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白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

スパイ教室 2nd season 第24話 『File 《花園》のリリィ』 感想

2023-09-29 15:38:20 | Weblog
一応、全24話の感想も兼ねて。

「不可能任務」というミッション名からしてアレwな任務についていた1期のときと比べれば、2期は普通に見れるものになっていた。

特に、俺サマの母親の話あたりから、普通にスパイものぽくなってきて、同時に、灯のメンバーのそれぞれの実力が明らかになったことで相互の信頼も培われチームとして動けるようになった。

何がいいたいかというと、ようやく、というか、やっとエンジンが温まって「ミッション」そのものの面白さとかドラマに、物語の主眼を置くことができるようになった。

まぁ、だから、とっても残念な作品だよね。

まずは、ちゃんと「灯」としてスパイのミッションをこなしているところから始めて、しかる後に、メンバー各人のプロフィールを描くエピソードを散発的に入れて、そうしてメンバーの魅力を印象付けながら物語を進めていく、という展開にすれば普通に受け入れられていたと思うけど。

なんか、いろいろとハンパな作りだったのが、いまいちな理由だったのだろうな、と、最終話あたりの話を見ながら感じた。

あとは、終盤のティアの話で、焔のボスだった紅炉とかでてきたあたりで思ったけど、このクラウスを真ん中において、灯だけでなく焔の話もつまみ食いのようにでてきていたのが、わかりにくかった。

とどのつまり、最初にもっとちゃんと物語の構成を考えてから始めればよかったのにね、ってこと。

あとは、本人の名前とコードネームを混在させていたのは、文字で読むならまだしも、音だけで聞いていると若干混乱するところがあったのも事実。

結局、俺さま、とか、不幸、とか、そういう覚え方しかできなかったものねw

敵を蛇とかいうのも、あまりわかりやすくはない。

日常会話に埋没する単語は、文字でないと浮き出てこないし。


ということで、とにかく「作り」がなにもかもイマイチだった。

で、ようやくキャラも能力も勢力関係もチーム編成もいい塩梅になってきて、エンジンが温まってきたと思ったら、終わりだものw

キャラで売りたいのか、物語で売りたいのか、ホントにハンパだったなぁ。

一応、3期があるふうな終わり方だったけど、実際のあるのかどうか。

ミッションがいくつか普通に続くようなら、見てみたいとも思うけど。

せめてシリアスとギャグの使い分けをもう少しうまくして欲しいかなぁ。


なんか書き始めた文句ばかり書いてしまった気がするけど、それでも書く気になるくらいは最後は面白かったと思ってのことなので。

いや、ホントに残念な作品なんだよ、なにもかもが中途半端で。

ちなみに、2期のOPはとてもよかったのだけど、あの雰囲気で全編いければ、ちゃんとみれるものになったと思うのだけど。

そういう意味ではやっぱりリリィがガンなんだよな、彼女がリーダーである限り、まずはウケ狙いのギャグ的対話から始まってしまうから。

配役ミスも甚だしいw

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