クワ科のクワです。
北海道から本州、四国、九州から東南アジアに分布する落葉小高木です。
若い木は成長が早くてすぐ大きくなりますが、大きくなってカミキリムシなどの食害で幹を食べられてしまうと枯れてしまいます。
葉は互生、卵形のものから３本や５本に分かれたものがあり、まわりには鋸歯（きょし）があります
雌雄異株（しゆういかぶ）、オバナのさく木とメバナのさく木があります。
下の写真のように花がたくさん集まって房のようにたれさがっているのがオバナです。
こちらは花の数が少なくて、たれさがっていないのがわかるね、これが実になるメバナです。
実は夏になって紅色から紫色になると甘くなります。小鳥や昆虫が大好きなエサです。
