元サラリーマンの植物ウォッチング第6弾。写真はクリックすると大きくなります。
多摩ニュータウン植物記Part6
クロヤツシロラン・8~花粉
ラン科オニノヤガラ属の「クロヤツシロラン(黒八代蘭)」。写真は幅1.5センチほどの小さな花を拡大したもの。花の上部の白いツノに花粉塊が乗るが写真では既に無くなっている。その下は蕊柱で左右の腹部に半円形のオレンジ色の翼が拡がっている。その奥に雌蕊の柱頭がありそこに他の花から運ばれた白い花粉が付いている。中央下部は唇弁で自身の花粉塊が残っている時は雌蕊を隠しているが、花粉塊が持ち運ばれるとゲートが下がり受粉態勢になる。唇弁の先端には黄白色の毛が密生している。これは下柚木の雑木林のもの。
コメント ( 0 ) | Trackback ( )
« コアゼテンツ... | ヤマノイモ・1... » |
コメント |
コメントはありません。 |
コメントを投稿する |