二週間前に新浜岸壁を訪れたので、当初1月27日(金)は犬吠埼の外川港での夕マズメ釣行を企画していました。
ところが、あまりの強風、しかも南風の予報ゆえ、行き先を変更する必要に迫られました。
鹿島と異なり、外川港は南に開けた漁港であり、北風には強いが南風には弱い(と思われます)。
しかも予報では、当日の最大風速は12m/s。
とてもではありませんが、釣りなどできる状況ではなく。
というか、死にます。
一方、鹿島の予報は北西の風、風速2m/s。
やや北寄りの風というのが、少々気になりましたが、鹿島港は西からの風には強いのです。
風速もたいしたことなし。
釣行の順番を入れ替え、27日(金)は新浜岸壁行きを決定しました。
帰宅後、すぐに準備して出発。
潮回りが22:17干潮(5cm)だから、朝マズメも考えれば、23時以降にスタートすれば丁度良い感じ。
逆に早くから始めると、餌も体力も早く消耗してしまう。
そこで、行きは下道を使ってゆっくり車を走らせ、鹿島市内のファミレスでゆっくり夕食を摂って、
くつろいでから現場に向かいました。
22時前にいつもの岸壁下に到着。
当日は冬だというのに日中気温が高く、到着時でも8℃近くありましたが、
早朝に向けて冷え込む予報なので、防寒着をばっちり着込みます。
そしていつものように登壇。
釣り座を設定し、まずバッカンで海水を汲み、竿立てをセット。
本日のタックルは、前回の多数竿の失敗を反省し、少数精鋭で臨みました。
①竿:サーフランダー405CX、リール:スーパーエアロ サーフリーダーCI4+ SD35拙者スプール、道糸:ナイロン6号
②竿:エクストラサーフ30号-405、リール:スーパーエアロ スピンジョイSD35、道糸:ナイロン8号
③竿:ソルティストHRF 86XXHB、リール:HRF® PEスペシャル 7.3L-TW、道糸:PE2号(リーダー:フロロカーボン20ポンド)
久しぶりにキャスティズムはお休み。
置き竿は①と②の投げ竿二本のみ。
タックルを組み立て、仕掛けと餌を付けて岸壁からほど近いポイントに二本とも投げ入れたとき、
すでに時刻は23時を回っていました。
まだ干潮ですが、徐々に満ちてくる流れ。
しばらく置き竿二本のみ。
仕掛けは両方とも胴突二本針。
錘は丸環30号。そして、錘の上には上州屋で以前購入した「根掛かりガード」なる品を取り付けました。
これは八方に3cm程の長さの細いゴムが伸びたもので、
錘の真上に取り付けることでゴロタ石の隙間などに錘が入っていってしまうのを防ぐもののようです。
まったりとした時間が流れます。
まだ干潮から時間がそれほどたっていません。
海は、うねりは少ないものの、予報よりも風が強いと感じます。
もっとも、竿に取り付けた鈴を鳴らすほどではありません。
たまに魚信らしきアタリがあります。
竿を合わせてみると、根掛かり。
相変わらずの新浜岸壁スペシャル。
そして、開始後わずか30分くらいで、
両方の竿に付けた「根掛かりガード」はあっという間に根掛かりでロストしてしまいました。
魔の岸壁は、こざかしいギミックなど意にも介さず飲み込んだのでした。
そして、アタリはか細いのに、餌は結構とられました。
ただ、何故かこの日は定番のフグを1尾も見かけませんでしたが。
雰囲気は前回とよく似ていました。
なにしろ、鹿島上空は晴天(北斗七星が綺麗に見えた)でありつつ、南東の空は定時的に雷光が発生していました。
もっとも、空が輝いたときでも、この日はAMラジオにノイズが入らず、前回よりも遠いところで光っていた様でした。
0時。
日付変わって、ほどなく、サーフランダーに久しぶりの魚信らしい魚信。
といっても、それほど大きなものではなかったので、半信半疑で合わせると、乗りました。
26cmのまあまあサイズのアイナメ。
