元サラリーマンの植物ウォッチング第6弾。写真はクリックすると大きくなります。
多摩ニュータウン植物記Part6
マツグミ・2~蕾
高尾山“1号路”で常緑樹に寄生している「マツグミ(松茱萸)」。マツグミ科マツグミ属の半寄生常緑低木で雌雄異株。関東地方以西の山地に生育しておりマツやツガなどの常緑樹に根を下ろす。花期は7~8月で枝の脇から集散花序を出し赤い筒状の花を咲かせる。写真は高さ20メートルほどの樹を見上げて望遠レンズで撮ったものを更にトリミングしているので何とか赤い花らしきものが確認できるが肉眼ではこの“赤”は全く見えない。『きっとあの辺りだろう。』と思って数枚撮ったものに何とか写っていた。花冠の先が閉じているように見えるのでおそらく蕾だろう。
コメント ( 6 ) | Trackback ( )
クルマバナ
シソ科トウバナ属の「クルマバナ(車花)」。日本全土の陽当たりの良い山野に生育する多年草で草丈は70~80センチ。8~9月に茎先に車状の花序を数段付ける。花冠は淡紅紫色で長さは7~8ミリ。雄蕊は4本ある。これは奥高尾“小仏城山”で植栽されているもの。
コメント ( 4 ) | Trackback ( )