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モズの眼

動かなくなった「心とからだ」の復活の記録

読んでみた~「制服捜査」

2012-02-03 | 読書、芸術

佐々木譲「制服捜査」(新潮文庫590円)を読みました。

連作短編集です。各編は独立して読めますが、それぞれが関連し合い最後に全体の謎が解きほぐされます。

刑事として勤務していた主人公、川久保篤巡査部長が人事異動のあおりで駐在勤務になります。

題名のとおり駐在としての限界の中で捜査を行います。

北海道の小さな町の日常が、抑制の利いた筆致で描かれていますが、それがあたかも駐在としての限界のようにも思えます。

しかし、川久保は警察官魂というか、長年の刑事経験から駐在の範疇を徐々に逸脱して行きます。

その展開が大変魅力的で読者を引きつけます。

ミステリーは久しぶりに読みました。やはり面白い。

実を言うと佐々木作品を読んだのは「鉄騎兵、跳んだ」(オール読み物新人賞,1979年)以来です。

題材はモトクロスです。

当時、自分はオフロードバイクで林道を攻めていたので興味を持ちました。

佐々木譲は、ずっと気になっていた作家です。これを機に他の作品も読もうと思います。

コメント (2)
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