新浜岸壁では久しぶりのアイナメでした。
また、サーフランダーにとっても久しぶりの釣果です。
今回は割と早めの時間に釣果があったので、安心しましたが、それはそれとして、別の問題が持ち上がってきます。
寒い。
昼は穏やかで、夜間に急激に冷え込むという予報ではありましたが、体感的には前回以上の寒さでした。
2時過ぎには、携帯カイロを両腕と胸に貼り付けます。
風もだんだん強くなり(これは予報を裏切った)、風力発電装置も異音を発し始めます。
そして、岩イソメは弱ってきました。寒さのせいか。
3時過ぎ。最初のアイナメ以降、アタリはなし。
だんだんやばい感じになってきました。
そして、ただ座ってアタリを待っていても寒いので、特に意味はありませんが岸壁上を南北に歩き回り、体を少しでも温めます。
一往復もするとだいぶ体も温まって釣りのモチベーションが復活してきます。
そして、残り少ない岩イソメは、「アイナメタイム」用に温存することを考えます。
代わりに、家のおかず用だったが食べきれずに冷凍保存しておいたホタルイカを解凍して針に付け、
近めに投げ入れてみました。
すると怪しいアタリがあって、竿を上げてみますが、魚は無く、ホタルイカだけが無くなっていました。
5時前。
段差ブラクリに岩イソメを付けて放置していたソルティストを上げてみると、重くなっており。
上げてみると22cmの肝パンドンコが掛かっていました。
サイズは小さめだがお腹はパンパンだった。肝量も十分。
かなり前から針掛かりしていたようで、ドンコはすでにグロッキー状態。すぐにクーラーボックス直行。
しかし、ドンコが釣れたことは嬉しかったのですが、何故置き竿のサンマにきてくれず、
「置きブラクリ」に来たのか?前回のソイと同様、面白味はありません。
5時過ぎ。
いよいよ新浜岸壁の「アイナメタイム」。
空はまだ暗い。
しかし、全ての竿に取っておいた岩イソメと青イソメを付けて投げ込みます。
ラストスパート。
でもブラクリは誘っても来ないので、やはり投げ竿同様、置き竿にしておきます。
この時点では、投げ竿の二本に期待し、アタリを見逃さないようにしていたため、
放置したソルティストの怪しい動きには気がつきませんでした。
が、ふとソルティストを見ると、沖に向けてまっすぐ置いておいたハズの竿が、斜めになっています。
近づいてみると、ガガッと竿が引きずられ。
慌てて竿を持ち上げて合わせると、覚えのあるグビッグビッという魚信。
アイナメだ。
吸引ケーソンに引き込まれないうちにと、巻き上げてランディング。
31cmのアイナメを仕留めました。
新浜岸壁の標準的なサイズでしょう。
しかし久しぶりの尺越えに素直に喜びました。
やはり、新浜岸壁のアイナメタイムは今年も健在でした。
徐々に明るくなってきます。
そろそろ納竿を考えていると、最後にサーフランダーに明確な魚信。
喜んで巻き上げてみます。が、重みはない。
なんと、精進ガニでした(あまり嬉しくなかったのでリアルタイム写真は取り忘れた)。
そして、6時になり、納竿しました。
終わってみたら、感覚的にはショボい釣りだったものの、
アイナメ2尾(31cm、26cm)、ドンコ(22cm)、精進ガニ(甲幅8cmくらい)という釣果。
まずまずと言ったところ。
しかし、面白味は少ない釣行でした。
ヘチをさんざんブラクリで攻めてみたものの、アタリはとれず、
ヘチに放置していたら食ってきた、というパターン。
逆に言えば、釣り方を変えないといけないのかもしれません。
一つは、岸壁から投げて釣るというよりは、正にヘチに落として待つ方が効果的なのではないか。
それなら、重たい投げ竿の代わりに、チョイ投げのようなライトタックルで攻めた方が効率的か?
もう一つは、ブラクリの誘い方。
闇雲に動かしていてはいけない(止めて誘うことも必要?)
