夕焼けのそばにいて
今日はあの娘にしよう 駅でよく会う娘
遊園地でデートして ソフトクリーム食べようかな
~『脳内パラダイス』より~




 さて、選抜総選挙の開票イベント。昨年は会場である赤坂BLITZで見たのですが、今回はチケットが手に入らなかったため、映画館での生中継の方に参加(;--)。今後は、この手のイベントは映画館で見ることの方が多くなるかも知れません。


◆イベントの様子

 司会が徳光和夫氏と木佐彩子氏だったのに驚く。去年の司会なんて、劇場支配人と衣装の人でやってたのに(笑)。去年はまだ内輪のイベントでしたが、今年はもう、世間が注目する一大イベントになってしまったんですかね。


◆印象に残ったこと

 ・40位の石黒貴己は、中間発表以降、他の9期生に比べて若干伸び悩んだ。もし例の騒動が中間発表前に起こっていたら、40位以内は危なかったかもしれない。


 ・39位の松原夏海は前回同様、最後の最後で滑り込み(驚)。みんな言ってますが、どうせなら、40位の方がおいしかったんですけれどね。さて、今度スマスマに出たときも中居さんにいじられるんでしょうか(笑)。


 ・山内鈴蘭はメディア露出がほとんど無い中で、よく入りましたね。これで、研究生のセレクション審査は通過確定でしょうか。


 ・梅田彩佳の順位は安定していたなあ。彼女のランクインはちょっと驚きだった。


 ・小森が受賞後のコメントで号泣した挙げ句、「きゅー!」だったか奇声を発したのが面白かった。待機席にいた北原里英も爆笑していた。


 ・前回の佐藤亜美菜のような、今回のシンデレラはSKE48の大矢真那でしょうね。「大矢真那って誰だろう?と思っている人も多いと思うのですけど、私がSKE48の大矢真那です!」彼女は、浮動票を上手く取り込んだ感じがします。

  速報で301票を入れて、32位に入れたファンの人たちが偉かった、と思います。


 ・今年、最も印象に残ったのは、松井玲奈でした。自分の順位(11位)が発表されたときの彼女の“悔しがりっぷり”は尋常じゃなかったです。髪の毛をかきむしって、パニック状態でした。

  本来なら、去年から18ランクもアップして、メディア選抜枠にも入ったのだから、喜ぶべきだと思うのですが、全然喜んでいるようには見えませんでした。

  まさか速報・中間であれだけ差を付けていた松井珠理奈に負けるとは思わなかったんでしょう。やっとSKEのトップになれると思っていたのに、その栄誉がその手からするりと逃げてしまった感じでしたからね。


 ・そして、多くの人にとって、今回最大の衝撃は、やはり前田敦子の2位でしょう。私も驚きました。でも、私が印象に残ったのは彼女のコメントの方でした。


 前田「私は負けず嫌いなので、正直悔しいです。」


 ダーマエって、負けず嫌いだったのか。4年半見てて、初めて知った(笑)。まあ、今まで「負けたことが無かった」からね。


 前田「でも、ホッとしている自分もいます。」

 前田「去年1位を頂けた後に、一番にAKBを引っ張っていかなければならないと思ったんですけど、でも・・・私には・・・上手く出来なかったみたいです(少し自嘲気味に)。」

 客席「そんなことないよ!」


 上記の言葉を語っているときの彼女は、どこかさっぱりしていて、清々しい表情をしていました。そんな彼女を見て、ああ、やっぱりトップでいることのプレッシャーは尋常じゃなかったんだろうな、と思いました。そして、それと同時に、今回はこれ(2位)で良かったのだろう、とも思いました。月並みですが、肩の荷が少しは下りたでしょうから。そして、彼女も言っていましたが、「来年1位を奪い返す」という目標も出来たので…。


 余談ですが、「私には…上手く出来なかったみたいです」の部分、間といい声のトーンといい、絶妙で、ドラマのセリフを聞いているような気になりました。


 長くなったので、続きはまた別エントリで書きます。



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