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想い出の時を刻む

趣味を楽しみながら、今日の思いや出来事を綴り、想い出として残していく日記

さようなら、たま駅長!

2015年06月25日 | 感想

 今朝のニュースで、あの有名な三毛猫の「たま」駅長が亡くなったことが大きな話題としてとりあげられていた。

 

 私も時々、ニュースなどで「たま」駅長のことは聞いて知っていたが、実際に見に行くほど興味はもってなかった。だが、今日のニュースを聞きながら、「たま」駅長がいかに有名な存在だったのか改めて知ることができた。

 

 過疎と赤字で悩む和歌山電鉄の貴志川線を一躍有名にし、ローカル線の救世主として登場した、三毛猫駅長の「たま」は本当に多くの人に愛され可愛がられたと思う。世の中に沢山の猫がいるし、様々な所で猫を主役にし、イベントや町お越しなどを企画しているが、これほど有名になった猫は最近では本当に珍しいことだと思う。

 

 その人気の理由はいろいろあると思うが、私は当時、長引く不況のなかで人間関係がなんとなくギスギスしている時に、それこそローカル線復活のキャンペーンで登場した「たま」の姿が人々の心の癒しになったのと、その人気のおかげで実際に乗客が増加し、和歌山線を復活させた功績が大きく、それがまた、マスコミを通して全国に知らされたからだと思ってる。

 

 もう一つ私が驚いているのは、世の中に本当に猫好きの方が多いということだ。でなければ、いくら「たま」の登場で人気が出たとしてもローカル線を復活させるほどの変化をもたらすことはできなかったと思う。

 

 そんな人気者の「たま」が亡くなり、これから次の駅長がどうなるか心配だが、いい後継者が出てきてまた、地域活性化のヒーローになってほしい。

 

 また、動物の人気で地域が元気になるのは大いに結構だが、世の中をもっとよくする人間のヒーローがでてきてほしいと願うのは私だけだろうか・・・

 

 

 

 


まるで修行僧

2015年06月24日 | 野鳥

 今日は以前撮ったアオサギの写真を紹介します。たった一枚の写真ですが想像力をはたらかして、よく見るといろんな姿に似ているのでおもしろいと思い紹介します。

 

 いつもの様にぶらりと川の畔を散歩していると、群れで遊んでいる水鳥たちの姿が見えたので、可愛くなり何枚か写真を撮ってみた。珍しくもない水鳥たちの遊ぶ姿だったので、写真を撮った後すぐにその場をさろうとしたその時である、突然、空から大きな鳥が目の前に降りてきたのである。よく見るとアオサギだった。

 

 ところが、このアオサギが降り立った場所は、写真を見るばわかるように、川の流れを止めている堰の真ん中の支柱の舞台のような台座の上に降りて来て止まったのである。

照明を当てれば俳優のようだ。

 その光景を見ていた私はその時、このアオサギがまるで「私も一緒に写真を撮ってください」と言って降りて来たように思えて、思わずその場でカメラのシャッターを切ってしまった。

 

 それも丁度、柱の真ん中に降りてきてポーズをとるように佇んだから、まるで舞台俳優気取りに見えたから不思議だ。

 

 普段アオサギは一年中どこでも見られるので、写真を撮ることはほとんどないが、あの日だけは珍しく、その光景がすごく想像力をはたらかしたので、つい刺激を受けて一枚撮ったのだった。

 

 だが、その写真も後で確認してみると、どっちゅう写真でもなかったので、何の考えもなく、ただPCに保存しておいただけだが、今日、これまでの写真を整理しながら、もう一度その写真を見てみると、なんと今日はあのアオサギの姿が、町でよく見かける修行僧の姿に見えたので、思わずハッとしてしまった。

 

 目をつむり、一本足でじっと佇んでいるアオサギの姿は、まるで僧侶があの笠を頭にかぶり、じっと立ち止まってお経を読んでる姿によく似てるように思えてならなかった。

 

 一枚のなにげない野鳥の写真をみて、こんな想像力がはたらくとは思いにもよらなかったが、だからこそまた、写真が面白いとも言えるのではなかろうか。

 

 


沖縄戦から70年

2015年06月23日 | 感想

 今日は沖縄戦が終わって70年になる日である。戦争の経験のない私だが沖縄に行ってみて激戦の跡地や慰霊塔などを訪ねながら、戦争の恐ろしさや悲惨さを肌で感じた事を今も忘れられない。

 

 毎年、この日を迎えるのだが今年の沖縄慰霊の日は特段の思いがする。それは今、まさに国会で安保関連法案が論議され、日本の命運が決められようとしてるからである。

 

 中国や北朝鮮の脅威が増して、日本の安全と領土が脅かせている、だからもしもの場合に備えて国民と領土を守る事を常に考えておかなければならないと政権が盛んに叫んでいるが、本当にそうだろうか。

 

 日本から他国を見ると核を保有した北朝鮮や中国の軍事力と領土の拡張戦略が確かにそうしたように見えるかもしれないが、逆に他国から日本を見る時、日本をどう見えるだろうか?

