逃げ腰

2020年10月14日 23時39分03秒 | 日記
俺の狭い人付き合いの中でも俺を聞き上手な人だと言ってくれる人が希にいます。
 
いるのですが単に俺がこだわりが薄い人間で会話の中で我を通す事が少ないし
衝突が面倒だから自分がとりあえず気分を害さないような相槌であったりとか
話の膨らませ方をする癖がついちゃってるからってだけだと思うのですね。
 
好きなものの話題に見当違いな返しとかしちゃうと気分悪いだろうから
勘所は外さないようにとりあえず相槌を打っているだけのパターンも多くて
失礼ながら爆弾処理みたいな気持ちで話す事も少なくはない。
 
だからそう言われると嬉しいは嬉しいけど反面心苦しくもあったりして。
 
ただ、拘りが薄くて好きなものをカジュアルに貶す事に抵抗があんま無いお陰か
取り敢えず自分の好きな事を話している時(そういう状況は少ないけど)は
相手側がその話題に興味が無くても聞いてもらえる事もあったりするので
悪いことばかりでは無いかな・・・とも思ってはいる・・・。
 
でも根っこはオタク気質なので薄いとはいえ拘りだってあるし
何なら自分のことを知って貰いたいという欲だって勿論あって。
 
だから今日休み時間に以前書いた例の後輩から絵とか描くんですかと
聞かれた時に一応描けるし同人とか出した事もある(嘘ではない)よと
いつもより踏み込んだ返答をしてみたところ返ってきたのが
 
「へー」
 
 
・・・で終わりだったので俺がいつも条件反射的にやる相槌も
無駄ではなかったのかもなと自分をちょっと褒めたくなりました。
 
やっぱ俺が好きな事をあけすけなく言える場所はここしかないね。
 
 
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