9月に入り、台風の影響もあってぐずついた天候が続いています。
釣りキチの皆さんも、ハラハラしながら釣行予定を立てているのではと思います。
私は9月以後、最初の土日は山の方にグルメツアー、その翌週は家族でキャンプに行ってきました。
そして、9月17日(土)は、久しぶりの海釣りの日として予定を立てていたのです。
週末がサラリーマンの私にとって主な釣行日となっていますが、同時に家族行事もなさねばならず、
家族行事=釣行、という幸せな合一もたまにはありますが、
(自分だけの)釣行日を設定することに日々気をもんでいます。
そのようなわけで、特に潮回りの良い日は、何としてでも釣りに行きたい。
9月は海釣りのハイシーズンですが、意外とチャンス期間は短いですからね。
台風。ほんと困ります。
自然の技なので、仕方ありませんが。
9月第三週も、週頭からぐずついており、17日(土)の天気予報は微妙でした。
が、15日(木)辺りから、何とかなりそうな気配になってきました。
そして、多くの釣り人にとって運の良いことに、17日は天候に恵まれました。
前日の16日(金)は会社から帰宅後、釣り道具の車への詰込みなど、準備を済ませ、
シャワーを浴びて夕飯食べ、22時前ごろ、家を出ました。
目指すは、8月6日(土)と同じ、三浦半島の金田湾です。
船宿に5時半ごろ到着することを想定すると、自宅は2時半には出なければならず、
遅くとも2時には目覚めなければなりません。
それは私にとってはとてもツラいので、私の場合早めに家を出てしまい、
途中のパーキングエリアで車内泊することにしています。
まあ、それはそれで楽ではないのですが。
前回のボート釣行では、車泊するPAに現場近くの「横須賀PA」を選択しましたが、
今回は横浜の「大黒PA」にしてみようと思いました。
というのは、大黒PAは横須賀PAよりも規模が大きく、なんとなく安眠できるのではないか、
と軽々に考えていたからです。
しかし、、、
金曜深夜の「大黒PA」は何と狂乱の世界と化していました。
車という車が、「湾岸ミッドナイト」状態。
要するに皆、「走り屋」ばかり。
とても落ち着いて眠れる状況ではありません。
いやあ、いまだにこのような空間が存在していたとは。
トイレだけ利用して、そそくさと退散。速やかに横須賀PAに向かいました。
23時半頃、横須賀PAに到着。
トラックが多かった8月はエンジン音が少し騒々しかったのですが、この日は車の数も少なく、
まずまず安眠することができました。
翌朝4時55分。仕掛けていた目覚ましに起こされます。
すぐに出発。
金田湾は横須賀PAからおよそ40分の距離。少し急いで向かいました。
船宿は不安定な天気の関係で予約していませんでしたが、今回も「浜千鳥」を利用。
受付とトイレを済ませ、支度してボート置き場に向かいますが、いろいろあって時間もかかり、
曳舟は第二便になってしまいました。
もっとも、すぐにボートは戻ってきてくれたので、それほどの遅れはありませんでしたが。
今回はスマホで「釣りナビ君」というサービスを利用。
出発ポイントと曳舟で最初に案内されるポイントをそれぞれ登録。
こうしておけば、途中でどのくらい移動したか、とか、帰還時に迷わないで済みます。
そのほか、当然に釣れたポイントなども登録できるので、ボート釣行では非常に重宝します。
ちなみに私が利用している釣りナビ君のサービスは「釣りナビモバイル」という、現在地点をGPSで表示し、
ポイントを命名して登録できるというサービスです。
さて、この日のタックルは以下の通りです。
①竿:アナリスター キス M-180、リール:ナスキー C2000HGS、道糸:PE1.0
②竿:ベイゲーム X キス H-175、リール:アルテグラ 2500、道糸:PE1.0
③竿:Smile Ship チョイキャス 240M、リール:エアノスC3000、道糸:フロロカーボン20ポンド。
①、②は前回と同様。仕掛けは市販の船キス用。
ただ、私は個人的に競技用の針は好きではないので、基本「早掛け」か「流線」のものを選択します。
③は前回いろいろと余裕が無く、手が出なかったマゴチ釣りにもチャレンジしようと用意しました。
仕掛けは、市販のマゴチ用のもの。丸セイゴ針16号で、ハリスは5号、1.5メートルです。
