Beautiful☆Life

ひとりごと

イプサムにHID

2010年08月05日 | 差し障りの無いブログ
 平成8年型のイプサム(超初期型)に未だに乗ってるわけですが、この車種は当初からヘッドライトが暗いという定評が有りました。なのでオーナの皆さんはあれやこれやの手を使って対策を立てているのを良くネット上で見かけました。まあ一番多いのはいわゆるハイワットバルブと呼ばれる明るいバルブに交換というのが定番のようです。私もご多分に漏れずハイワットバルブを使用しております。

 中には非常に高価なHID(High Intensity Discharge lamp)に交換するという強者もたまに見かけました。そこまでするかと思ったりもしていましたが、内心は羨ましいと思ってもいました。そうこうしているうちに当時は高価だったHIDも今ではかなり普及していて、いわゆる大量生産効果で価格もこなれてきています。今では私のようなボンビーにも手が届く様になってきました。そこで「いっちょうオレも試してみるか」という思いに至りました。

 ハロゲンランプとHIDランプはそもそも発光原理が違う。ハロゲンラプはフィラメントに電流を流して高温にして発光させる。HIDランプは不活性ガスと若干の水銀を入れて封圧した放電管に20,000Vを超える高電圧をかけてアーク放電により発生する光を利用する。ハロゲンランプに比べてエネルギ効率が良くて寿命も長いとされている。いいとこずくめのHIDだが、一般的な自動車用の電源として使われている12Vぽっちの電圧では駆動できない。2万V以上の高電圧を発生させるためのインバータ回路を必要とするので、どうしても高価になる。

 で、そいつを買って付けてみた。でもね、そのまんまじゃ上手く付かないんですよ。それでもまあ、取り敢えず無理やり付けてみました。結果、めっちゃ明るいのは良いのだけれど、光束が散らばって正直実用にはならない。具体的には規格品のハロゲンランプと比べて発光点の位置が違うためリフレクタ(反射板)の設計どおりに光軸が収まらない、のだと思っている。もちろんこのまま引き下がるような私ではないので、あんなことやこんなことをして何とかしようと思っている。

 これって結構大変なんスよ。なんせ作業は明るい昼間にしか出来ないし、試験は暗い夜にしか出来ないので改良点一箇所のために一昼夜が必要で、ダメだったら次の日の夜を待つしか無い。平日の昼間は仕事があるし、勝負は週末の土日しかない。

 でも、光束が散らばってはいるものの、ビックリする程の明るさだったので是非ともこのプロジェクトは何とかしたいと思うのであった。

 なんだかんだで半月分の昼飯代ぐらいかけて買っちゃったし、このままじゃ引き下がれない。

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