ちなみに彼からゲームボーイ版のテトリス借りパクしてます

2015年04月30日 23時44分19秒 | 日記
まだ春だというのに蒸し暑くてげんなりしているけど一方で嬉しくもあったりもする。
何故なら夜は適度に涼しくなるので俺にとって絶好の散歩シーズンの到来であるからだ。
秋の夕方に風に揺れる稲を横目で見ながら散歩するのもそれはそれで趣があるのだけど
俺が一番好きなのはこれから梅雨へと入っていく数ヶ月間。田んぼ道をカエルの鳴き声を
聞きながら歩くのがなんとも言えずに好きなのよ。

とは言ってもまだカエルのシーズンでは無いので今日は少しコースを変えて小学時代の
通学路を久しぶりに歩いてみた。小学校方面は何も無くてこういう機会でも無ければ
足を運ぶことも無いからたまには良いだろうと思って当時を思い出しながら歩いた。
当時のクラスメイトだった連中の家についている明かりを見ながら今を何をしている
のだろうかとか考えたりしながら。30分程歩いた所で小中学時代に一番仲が良かった
小川君の家の前に近づいてきた。小川君は格ゲー好きのグループの一人でよく一緒に
ゲーセンに行ったりしたりファイプロのエディット機能で麻原彰晃なんかを作って悦に
いっていた俺にとっての数少ない理解者だったのだ。てか俺より質量ともに上回ってる
下らないエディットレスラーを作ってスーファミのターボファイルに補完していたなぁ。

残念ながら違う高校に行ってからというもの小川君はバンド活動に性を出すようになり
俺はインターネットを手に入れたばっかりこのザマになってしまったので次第に疎遠に
なってしまった。もうそれぞれに高校で知り合いも出来たし共通の話題もなくなったから
こんなもんなんだろうと思っていたし、次第と小川君が頭に浮かぶ事も無くなっていく。

ところが高校卒業を数週間前に控えたある日の帰り道にばったりと小川君と会う事になる。
声を掛けたのは向こうから。あんだけ疎遠になったと思っていたのにおう久しぶりなんて
当時と変わらない様子で。こんなに疎遠になっていたのだからもはや盛り上がる話題なぞ
無いと思っていたのに小一時間立ち話、そして近いうちにまたちゃんと時間をとって話を
したいななんて言い合いつつ別れた。

・・・小川君とはそれ以来会っていない。

8年前に行った中学の同窓会(俺がクラスメイトの女子の名前忘れてたからすっとぼけて
マライアキャリーとか言って言い逃れしようとしたらキレられた時)で人づてに都内で
一人暮らしをしているらしいと聞いたのが最後でそれ以降は消息すらつかめないまま。
恐らくもう連絡を取ろうとしても迷惑がられるだけだろうと心の中では思いつつ一方で
生きていればまたどこかで会えるかもしれないと未練がましく思っている俺にとっては
小川君の実家がある道中はなんとも言えない気持ちになる・・・。

まぁその・・・そんな気持ちになるのも今日で過去形になっちゃったんだけどね・・・。
確かに通るの1年ぶりだけど跡形もなくなくなってるなんてまさか思いもしなかったよ。
「生きていればいつか会える・・・かぁ」何て自嘲気味になりながら帰路についちゃった。
てな訳で今年の散歩シーズンは少しほろ苦い幕開けとなったのでした
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