この日曳舟された地点は、前回と少し異なり、やや南側の、漁港に割と近いポイント。
曳舟ポイントは、その日の風向きや釣り物の種類によって変えているようでした。
また、この日は大潮で週末、かつカワハギのハイシーズンということもあり、
釣り客が前回よりも多かったためか、曳舟ポイントからのお客の分散は遅く、皆割りと固まって釣るような状況。
私は最初、いきなり釣る前にボート漕ぎに専心し、少しずつ集団から離れていく方針を採りました。
アンカー後、最初はベイゲームXの方に仕掛けとジャリメを付けて、船下に投下。
次に、アナリスターの方に同様にします。
やはり、大潮だけあって活性は高く、アナリスターの準備中に、もうベイゲームXにアタリがありました。
抜き上げてみると第一号はベラ(キュウセン)とハオコゼ。
右はわかりにくいですが、ハオコゼ。この日は15尾くらい釣れた。
キュウセンはバッカンに入れておき、ハオコゼはハリスを切ってリリースしました。
ベイゲームの方を再投後、今度はアナリスターの方にキュウセンの一荷。
その後もかなり活性は高く、しかし釣れるのはキュウセンとハオコゼばかり。
ハオコゼが釣れた場合、仕掛けの損耗が惜しくて、最初のうちはメゴチばさみで挟んで針を何とか外しました。
が、ハオコゼはチビのくせに口は硬く、なかなか上手くいきません。
やはり、ハリス切りが基本ですね。無理するのは危険ですし。
しばらく移動しながら釣っていましたが、前回あれほど活性の高かったメゴチが、未だに姿を見せていません。
それに、今日の第一目的はキスなので、思い切って大きくやや岸よりに向けて移動します。
ボート釣りでは、沖に向かっていく人が多いようなのですが、金田湾ではキス(やメゴチ)をターゲットとするなら、
むしろ浅い方に移動した方が良いと考えたからです。
水深は、曳舟ポイントで約7メートル。そこから少しずつ、最終的に水深3メートルのところまで岸に戻りました。
結果的に、この判断は正しかったようです。
ベラしか釣れなかったところで、9時過ぎにようやくメゴチ第一号が釣れました。
これは針掛かりが良かったので、早速チョイキャスで泳がせでマゴチを狙いました。
その後もメゴチはちょこちょこと釣れましたが、相変わらずベラ関係もやってきます。
そして、私は初めてですが、キス釣りの外道であるトラギスが釣れました。
11時近くになって、ようやくこの日のシロギス第一号が釣れました。
そして、このあたりからキスのポイントに来たのか、少しずつキスも上がるように。
さらに、全長23.5cmの巨キスもきました。
この日のキスは数は出なかったが全体的に型は良かった。
実は釣行中に他のボート釣り客の人と話しているときに、ボート数が少ないときは、流しがいいのでは、
とアドバイスされて、ドテラすることにしていたのです。
ボート客が多いときは、ドテラは遠慮すべきですが、多くの釣り客が沖を目指していってしまった後、
岸よりで釣りしているのは私の他、遠くに何艘か見える程度だったので、途中からアンカーをおろさないで釣りをしました。
流しながら釣りができると、仕掛けは自然に引き釣りと同じことになり、より広い範囲を探ることができ、有利です。
そうして、この日は11時以降から上がりの14時まで、ドテラ戦法でいきました。
途中、こんなのも釣れました。
オハグロベラ。
ホシササノハベラ。
そして、マゴチの方ですが、仕掛けたメゴチやハゼが頭を残して食われ、活性は高いようでしたが、
残念ながら、釣り上げることはできませんでした。
全く何の反応もないと、モチベーションは上がってきませんが、活き餌が食われるのを見ると、非常に上がってきます。
最初は、マゴチも釣れたら良いなあ、程度に考えていたのですが、次回は何としても釣り上げたいと思うようになりました。
結局この日の釣果は
シロギス 7尾
メゴチ 21尾
キュウセン 9尾
ホシササノハベラ 1尾
オハグロベラ 1尾
トラギス 1尾
サビハゼ 16尾
でした。
シロギスは型はまずまず。メゴチは小型もだいぶ混ざるようになった。ベラ関係はまな板に乗せられず。
キスとメゴチの大きい奴はテンプラ。メゴチ小、サビハゼ、トラギスは唐揚げに。
ベラ関係は醤油で煮付けにしました。
