※ローインパクトキャンプ※
野外活動をおこなうとき、できるだけ自然環境に影響を与えないにする事をローインパク トという。現実にはなかなか実行が難しいこともあるが、次の《地球を傷めないローインパクト(Low Impact)・キャンプの7つの鍵》を野外活動の目標にしてみよう。
Key l 事前の調査
① 鉄道やパスを利用できるコースのキャンプ地を選ぶ。
② 10人以下の小人数で行く。
③ 服装は地味な色のものを着て、鳥や野生動物を驚かさない。
④ 弁当を持参して、ゴミを出さない。
Key2 装備
① 人の力で運べる道具を選び、自動車に頼らない。
② ゴミを出さない資材を使う。
③ 食料は地元で手に入れる。
Key3 キヤンプサイト
① 日当たりのよい平らな場所を選ぶ。
② そこに住む動植物を傷めたり、地形を変えることはしない。
③ 1ケ所に4日以上滞在しない。
④ 現状復帰に心がける。
Key4 火の取り扱い
① 燃料は持参するか買って行き、自然のものを傷つけない。
② 炊事の火は地面から離した空き缶コンロなどを使い、地中の生態系を傷つけない。
③ キャンプファイヤーは地面から離した缶や断熱用の金属板の上に組み、地中の生態系を傷つけない。残り火は湯沸かしなどに利用しエネルギーを無駄にしない。
Key5 衛生
① 食料や食器は衛生的に貯蔵する。
② 手に傷がある物には調理させない。
③ その都度ちょうりしたし新鮮な物を食べ中毒を防ぐ。
④ 身体を清潔にし、汗をかいたままの下着で寝ない。
⑤ 便所は宿泊所から十分に離し、また自然の流水を飲み水等として使用する場合は
50メートル以上離して設置する、使用後は土をかけ穴を掘ったときはフタをして、ハエ等を防ぐ。
Key6 廃棄物
① ゴミは持ち帰るか、地元の収集ルールに従って処理してもらう。
② 洗濯や食器洗いの排水は、濾過し浅い穴に流し穴にはフタをする。
Key7礼儀
① 野生の生態系や地形を乱さない。
② その土地の良い習慣に従う。
③ 写真や絵等で記録するほかは何も収集しない。
④ 活動の跡は残さない。残すのは感謝のみ。
この自然の中で、人は特別な存在ではないことを知っておこう
自然界の動物・植物生物達と共存しているのだから(^_^)v