そしてヒゲじいは淘汰される

2013年01月15日 20時56分46秒 | 日記
ネアンデルタール人は現生人類よりも体が大きいものの野蛮で知能も高く無いという考え方が長く定説だったみたい。
しかしながら近年の研究によると現生人類よりも体も大きく頑丈である部分は据え置きで何と現生人類よりも知能が高く
ネアンテルタール人の間の文化も発達しておりネアンデルタール人が描いた可能性が高い壁画まで見つかったのだそうな。
それを聞いた「じゃあ何で滅びたんだよ」と同時に思ったのだけど・・・何とその明確な原因はわからずじまいとの事。
イマイチ釈然としなかったのだけれど有力な仮説の一つにネアンデルタール人は声帯が高い位置にあり母音しか発音できず
現生人類に比べると圧倒的に言葉でのやり取りが不得手だった・・・というのがあるらしい。現生人類の方は言葉で正確な
狩りの作戦を伝える事ができたが為にネアンデルタール人にとって狩りの時に不利に働き氷河期を生き残れ無かったのでは
ないか・・・と、さっきから「みたい」とか「らしい」とかばっかりで恐縮なのだけれどもどうあれ強く知能もあった
ネアンデルタール人が滅びて弱く知能も低かったのが現生人類であるという事は動かしようもない事実。
最近この事を知っておいどんはかぁ~んなりびっくりすると同時にダーウィンの有名な言葉も思い出した。

『強い者が生き残ったわけではない。賢い者が生き残ったわけでもない。変化に対応したものが生き残ったのだ。』

そして同時に強い訳でも無く賢い訳でもないのに時代の流れについていけてるとは言い難い自分を鑑みて少し複雑な気分に。
こういうのを同列に語るのはナンセンスだとは解るけど最近の時勢の流れの中にも受け入れるのには抵抗があるものが幾つか
ある自分にとって非常に耳が痛い・・・。数日前に年々オタ趣味に対して執着が薄れて来ているとチラ書きしたのも現在の
オタク文化に、そしてそれを嗜む大多数の人達が作る流行や風潮に合わせられなくなってきている事が要因であるからして
変化に対応してまで無理に楽しもうという気概が、ここ数日で言えば千本桜騒動でわめき散らしている様な人と共存しよう
という大らかさが自分には持てない。こんな事を言ううと懐古と言われちゃう現状にも・・・と、いつもの様に鬱入りそうになった
のだけれどダーウィンの言葉を確認する為にググった時に同時に嬉しい発見もあった。それは上記の言葉が実はダーウィン本人が
言った事では無く創作なのだという事。という事はあのダーウィンが言った事でないのであれば『変化に対応』するという事が全て
ではない(どんだけダーウィン信頼しとるんだ)というこっちゃ。そんな訳で現状が自分に合うように変化してくれるように祈りながら
今日の所は希望を持ちつつ〆る事にします。


余談ですがダーウィンは『子をたくさんつくるものがこの世に生き残る』と強調しとったそうな・・・。
お・・・俺・・・おもっくそアウトじゃないですか・・・それ・・・。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする