いつも出かける近くの川に冬の到来とともに毎年20羽ほどのヒドリガモがやっていきていました。昨年暮れも、例年のように慣れ親しんだ川にやって来て、仲良く屯している姿を見せてくれて、通りすがりの人々の目を楽しませてくれていました。
それが先日、川に行って見ると、ヒドリガモの姿が一羽も見えなかったのです。「あれっ」と不思議に思い、あたりを探し回りましたが、やはり姿を見つけることができませんでした。その日は仕方なく諦めて帰りましたが、どうも気になり、次の日もまた川に出かけてみました。残念ながらやはり姿は見えませんでした。いつも出会う水鳥たちの姿が急に見えなくなると、淋しいものでした。
そんな淋し思いを抱きながら川辺を歩いていると、川岸に大きな工事現場が見えてきました。そこに行って見ると年明けから河川の浚渫工事をするという看板が立っていまました。そこで改めて川の上下を覗いて見ると、鳥たちがいた場所から少し離れた所で大きな重機が川に降ろされて浚渫工事をしていたのです。これではさすがに人馴れしたヒドリガモも怖くてその場におれないと、ようやく鳥たちの姿が見えなくなった理由を知ることができたのでした。
いつものヒドリガモたちがどこへ飛んで行ったのか知る由もありませんが、今は、どうかこの冬をどこかで無事に過ごし、来年も再び慣れ親しんだ我が町の川に戻って来てくれることを祈るばかりです。
初日の出をひと目見ようと沢山の人々が海辺に集まっていた。そして待ちわびていた太陽が顔を覗かせると一斉に歓声が自然と上がってきた。
その歓声が静まると一瞬の沈黙が続いた。みんなそれぞれの思いを初日の出を眺めながら祈っていたのだろう。写真はそんな様子を捉えたものですが、今日は皆さんの願いが成就されることを願いながら載せてみました。
昨日と違って今日は寒の入りらしい寒い朝だしたが久しぶりに公園に出かけてみました。すると緑の葉っぱが沢山生い茂った木陰から鳥の鳴き声が聞こえてきました。
静かに鳴き声が聞こえてくるところに近づき、そっと木陰を覗いて見ましたが、葉っぱのおかげでなかなか姿は見えません。幸い鳥の方も私の姿が見えないのか、枝から枝へと小刻みに移りながらしきりに鳴き続けて園田に居続けてくれました。
そこで私も暫く少しその場に立ち止まり、木陰で動き回る鳥の姿を見つけるため、ずっと木陰の中を覗き続きました。時折、鳥の姿が少し見えたりしましたが、それが何の鳥りだか暗くてハッキリわかりません。
いくら覗いても姿をはっきり捉えられなかったので、私がしびれをきらし、諦めてその場を離れようとしたその時でした、一瞬、陽射しが木陰にそそがれた木の枝に野鳥の方から姿を見せてくれたのです。
その鳥が何だか、はっきりわかりませんでしたが、私が見るには多分ウグイス?だったと思われます。寒い冬ではなかなか出会わない鳥なので、時ならぬ出会に本当に驚きました。
今日はそんな一瞬の出会いで捉えたウグイスの姿です。