Beautiful☆Life

ひとりごと

南大門の復元

2008年02月14日 | 差し障りの無いブログ


 先頃放火によって焼け落ちた韓国の首都ソウルにあった南大門(ナムデムン)またの名を崇礼門(スンレムン)を復元することが決まったそうです。その復元予想図がこの写真です。国宝第1号も継承するそうです。実は国宝第1号の指定には議論があったそうです。何故かといいますと、「国宝第1号」という指定を最初に行ったのは日本統治時代の朝鮮総督府だったからだそうで、あの憎き日本によって指定された国宝を有り難がって良いものかどうかという議論があったそうです。どうやら、彼の国には普遍的価値観という概念は無さそうです。知れば知るほどにネタが溢れ出てくる国というのもそう滅多にあるものではありません。

 ついでに日本統治時代に壊された城壁も再現することにしたそうです。両翼に広がっている石垣がそれのようです。「えっ?城壁なんて有ったっけ?」と思ったのは私だけではないでしょう。それでちょっと調べて見ました。

1895年の南大門(統治前)


 統治前の南大門の写真です。汚い掘っ建て小屋ばかりが目について気が付きませんでしたが、確かに城壁が有りました。因みに日本統治によって破壊の限りを尽くされたのが下の写真です(笑)。

日本統治時代


 まったく何てことをしたんでしょう。掘っ建て小屋は無くなってるし、道路は舗装されているし、懐かしき良き時代の郷愁をそそるソウルの面影が台無しです。

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