 

 世界最大の軍事力を誇るアメリカと強固な軍事同盟を結び、近代兵器を備えた自衛隊がおり、原子力発電所を稼働させ、たくさんのプルトニュームを保有している日本を見る時、相手もやはり日本に対して脅威を感じていないのかと考えてみる必要はないだろうか?

 

 戦争には常に大義名分があり、そこには必ず平和という言葉が先に語られる。だが、そうして始まった戦争の結末は多くの犠牲者を生み出し、人々の貴重な財産が破壊してきた。

 

 特にこれから、もし本格的な戦争が起きるとすれば、それは過去の戦争とは比べものにならない戦争になり、高度に発達した近代兵器は人類を破滅に追い込む本当に恐ろしい戦争になるだろう。

 

 そんなことを、想像もしたくないが、世界各地で様々な紛争の火種が飛び交っているとき、個別的自衛権であり、集団的自衛権んであっても、それが紛争に介入するきっかけとなり戦争にまで発展すれば、日本は再び悲惨な歴史を繰り返すことになるだろう。

 

 戦争では、絶対的勝者もいなければ、敗者もいないし、一方だけが破壊つくされ、一方は無事だというような戦争は絶対にない。

 

 今、戦争体験が風化し、若者の間では戦争がゲーム化して、本当の戦争の恐ろしさを経験したことない現代人の私たちが間違いを起こさないと断言はできない。

 

 だから、いまの安全保障関連法案に注目し、日本が誤った道に進まないようにしなければならない。何度も同じ話をしているが「後悔先立たず」を決して忘れてはならないだろう。

 

 願わくば、他国からの脅威を憂うなら、力による対抗ではなく、対話と高度な外交力を発揮して日本の平和を守ってほしい。なぜならば私は日本人がそうした知恵と能力をもった素晴らしい民族だと確信してるからである。

 

 沖縄戦の慰霊の日を迎えた今日、私たちは沖縄での悲惨な戦争の歴史を忘れることなく、日本の平和と安全を守り平和な未来の築いていくため、みんなが行動しなければならないと思う。

 

 戦争の足音が聞こえて来そうな今日の状況を変えることができるのは私たち一人、一人である。

 

 

 


元気です。

2015年06月22日 | 野鳥

 暫く、アオの姿をアップしてなかったので、今日はアオの元気な姿をお見せします。

 久しぶりに見るアオはかなり成長していて、もう、完全に大人です。顔が親鳥と同じようになり、身体も一回り大きくなったような気がします。やはり野鳥の成長は人間に比べかなり早いです。

 

 今日、アオの食事風景をよく観察してみると、エサの皮むきを嘴でうまくしてました。私が見た限りではかなり小さい皮付きの実でしたが、それをクルクル回しながら皮を剥いで食べていました。

 食後の羽伸ばし

 スズメもれっきとした野鳥。その姿を毎日見ていると、まるで犬や猫をペットで飼ってるように人と同じく、アオが本当に可愛くなってきて自然と愛情が深まり毎日見るのが楽しくてたまらなくなってきました。

 

 


知人と共に

2015年06月21日 | 感想

  昨日、アメリカから知人が夫婦でやって来た。ある仕事がきっかけで、彼らと知り合うことになったのだが、日本は初めて来たそうだ。



 仕事の関係で日本を訪れた彼らは 昨日、今日と予定された仕事を無事に済まし、午後になってようやく少し時間の空いたので、彼らを休憩と観光を兼ねて明石海峡大橋に案内した。



 彼ら夫婦はアメリ暮らしをしてきだけに、橋を見たとたん「サンフランシスコに来たようだ」と言いながら、懐かしむように初めて見る橋に感動したり、驚いたりしていた。さすがアメリカ在住者だ。



 特に、今日は天気もよく、高いところから淡路島や四国などがよく見えたので、目の前に広がる絶景を嬉しそうに眺めながら堪能していた。




 そして、盛んに「神戸の景色は綺麗だ、綺麗だ」と語りながら、つかの間の観光を楽しんでくれた。



 忙しく日程をこなしたので、彼らを休ませるべきか、観光させるべきか迷ったが、世界一の橋や舞子の景色を見ながら観光を楽しんでる姿をみていると、無理にでも連れてきてよしかったと思いホットした。




 余談だが、午前中はお寺で懇親会を開いたのだが夫人が講師となり日本訪問の感想などを話していたが、非常に話が上手なので、参加者がみな感動してた。


 そんな中で私は何度か同じ話を聞いていたので、退屈だから外ばかり見ていた。寺の周りには竹藪があったので丁度その時、ウグイスが講師の話し声を掻き消すように大声で鳴いていた。なかなか立派な鳴き声だったので、聞き惚れてしまった。




 そこで珍しいとばかりに、その姿を必死に探してみたが木陰に隠れていくら探しても見つけることが出来なくて残念だった。



 その代わりと言えば何だが境内の床にスズメさんがいたので、写真を撮らせてもらった。






 晴天の日曜日、朝から知人の案内で少し大変だったが、共に楽しい時間を過ごすことが出来て本当によかった。