ともかく、いろいろなことを考えさせてくれた今回の釣行でした。
ちなみにカニを加えた集合写真は、
大きい方のアイナメの胃を開いてみると、小エビに混ざって、こんなものが。
ジグヘッドとワーム。
わかりやすいように取り外してしまっていますが、胃の中では当然接続されたまま。
胃の中で滞留していたのかも。
しかし、こんなものを飲み込むのですね。
おそらくアジングかメバリングのジグヘッドかと思いますが。
新浜でも小型のワームで攻めてみる価値ありそうです。
ところが、あまりの強風、しかも南風の予報ゆえ、行き先を変更する必要に迫られました。
鹿島と異なり、外川港は南に開けた漁港であり、北風には強いが南風には弱い(と思われます)。
しかも予報では、当日の最大風速は12m/s。
とてもではありませんが、釣りなどできる状況ではなく。
というか、死にます。
一方、鹿島の予報は北西の風、風速2m/s。
やや北寄りの風というのが、少々気になりましたが、鹿島港は西からの風には強いのです。
風速もたいしたことなし。
釣行の順番を入れ替え、27日(金)は新浜岸壁行きを決定しました。
帰宅後、すぐに準備して出発。
潮回りが22:17干潮(5cm)だから、朝マズメも考えれば、23時以降にスタートすれば丁度良い感じ。
逆に早くから始めると、餌も体力も早く消耗してしまう。
そこで、行きは下道を使ってゆっくり車を走らせ、鹿島市内のファミレスでゆっくり夕食を摂って、
くつろいでから現場に向かいました。
22時前にいつもの岸壁下に到着。
当日は冬だというのに日中気温が高く、到着時でも8℃近くありましたが、
早朝に向けて冷え込む予報なので、防寒着をばっちり着込みます。
そしていつものように登壇。
釣り座を設定し、まずバッカンで海水を汲み、竿立てをセット。
本日のタックルは、前回の多数竿の失敗を反省し、少数精鋭で臨みました。
①竿:サーフランダー405CX、リール:スーパーエアロ サーフリーダーCI4+ SD35拙者スプール、道糸:ナイロン6号
②竿:エクストラサーフ30号-405、リール:スーパーエアロ スピンジョイSD35、道糸:ナイロン8号
③竿:ソルティストHRF 86XXHB、リール:HRF® PEスペシャル 7.3L-TW、道糸:PE2号(リーダー:フロロカーボン20ポンド)
久しぶりにキャスティズムはお休み。
置き竿は①と②の投げ竿二本のみ。
タックルを組み立て、仕掛けと餌を付けて岸壁からほど近いポイントに二本とも投げ入れたとき、
すでに時刻は23時を回っていました。
まだ干潮ですが、徐々に満ちてくる流れ。
しばらく置き竿二本のみ。
仕掛けは両方とも胴突二本針。
錘は丸環30号。そして、錘の上には上州屋で以前購入した「根掛かりガード」なる品を取り付けました。
これは八方に3cm程の長さの細いゴムが伸びたもので、
錘の真上に取り付けることでゴロタ石の隙間などに錘が入っていってしまうのを防ぐもののようです。
まったりとした時間が流れます。
まだ干潮から時間がそれほどたっていません。
海は、うねりは少ないものの、予報よりも風が強いと感じます。
もっとも、竿に取り付けた鈴を鳴らすほどではありません。
たまに魚信らしきアタリがあります。
竿を合わせてみると、根掛かり。
相変わらずの新浜岸壁スペシャル。
そして、開始後わずか30分くらいで、
両方の竿に付けた「根掛かりガード」はあっという間に根掛かりでロストしてしまいました。
魔の岸壁は、こざかしいギミックなど意にも介さず飲み込んだのでした。
そして、アタリはか細いのに、餌は結構とられました。
ただ、何故かこの日は定番のフグを1尾も見かけませんでしたが。
雰囲気は前回とよく似ていました。
なにしろ、鹿島上空は晴天(北斗七星が綺麗に見えた)でありつつ、南東の空は定時的に雷光が発生していました。
もっとも、空が輝いたときでも、この日はAMラジオにノイズが入らず、前回よりも遠いところで光っていた様でした。
0時。
日付変わって、ほどなく、サーフランダーに久しぶりの魚信らしい魚信。
といっても、それほど大きなものではなかったので、半信半疑で合わせると、乗りました。
26cmのまあまあサイズのアイナメ。
新浜岸壁では久しぶりのアイナメでした。
また、サーフランダーにとっても久しぶりの釣果です。
