![]() | 国盗り物語〈1〉斎藤道三〈前編〉 (新潮文庫) |
司馬 遼太郎 | |
新潮社 |
戦国武将の斉藤道三が主人公の小説です。
斉藤道三は、油を売る商人から一代で成り上がり、国を奪い取って戦国大名になったと言われます。
あるいは、その成り上がり劇は親子二代によるものだったとも言われます。
いずれにしても…
斉藤道三の人生を見ていると、やる気やアイデアさえあれば出来ないことはない!と感じます。
でも、それがつらい場合もあります。
『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす』という本で、自分の5つの強みを知ることが出来ます。ストレングスファインダーというものです。
ぼくのトップの強みは「最上志向」です。
これは簡単にいうと…
「もっと上達したい」「もっと学びたい」「もっと極めたい」「もっと世界を広げたい」という気持ちのことです。
この性質を持つ人は、自分を追い込んでしまいます。
できないことはない。やればできるはず。そう思うと、いま現在できていない自分を否定したくなります。
でも、できなくたっていいんです。
斉藤道三だって、もちろん完ぺきではありません。
最後は、身から出たサビで、身を滅ぼしてしまいました。
「人はその気になれば何でもできる」という象徴であった斉藤道三でさえ、できないことはあったんです。
どうにもならないことはあったんです。
斉藤道三を「何でもできる」象徴と見るもよし。「人にはどうにもならないことがある」象徴として見るもよし。
彼の生き方に、ときには勇気をもらい、ときには慰めてもらう。
読書から何を感じるかは、ぼくらの自由です。
世界は、ぼくらの解釈次第でいくらでも自由になりますよね。
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