのペースで汚染水が発生。
この汚染水は敷地内の専用の浄化設備に送られ複数の吸着剤を使って多くの放射性物質が取り除かれるでつが、
「トリチウム」という放射性物質は取り除くことが難しく処理された水の中に残ってしまうでつ。
この水が大型のタンクにためられているでつ。
福島第一原発の構内に設置されたタンクの数はおよそ1000基。
容量はあわせて137万トンにのぼるでつが、すでに9割にこの水がためられていて、さらに日々増え続けているでつ。
タンクが満杯になる時期について当初、2022年夏ごろとしていたでつが、2020年1年間に発生した汚染水の量が
目標より少なく抑えられたことから先に延びる見通し。
貯留出来ないから海洋放出するというのが今の大筋のストーリ。
トリチウムは放出基準を大きく上回らない限り、環境や人体に影響は及ぼさない。
海洋放出は現在、世界中の原発で行われているでつ。
そのトリチウムとは、日本語では「三重水素」と呼ばれる放射性物質で、水素の仲間。
宇宙から飛んでくる宇宙線などによって自然界でも生成されるため、大気中の水蒸気や雨水、海水、
それに水道水にも含まれ、私たちの体内にも微量のトリチウムが存在。
水素の仲間で、水の一部として存在するため、水から分離して取り除くのが難しいのが特徴。
国内の原発では、1リットルあたり6万ベクレルという基準以下であることを確認した上で海に放出されていて、
福島第一原発では事故の前の2010年に2兆ベクレルあまり放出されているでつ。
トリチウムの生物への影響は…
トリチウムが体内に入った場合、体内の物質と結合して濃縮するのではないかというのもあるでつが、
こうした指摘に対して国の小委員会は、「体はDNAを修復する機能を備えている」とした上で、
「これまでの動物実験や疫学研究からはトリチウムが他の放射性物質に比べて健康影響が大きいという
事実は認められず、マウスの発がん実験でも自然界の発生頻度と同程度だった」としているでつ。
だけど策がないからとかどうしようもないとかで安易な決定みたいなとこあるでつ。
検討にはかなりの時間を要してる間、何をしていたのかということ。
安全を確保しない限り、人はともかく海洋生物にも影響がないようにしてほしいでつ。
そして原発事故で懸命に信用回復に努めた漁業関係者の努力も無にしないでほしいでつ。
そういう意味で、政府が責任を持って漁業を守ってほしいです。