釣りキチの皆さんも、ハラハラしながら釣行予定を立てているのではと思います。
私は9月以後、最初の土日は山の方にグルメツアー、その翌週は家族でキャンプに行ってきました。
そして、9月17日(土)は、久しぶりの海釣りの日として予定を立てていたのです。
週末がサラリーマンの私にとって主な釣行日となっていますが、同時に家族行事もなさねばならず、
家族行事=釣行、という幸せな合一もたまにはありますが、
(自分だけの)釣行日を設定することに日々気をもんでいます。
そのようなわけで、特に潮回りの良い日は、何としてでも釣りに行きたい。
9月は海釣りのハイシーズンですが、意外とチャンス期間は短いですからね。
台風。ほんと困ります。
自然の技なので、仕方ありませんが。
9月第三週も、週頭からぐずついており、17日(土)の天気予報は微妙でした。
が、15日(木)辺りから、何とかなりそうな気配になってきました。
そして、多くの釣り人にとって運の良いことに、17日は天候に恵まれました。
前日の16日(金)は会社から帰宅後、釣り道具の車への詰込みなど、準備を済ませ、
シャワーを浴びて夕飯食べ、22時前ごろ、家を出ました。
目指すは、8月6日(土)と同じ、三浦半島の金田湾です。
船宿に5時半ごろ到着することを想定すると、自宅は2時半には出なければならず、
遅くとも2時には目覚めなければなりません。
それは私にとってはとてもツラいので、私の場合早めに家を出てしまい、
途中のパーキングエリアで車内泊することにしています。
まあ、それはそれで楽ではないのですが。
前回のボート釣行では、車泊するPAに現場近くの「横須賀PA」を選択しましたが、
今回は横浜の「大黒PA」にしてみようと思いました。
というのは、大黒PAは横須賀PAよりも規模が大きく、なんとなく安眠できるのではないか、
と軽々に考えていたからです。
しかし、、、
金曜深夜の「大黒PA」は何と狂乱の世界と化していました。
車という車が、「湾岸ミッドナイト」状態。
要するに皆、「走り屋」ばかり。
とても落ち着いて眠れる状況ではありません。
いやあ、いまだにこのような空間が存在していたとは。
トイレだけ利用して、そそくさと退散。速やかに横須賀PAに向かいました。
23時半頃、横須賀PAに到着。
トラックが多かった8月はエンジン音が少し騒々しかったのですが、この日は車の数も少なく、
まずまず安眠することができました。
翌朝4時55分。仕掛けていた目覚ましに起こされます。
すぐに出発。
金田湾は横須賀PAからおよそ40分の距離。少し急いで向かいました。
船宿は不安定な天気の関係で予約していませんでしたが、今回も「浜千鳥」を利用。
受付とトイレを済ませ、支度してボート置き場に向かいますが、いろいろあって時間もかかり、
曳舟は第二便になってしまいました。
もっとも、すぐにボートは戻ってきてくれたので、それほどの遅れはありませんでしたが。
今回はスマホで「釣りナビ君」というサービスを利用。
出発ポイントと曳舟で最初に案内されるポイントをそれぞれ登録。
こうしておけば、途中でどのくらい移動したか、とか、帰還時に迷わないで済みます。
そのほか、当然に釣れたポイントなども登録できるので、ボート釣行では非常に重宝します。
ちなみに私が利用している釣りナビ君のサービスは「釣りナビモバイル」という、現在地点をGPSで表示し、
ポイントを命名して登録できるというサービスです。
さて、この日のタックルは以下の通りです。
①竿:アナリスター キス M-180、リール:ナスキー C2000HGS、道糸:PE1.0
②竿:ベイゲーム X キス H-175、リール:アルテグラ 2500、道糸:PE1.0
③竿:Smile Ship チョイキャス 240M、リール:エアノスC3000、道糸:フロロカーボン20ポンド。
①、②は前回と同様。仕掛けは市販の船キス用。
ただ、私は個人的に競技用の針は好きではないので、基本「早掛け」か「流線」のものを選択します。
③は前回いろいろと余裕が無く、手が出なかったマゴチ釣りにもチャレンジしようと用意しました。
仕掛けは、市販のマゴチ用のもの。丸セイゴ針16号で、ハリスは5号、1.5メートルです。
この日曳舟された地点は、前回と少し異なり、やや南側の、漁港に割と近いポイント。
