想い出の時を刻む

趣味を楽しみながら、今日の思いや出来事を綴り、想い出として残していく日記

やられた!

2015年06月26日 | 動物

 昨日はローカル線の救世主、三毛猫の「たま」駅長の話をしましたが、今日は迷惑猫の話をします。

 

 以前にも何度か申し上げましたが、私は家の小さな庭で鉢花を育てています。この時期は色鮮やかな花が多くてそれを買って来ては庭に飾って楽しんでいます。

 

 ところが、こんな思いのこもった私の庭の鉢植えですが、これまで年に1.2度、私が仕事を終えて自宅に帰ると、棚から落ちて壊れていることがあってショックを受けたことがありましした。人のイタズラか、風か、または動物のイタズラなのか見たことがないので犯人を特定できずただ悔しい思いだけをしてきました。

 

 でも、こういったことが頻繁に起こっていれば、必死に犯人を捜しますが、滅多にそんなことが起きないのであまり気にせず過ごしてきました。

 

 しかし、その滅多にないことが今日また起きたのです。私が家でテレビを見ているとバタンと何かが落ちる鈍い音がしたので、何があったのだろうかと窓を開けて外を覗いて見ると、ブロック塀の上に若い猫がこちらを見ながら、佇んでいました。人を見ても恐れないのを見るとどうも飼いネコのようでした。

 

    実際のイタズラ猫はこの猫ではありません。

 そこで、その猫のいるブロック塀の真下を覗いて見ると、なんと2つの植木鉢が壊れていて花が無残な姿を晒していたのです。それを見た私は一瞬「やられた!」と声がでるほど腹がたち、折角の花をメチャメチャにした、その猫を追っ払おうと、シッ!と声で追いやりながら睨みつけたのですが、なんとその猫は逆に私を睨み返して、逃げようともしなかったのです。

 こうなれば、私もじっとしておれず腹がたった勢いのまま直ぐに玄関のドアを開けて、外に出て行き猫に向け箒を振りかざすと、さすがに猫も驚いて少し離れたところへ逃げていきました。ところが、この猫また直ぐに逃げるのをやめて、こちらを覗いていたのです。本当に憎たらしい猫でした。

 

 今日、ようやく我が家の鉢植えを壊した犯人が「猫」であるとハッキリわかりましたが、人間じゃないので犯人を捕まえることも、懲らしめることもできず悔しい思いだけさせられました。

 

 昨日のアイドル的な「たま」駅長のほのぼのとした話を考えると、同じ猫でも可愛くて抱きしめてあげたい気にもなりますが、こんなイタズラ猫はいくら姿が可愛くても見たくもありません。