5/23(土)、獣医師でこの3月まで鳥獣対策専門員して地域のサルやイノシシ等獣害対策を担当していたYさんのコーディネートにより、地元農家、県職員、大学生、森林整備団体の小田原山盛の会、およそ20名が江の浦の元みかん園約2aを整備しました。
現地は甘夏などの段々畑で、長らく放置された結果、
箱根竹が群生し、高木化したミカンの木にはツル植物が分厚く絡まっていました。
近年は二ホンザルの群れが周辺に定着し、追い払いの花火音も効果薄で、
美味しいミカンを食害される被害が続いています。
藪となった放置農地はニホンザルやイノシシの格好の隠れ家になるため、
整備によって獣害が減少する効果を狙って企画されました。
その後、サルたちは整備によってできた空間は、避けて通ることが分かりました。
このような放置農地は近年非常に増え、農地のササが侵入しササ地が蔓延したり、
放置農地が林縁化し、野生動物が農地に依存する状況を作り出しています。
先人が苦労して積み上げた石垣が次第にあらわれてきます。
しかし手入れのできなくなった農地を、やりたい人に斡旋する制度はまだまだ整っていません。
蔓延する竹林、放置農地、野生動物の住処と農地との境界ラインの整備は、
私が所属する小田原山盛の会の今後の取り組みの一つとして力を入れていきたいと考えています。
依頼、ご協力はこちらへ。
http://blog.goo.ne.jp/burinomori/e/7aed251443c98b410bc9a4a8f98a1597
(写真;小田原山盛の会 堀井久栄)
(ブリ森のらこ記)
現地は甘夏などの段々畑で、長らく放置された結果、
箱根竹が群生し、高木化したミカンの木にはツル植物が分厚く絡まっていました。
近年は二ホンザルの群れが周辺に定着し、追い払いの花火音も効果薄で、
美味しいミカンを食害される被害が続いています。
藪となった放置農地はニホンザルやイノシシの格好の隠れ家になるため、
整備によって獣害が減少する効果を狙って企画されました。
その後、サルたちは整備によってできた空間は、避けて通ることが分かりました。
このような放置農地は近年非常に増え、農地のササが侵入しササ地が蔓延したり、
放置農地が林縁化し、野生動物が農地に依存する状況を作り出しています。
先人が苦労して積み上げた石垣が次第にあらわれてきます。
しかし手入れのできなくなった農地を、やりたい人に斡旋する制度はまだまだ整っていません。
蔓延する竹林、放置農地、野生動物の住処と農地との境界ラインの整備は、
私が所属する小田原山盛の会の今後の取り組みの一つとして力を入れていきたいと考えています。
依頼、ご協力はこちらへ。
http://blog.goo.ne.jp/burinomori/e/7aed251443c98b410bc9a4a8f98a1597
(写真;小田原山盛の会 堀井久栄)
(ブリ森のらこ記)