ミズキ科のアオキです。
北海道から本州、四国、九州に分布する常緑の低木です。
照葉樹林や杉林の中など、あまり日のささない場所でも見られます。
日陰の場所でも育つことと、冬に紅色の実が付くので庭にも植えられます。
高さは1メートルから2メートル、若い枝は緑色ですが5年ほど経つと幹が木質化してきます。
葉は対生、先のとがった卵形で厚くつやがあります、まわりには鋸歯があります。
春に赤紫色の花弁4枚の小さな花がさきます。雌雄異株です。
今は果実ができています、まだ緑色で未熟なものもありますが紅色に色ついてきました。
名前は冬でも葉が青々している木だから「アオキ」だそうです。