のんびり日記

下手の横好きの釣り。割と本気のFX。たまにエレキギター修行中。その他もろもろ。のんびりと。

大原(太東沖) イサキ その1  2018年6月9日(土)  垂涎の白

2018年06月25日 23時02分46秒 | 釣行記
6月に入り、いよいよイサキシーズンは本番。
ということで、千葉県大原は臼井丸にて、イサキデビューしました。

臼井丸のイサキは朝4時半出船のようなので、
片道車で3時間以上かかる私は当然に前泊を予約。

6月7日(木)の夜までに、全ての釣具を準備しておき、
8日(金)は会社から帰宅後、即車に荷物を積み込んで出発。
いつもの下道ルートで、21時過ぎには大原入り。
宿に寄る前に、漁協に置いてある座席ボードにて左舷トモが空いていたので選択しました。

翌朝、4時前に再び漁協前に向かい、受付を済ませて乗船。
今回は、宿指定のイサキ用三本(カラー)針仕掛けを購入しました。
やはり、初めての釣り物なので、最初は宿の仕掛けでやってみた方が良いかと。
乗船後は少し時間があったので、
余裕を持ってロッドキーパーの取りつけとタックルの準備ができました。

この日のタックルは
竿:カイメイスペシャル30-210
リール:SC小船800(道糸:PE3号)
でした。

実は、私はこれまでイサキ(やアマダイなど)用の丁度良い竿を持っていなかったのですが、
この際本格的にやってやろうと思い、それに相応しい竿を思い切って購入したのでした。
リールは、3月に沖メバル五目で使用した、シマノのカウンター付き中型両軸リール。
イサキのタナは大体水面から20-30メートルくらいなので、
電動リールではなくても良いかと考えました。
実際、この日の釣り人は12、13名くらいでしたが、半分以上は手巻きだった(と思います)。


さて、船は4:30頃出航。
行程、靄に煙って周囲は白世界。



40分程走って、太東沖10km地点あたりの水深35メートルのポイントに到着。

いよいよ待ちに待った第一投。

イサキ釣りは初めてだったので、事前に書籍やHPなどで予習してきました。
それによると、基本的な釣法は
①サニービシFL60の上窓1/3開、下は全閉でアミコマセを80%ほど詰める。
②指示ダナの3メートル下あたりから1メートルずつ3回に分けてコマセを振り、
 指示ダナで数秒待つ。
③アタリ無ければ、誘いを入れる。
④②→③を繰り返す。
⑤一旦上げて、①から繰り返す。
といった感じのようです。

早速、やってみます。

一投目、アタリ無し。
周囲でも釣れていない様子。
イサキは初体験だった訳ですが、なんとなく「渋い」感じ。
バケツに溜まり始めた海水の水温を測ってみると、18℃くらい。
5月末よりも水温低い。

しかし、3投目くらいから、周囲では少しずつ釣れ始めた模様。
でも私には、アタリは無し。
どうも、やや低い水温は別として、それ以外に微妙な違和感を感じ始めます。

実は、私はタナの測定をラインの色やマーカーではなく、
リールのカウンターでやっていたのでした。
一般にリールのカウンターは当てにならないので、必ずラインの表示でタナを測るように、
と言われているのは知っていたのですが。

私自身は、「リールのカウンターだって、それほど不正確じゃないだろう?」
と思って、あえてその一般論に逆らったのでしたが。
やってみて、自分の間違いに気づきました。

こんな事は、タナ釣りの基本でしょうから、あえて記すまでも無いことなのでしょうが。
恥を忍んで述べてみると・・・
要はラインのマーカーと違い、
リールのカウンターは「スプールが回転することでリールから出された糸の長さ」
を表示しているのであって、
「タナの深さ」を意味しているのではない、
ということなのですね。
別の言い方をすると、リールのカウンター表示は不変でも、
「竿先が上下すれば、平気でタナの深さは1,2メートル変わってしまう」
と言うことなのでした。

だから、タナの深さは、ラインのマーカーで測らなければならない、ということ。

結局、最初の三投目くらいまでは、
指示ダナよりも1メートル以上深いところを探っていたようなのでした。
やれやれ。
でも、開始早々に気がついて良かったですよ。

で、あらためてタナ取りをラインのマーカー頼りに行うようにしたら・・・
アタリ来ました。
少し食わせて、追い食いを期待してゆっくり巻いてくると、
初イサキを釣り上げることができました(ただし、1尾のみ)。



なにはともあれ、嬉しいスタートです。

ところで、当日の臼井丸イサキ船には、釣りビジョンのスタッフが取材で乗船していて、
何度か釣っている様子をビデオカメラで撮られてしまいました。
もっとも、撮られているときに限って、スカが多かったのですが(徒歩歩)。

それでも、何とかそこそこにアタリが出て、ダブルも3回達成。



朝は立ちこめていた靄も晴れて、次第に良い天気に。
沖上がりの11時頃までに、何とか16尾を釣り上げました。
この日の釣果は、トップ30尾、スソ6尾とのことなので、
全体に渋い一日で、
初イサキにしては、まずまずの結果だったと言えるでしょう。

漁港に戻って女将と話すと、やはり低水温のせいで、厳しかったとのこと。
イサキは水温低下に敏感で、食いがすぐに落ちてしまうが、
また水温が上がってくれば、食いが立ってきて大釣りができる様になると。
今後に期待ですね。


帰宅後、大きめのものは刺身。
やや小振りのものは塩焼きで。
そして、垂涎の白子。
今回はなぜか、16尾中6尾くらいしか白子はとれず、他は真子でしたが。

アルミホイルに玉葱スライス、白子、舞茸、バターをのせ、
軽く塩こしょうして日本酒をかけてホイルを包み、
20分程オーブンレンジで350℃で温めると・・・
絶品イサキ白子のグラタン完成。
信じられない程の美味でした。
白子のためだけにイサキを釣りたい、という人がいるのも頷けますね。

真子は薄めのそばつゆで煮詰め、これはこれで美味しくいただきました。

シーズン中に最低でももう一回はやってみたいと思いました。

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