▼潜っても頭の毛は立ったまま…
今朝、近くの小さな川へ水鳥を見に出かけました。着いて見ると可愛いヒドリガモとコガモがいつものように仲良く餌採りをしていました。
そんな和ましい身近な水鳥たちの姿をカメラで捉えようと写真を撮っていると、突然、私の視界の中にサッと飛び去っていく青い鳥の姿が飛び込んできたのです。とっさに、なんだろうと思い、レンズから目を離して、直ぐに飛び去る鳥の後ろ姿を目で追ってみましたが、何の鳥だか、はっきり判別は出来ませんでした。
直観的にカワセミではないかと思えましたが、一瞬の出来事だったので、その鳥を追うのは諦めて、また、元の水鳥たちの姿を撮り続けていました。
ところがその時でした。驚くことに、なんと先ほど飛び去っていった、あの青い鳥が、再びス～ッと飛んできて、今度は目の前の川岸に止まるではありませんか。まるで写真を撮ってくださいと再び現れたようで、本当に驚きました。
その鳥は、間違いなくカワセミでした。私は予想外の飛び入りに、嬉しさで手が震えるのを必死で堪えながら、青色の羽根が眩しく輝くカワセミの見事な姿をカメラで捉えることができました。
ただ、偶然の遭遇でカワセミも私の姿を見て驚いたのか、あっと云う間に、その場を離れて何処かへ飛んで行ってしまいました。
春の暖気が漂う、日曜の長閑な雰囲気を満喫しながら、可愛い水鳥たちの姿に心を和ませ、おまけに突然の来客だった、華麗なカワセミの姿まで見ることができて、今日は嬉しい一日となりました。
▼飛び入りのカワセミ
本格的な冬の到来までには、まだ、先が長いが、そんな時期でも冬の渡り鳥たちは季節の移り変わりを敏感に感じ取り、南への渡りを始めているようです。
今日は、久しぶりに近くの湖に出かけてみましたが、思ったより沢山の水鳥たちがすでに帰ってきていて、長旅の疲れをとるように水の上で羽を休めていました。
明日から、少しずつ寒さが増していくと天気予報で伝えていましたが、それにつれて、これからカラフルな冬の渡り鳥たちも沢山帰ってきて、湖をもっと華やかに賑やかしてくれるでしょう。それが今から楽しみです。
