夕焼けのそばにいて
今日はあの娘にしよう 駅でよく会う娘
遊園地でデートして ソフトクリーム食べようかな
~『脳内パラダイス』より~




◆web配信のカメラ割り

 10月1日から始まった「AKB48の劇場公演のweb配信」ですが、実際に映像を見て、意外だったことが一つあります。


 今まで、AKBのパフォーマンスが映像になった場合、大抵は「特定のメンバー(推されメン)ばかり映っている」という状態になることが多かった気がします(典型例はPV)。だから、web配信の映像も、「きっと、推されメンばかりを映して、干されメンはたまにしか映してもらえないんだろうなあ…」と思っていました。


 ところが…。いざ配信が始まってみると、推され干され関係なく、ほぼ均等に映っていて、その平等さに驚きました(パク)。むしろ、干されメンの方が多く映っているぐらい。

 web配信の撮影をしているスタッフには、撮影に関して(生誕祭等の特別な事情が無い限り)特に指示は出されていないんでしょうね。“先入観無しで撮影している”というか…。


 このweb配信については、“値段(※1)”、“配信までの時間(※2)”についても驚きましたが、上記の“カメラ割り”についても、驚くと同時に少し感動しました。


◆たなみん生誕祭

 12月2日に、“たなみん(田名部生来)”の生誕祭が行われました。平日ということもあり、私は見に行けなかったので、web配信を見ました。

 上記のことと関連しますが、この日の配信映像では、最初から最後まで、“たなみん”を映しまくり。ぶっちゃけ、彼女は干されメンの方なので、こういうカメラ割りは、PVやTV番組等では考えられないものですが、“劇場での生誕祭”というイベントの性質(※3)を考えた場合、こういうカメラ割りにするのが、妥当なんですよね。


 さて、“たなみん”。彼女はこの日、最初の自己紹介MCのときから既に感極まった様子でした。客の大声援に泣きそうになりながら「生まれてきて良かったー!」と(※4)。

 で、公演後半の生誕祭のコーナーでは、号泣。この子、普段は大人しい感じで、公演でもあまり前に出てこないのですが、この日の様子を見ていると、随分感情の起伏が激しい子なんだなあ、と感じました。


 あと、印象に残ったのが、「夢を叶えるために滋賀から上京してきたけど、家族と離れたから寂しくて、滋賀に帰りたいと思ったこともあった」という言葉。先日生誕祭があった“さっしー(指原莉乃)”も、「大分に帰りたいと思ったことがあった」と言っていました。

 2人とも、今まで公演ではそういった事を一切言ってませんでしたが、やっぱり14、15歳の子が親元を離れて暮らす、っていうのはキツイよなあ…。地方から出てきた子は、もうそれだけで結構なハンデですよね。

 でも、最後は「これからも日々前進して成長していきたいと思います!」と力強く宣言してくれたので、少し安心しました。

 そして、全体を通して、非常に良い生誕祭公演でした。


※1…月額2980円で見放題。もっと高いと思っていた。
※2…最短で公演が終わってから2時間で配信が始まる。編集する時間を考慮すれば、かなりの速さだと思います。
※3…推され干され関係なく、その公演の主役だということ。
※4…織田裕二かよ!(ちょっと違う^^)。



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