曳舟ポイントは、その日の風向きや釣り物の種類によって変えているようでした。
また、この日は大潮で週末、かつカワハギのハイシーズンということもあり、
釣り客が前回よりも多かったためか、曳舟ポイントからのお客の分散は遅く、皆割りと固まって釣るような状況。
私は最初、いきなり釣る前にボート漕ぎに専心し、少しずつ集団から離れていく方針を採りました。
アンカー後、最初はベイゲームXの方に仕掛けとジャリメを付けて、船下に投下。
次に、アナリスターの方に同様にします。
やはり、大潮だけあって活性は高く、アナリスターの準備中に、もうベイゲームXにアタリがありました。
抜き上げてみると第一号はベラ(キュウセン)とハオコゼ。
右はわかりにくいですが、ハオコゼ。この日は15尾くらい釣れた。
キュウセンはバッカンに入れておき、ハオコゼはハリスを切ってリリースしました。
ベイゲームの方を再投後、今度はアナリスターの方にキュウセンの一荷。
その後もかなり活性は高く、しかし釣れるのはキュウセンとハオコゼばかり。
ハオコゼが釣れた場合、仕掛けの損耗が惜しくて、最初のうちはメゴチばさみで挟んで針を何とか外しました。
が、ハオコゼはチビのくせに口は硬く、なかなか上手くいきません。
やはり、ハリス切りが基本ですね。無理するのは危険ですし。
しばらく移動しながら釣っていましたが、前回あれほど活性の高かったメゴチが、未だに姿を見せていません。
それに、今日の第一目的はキスなので、思い切って大きくやや岸よりに向けて移動します。
ボート釣りでは、沖に向かっていく人が多いようなのですが、金田湾ではキス(やメゴチ)をターゲットとするなら、
むしろ浅い方に移動した方が良いと考えたからです。
水深は、曳舟ポイントで約7メートル。そこから少しずつ、最終的に水深3メートルのところまで岸に戻りました。
結果的に、この判断は正しかったようです。
ベラしか釣れなかったところで、9時過ぎにようやくメゴチ第一号が釣れました。
これは針掛かりが良かったので、早速チョイキャスで泳がせでマゴチを狙いました。
その後もメゴチはちょこちょこと釣れましたが、相変わらずベラ関係もやってきます。
そして、私は初めてですが、キス釣りの外道であるトラギスが釣れました。
11時近くになって、ようやくこの日のシロギス第一号が釣れました。
そして、このあたりからキスのポイントに来たのか、少しずつキスも上がるように。
さらに、全長23.5cmの巨キスもきました。
この日のキスは数は出なかったが全体的に型は良かった。
実は釣行中に他のボート釣り客の人と話しているときに、ボート数が少ないときは、流しがいいのでは、
とアドバイスされて、ドテラすることにしていたのです。
ボート客が多いときは、ドテラは遠慮すべきですが、多くの釣り客が沖を目指していってしまった後、
岸よりで釣りしているのは私の他、遠くに何艘か見える程度だったので、途中からアンカーをおろさないで釣りをしました。
流しながら釣りができると、仕掛けは自然に引き釣りと同じことになり、より広い範囲を探ることができ、有利です。
そうして、この日は11時以降から上がりの14時まで、ドテラ戦法でいきました。
途中、こんなのも釣れました。
オハグロベラ。
ホシササノハベラ。
そして、マゴチの方ですが、仕掛けたメゴチやハゼが頭を残して食われ、活性は高いようでしたが、
残念ながら、釣り上げることはできませんでした。
全く何の反応もないと、モチベーションは上がってきませんが、活き餌が食われるのを見ると、非常に上がってきます。
最初は、マゴチも釣れたら良いなあ、程度に考えていたのですが、次回は何としても釣り上げたいと思うようになりました。
結局この日の釣果は
シロギス 7尾
メゴチ 21尾
キュウセン 9尾
ホシササノハベラ 1尾
オハグロベラ 1尾
トラギス 1尾
サビハゼ 16尾
でした。
シロギスは型はまずまず。メゴチは小型もだいぶ混ざるようになった。ベラ関係はまな板に乗せられず。
キスとメゴチの大きい奴はテンプラ。メゴチ小、サビハゼ、トラギスは唐揚げに。
ベラ関係は醤油で煮付けにしました。
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