画家マネ 人から認められても認められなくても

2011年04月16日 | 本 - ノンジャンル
おはようございます。ぼくは人名辞典を読むのが好きです。先日もホワイトベースでタマゴサンドとフォカッチャをつまみにビールを飲みながら、読みふけっていました。

そこには、好きなことに夢中になって「行動」をつづけた人たちの人生が書かれています。

例えば、画家のマネ。人名辞典によると、マネは若いころから画家を志望していましたが反対され、海軍士官になるための練習として航海に出ました。画家の夢をあきらめきれないマネは、航海中もデッサンに没頭したそうです。

士官学校の入試に失敗したマネは、画家の道に進みます。サロンで何度も落選したり、作品を厳しく批判されながらも描きつづけます。好きなことに喰らいついていく気迫を感じます。喰らいついて喰らいついて、そしてようやく、たくさんの人から認められる画家になったんですね。(人から認められることが本人にとって重要だったのか、わかりませんが)

きっと「認められたい」という動機だけでやっていたのでは、つづかなかったと思います。「好きだから」やる。

あ。ぼくは先ほど「喰らいつく」という書き方をしました。もしかしたら、それは違うのかも知れない、と今思いました。マネにとって絵を描くことは「喰らいつく」とかそういう大袈裟なことではなく、ごく自然なことだったのかも。内から湧き上がるような、当たり前のことだった。だからつづけられた。そんなふうに思います。

人から認められても認められなくても関係なく、内から湧き上がるエネルギーによって自然につづけられることがあるって、すごいですね。

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