今回は割と早めの時間に釣果があったので、安心しましたが、それはそれとして、別の問題が持ち上がってきます。
寒い。
昼は穏やかで、夜間に急激に冷え込むという予報ではありましたが、体感的には前回以上の寒さでした。
2時過ぎには、携帯カイロを両腕と胸に貼り付けます。
風もだんだん強くなり(これは予報を裏切った)、風力発電装置も異音を発し始めます。
そして、岩イソメは弱ってきました。寒さのせいか。
3時過ぎ。最初のアイナメ以降、アタリはなし。
だんだんやばい感じになってきました。
そして、ただ座ってアタリを待っていても寒いので、特に意味はありませんが岸壁上を南北に歩き回り、体を少しでも温めます。
一往復もするとだいぶ体も温まって釣りのモチベーションが復活してきます。
そして、残り少ない岩イソメは、「アイナメタイム」用に温存することを考えます。
代わりに、家のおかず用だったが食べきれずに冷凍保存しておいたホタルイカを解凍して針に付け、
近めに投げ入れてみました。
すると怪しいアタリがあって、竿を上げてみますが、魚は無く、ホタルイカだけが無くなっていました。
5時前。
段差ブラクリに岩イソメを付けて放置していたソルティストを上げてみると、重くなっており。
上げてみると22cmの肝パンドンコが掛かっていました。
サイズは小さめだがお腹はパンパンだった。肝量も十分。
かなり前から針掛かりしていたようで、ドンコはすでにグロッキー状態。すぐにクーラーボックス直行。
しかし、ドンコが釣れたことは嬉しかったのですが、何故置き竿のサンマにきてくれず、
「置きブラクリ」に来たのか?前回のソイと同様、面白味はありません。
5時過ぎ。
いよいよ新浜岸壁の「アイナメタイム」。
空はまだ暗い。
しかし、全ての竿に取っておいた岩イソメと青イソメを付けて投げ込みます。
ラストスパート。
でもブラクリは誘っても来ないので、やはり投げ竿同様、置き竿にしておきます。
この時点では、投げ竿の二本に期待し、アタリを見逃さないようにしていたため、
放置したソルティストの怪しい動きには気がつきませんでした。
が、ふとソルティストを見ると、沖に向けてまっすぐ置いておいたハズの竿が、斜めになっています。
近づいてみると、ガガッと竿が引きずられ。
慌てて竿を持ち上げて合わせると、覚えのあるグビッグビッという魚信。
アイナメだ。
吸引ケーソンに引き込まれないうちにと、巻き上げてランディング。
31cmのアイナメを仕留めました。
新浜岸壁の標準的なサイズでしょう。
しかし久しぶりの尺越えに素直に喜びました。
やはり、新浜岸壁のアイナメタイムは今年も健在でした。
徐々に明るくなってきます。
そろそろ納竿を考えていると、最後にサーフランダーに明確な魚信。
喜んで巻き上げてみます。が、重みはない。
なんと、精進ガニでした(あまり嬉しくなかったのでリアルタイム写真は取り忘れた)。
そして、6時になり、納竿しました。
終わってみたら、感覚的にはショボい釣りだったものの、
アイナメ2尾(31cm、26cm)、ドンコ(22cm)、精進ガニ(甲幅8cmくらい)という釣果。
まずまずと言ったところ。
しかし、面白味は少ない釣行でした。
ヘチをさんざんブラクリで攻めてみたものの、アタリはとれず、
ヘチに放置していたら食ってきた、というパターン。
逆に言えば、釣り方を変えないといけないのかもしれません。
一つは、岸壁から投げて釣るというよりは、正にヘチに落として待つ方が効果的なのではないか。
それなら、重たい投げ竿の代わりに、チョイ投げのようなライトタックルで攻めた方が効率的か?
もう一つは、ブラクリの誘い方。
闇雲に動かしていてはいけない(止めて誘うことも必要?)
ともかく、いろいろなことを考えさせてくれた今回の釣行でした。
ちなみにカニを加えた集合写真は、
大きい方のアイナメの胃を開いてみると、小エビに混ざって、こんなものが。
ジグヘッドとワーム。
わかりやすいように取り外してしまっていますが、胃の中では当然接続されたまま。
胃の中で滞留していたのかも。
しかし、こんなものを飲み込むのですね。
おそらくアジングかメバリングのジグヘッドかと思いますが。
新浜でも小型のワームで攻めてみる価値ありそうです。
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