想い出の時を刻む

趣味を楽しみながら、今日の思いや出来事を綴り、想い出として残していく日記

慰められた散策

2015年01月31日 | 野鳥

 母の死亡による事後処理のため役所やら、お世話になった方々に対する挨拶がてら、ぶらりと近くの公園に出かけてみた。時折雪の降る寒い中でカメラ片手に公園を歩いていると、いつもの野鳥たちが、私を温かく迎えてくれた。

 

 寒さが厳しかったので、今日は出会いがないだろうと思いつつ、微かな希望を持って公園を歩いていると、寒さなんて関係ないとばかりに、野鳥たちは元気に動き回っていた。珍しい鳥は見つからなかったが、見慣れたツグミやヒヨドリ、モズ、メジロ、ヤマガラ、カワラヒワが私を迎えてくれた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 また、公園を散策しているとピンクや赤い色の山茶花が綺麗に咲いて淋しい姿の公園に色を添えていたし茅葺屋根の休憩所がなんとなく心を和ませてくれた。

 

 

 

 忙しく過ごしたこの一週間だったが、今日のつかの間の散策のお蔭で久しぶりに野鳥たちに出会い、公園の木々や赤やピンク色の花を見ることができ、ぽっかり空いた心をすごく慰めてもらったような気がした。


旅立ち

2015年01月30日 | 日記

 母が旅立たれた。95歳であった。2年に及ぶ介護の甲斐もなく静かに目閉じられた。床に臥してから僅か4日で亡くなってしまったから、あまりにもあっけない幕切れに今も戸惑いを隠しきれない。

 

 95歳と云えば長寿であり、病気で長く苦しむこともなく息を引き取られたから幸せな幕切れだったと思う。

 

 忙しなく葬儀を無事にすませて、今一人で母の居ない部屋にぽつりと座っていると、在りし日の母の姿が想い浮かび、悲しみがまたこみあげてきて仕方ない。

 

 母が生きてきた95年の歳月を振り返ると、それはまさに波乱万丈の人生だったと思う。

 

 20世紀半ばのあの戦争の時代から、食べる物に苦しんだ戦後の時代を必死に生き抜き、そして激動する歴史の変化に翻弄されながらも一途な人生を歩み続け、今日まで自分のすべてを捧げ夫や家族を守り抜いてきた母の人生は本当に苦難に満ちた人生だったと思う。そして母のその人生を想い浮かべながら家族に対する母の愛情の深かさと苦難を生き抜いてきたその強靭な精神力に胸が熱くなる思いである。

 

 ただ、95の長寿を全うしたとはいえ、人生の大半を自分の為でなく家族のため捧げてきた母の過酷な人生を想った時、母に幸せな時間をもっと沢山与えられなかったことが悔やまれてならない。

 

 母はもうこの世にいない。だが、母の遺したその深い愛情と強い精神力に学び、私も家族や、人々の幸せの為、自分なりに精一杯生きていこうと思う。

 

 

 

 


お休み

2015年01月27日 | 日記

 お忙しい中ご訪問していただきありがとうございます。諸般の事情で今日は記事を投稿できなくなりました。ご理解くださり、今後ともよろしくお願い致します。

 


根比べ

2015年01月26日 | 野鳥

 スズメさんが相変わらず来てくれません。今日は雨で寒いのか屋根の上でじっと佇んでいます。

 

 いつもは家のベランダにやって来るのに今日は寄りつこうともしません。もう完全に見捨てられたのかな?こうなれば私とスズメさんとの根比べです。最近はやりのカウントダウンでもしょうかな。今日でスズメの学校が出来て4日過ぎたので後なん日、経てばスズメの学校に登校してくれるか…数えてみることにします。

 

 スズメさん!意地を張らずに早くこちらへ来てごらん。餌もあれば、水もあるよ。おじさん気をながくして待ってますよ。

 

 

 

 

 おじさん、スズメさんもいいけど、私も見て下さいとメジロがやってきました。

 

 

    何故かスズメとメジロがいつも仲良く遊んでいます

  


スズメさんの登校拒否続く

2015年01月25日 | 野鳥

 こんな記事の中で申し訳ございませんが、このブログを閲覧してくださった皆様、そしてあたたかいコメントを寄せてくださった方々に心より御礼申し上げます。

 

 つたないブログを始めて早や2か月が過ぎました。いろいろ気まぐれに何かを書いてみようかと思いつきブログを始めたものの、ほかの方のブログを拝見すると、恥ずかしいばかりで、気持ちが折れそうにもなりましたが、人を気にせず自分のスタイルで書き綴れば、それはそれでいいとポジティブに考え頑張っているしだいです。これからもおおらかな気持ちで見ていただければ幸いです。

 

 さて、今日はスズメの学校の続編です。この前、紹介したように我が家にいつも訪ねてくる可愛いスズメさんを思い、手作りの小さな餌場(自称ースズメの学校)を作りましたが、どうも出来が悪いのか、それとも神経質のせいか、あれから数日が過ぎても未だ登校拒否にあってます。人間社会と似てスズメさんの気持ちを分かってあげなければ、学校には来てくれないようです。

 

 

 

 

 

 数日来、母の看病でどこにも行けないので、家にいるといつものようにスズメさんの鳴き声が聞こえてくるので、期待をもってベランダから学校を覗いて見ると、近くまでは来ても学校には訪ねて来てくれません。くやしいけど仕方ないかな…

 

 

 

 

 我が家の向かいの家の庭木には群れて来てはいるんだけど、冷やかしなのか、あるいは餌が欲しくても我慢をしてるのかスズメの学校にはソッポを向いたままです。こうなれば私と根比べになりそうです。(いつか必ず訪ねて来れるはずなので、その時はまたお知らせします。興味のある方は期待して待って下さい。)

 

こちらを覗きながらじっと我慢してます。

 

 そこで、今日は私を冷やかしにきた、可愛いスズメさんたちの姿と、一緒に遊びに来ていたヒヨドリやメジロさんを紹介します。

 

 

                   

             ※いずれの写真も家の2階の窓から撮った写真です。