BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

小林さんちのメイドラゴンS 第1話 『新たなるドラゴン、イルル!(またよろしくお願いします)』 感想

2021-07-08 11:24:42 | Weblog
えーと、メイドラゴンの2期!というよりも、やっぱり、京アニが復帰できてよかった!って、気持ちのほうが大きかったかな。

とりあえず、第1話については、監督の変更はほとんど気にならなかったけど。

でも、正直なところ、石原立也という監督は、亡くなった武本康弘監督よりも一世代上という気がしているので、今後、トーンの違いが明らかになってくるのかもしれない。

なんていうか、昔のオタク趣味が強いと思うんだよね、石原監督は。

なので、そのあたりのクドさが今後の演出に現れてくるかもしれない。

もっとも、そういう言い方は、あの京アニの惨状の後では贅沢すぎる、という自覚はあるので。

ともあれ、京アニ、復活、おめでとう!だな。


で、肝心の物語は、1期のノリの通りで、グッド!

新キャラが正直、ウザくてキモいけど、でもこの作品だと、それも慣れの問題だと思っているので、今後の様子を見るしかないかな。

ただ、やっぱり京アニって、ピークがゼロ年代の作品群だっただけに、さっきも書いたとおり、全体のトーンが、やはり、今や化石となりつつある、日本のオタク文化そのもの、という感じがする。

さすがは、古都・京都に本社があるだけのことはある、なんて真剣に思ってしまうくらいw

だって、いまどき、メイド喫茶だぜ?

まぁ、それは原作通りなのかもしれないけれど。

クール教信者が、癖のある作家だからやむなしかもしれないのだけどw

ただ、たしかに今どきの、ゲームプレイ経験を物語化した「なろう」とは、明らかに異なる「文化」の匂いがプンプンする。

そういう意味では、もはやオタク文化も古典芸能化しているのかもしれないw

その守り手のひとつが京アニってことで。

MAPPAには絶対真似できないよな、こういうつくり、とかね。


とりあえず、次回、男体化した小林さんの活躍とトールの奔走っぷりに注目する!

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トニカクカワイイ 第156話 『光陰』 感想: 千歳と司の出会いって、ちょっと思ってたのと違ったw

2021-07-07 10:23:56 | トニカクカワイイ
千歳と司の初顔合わせ回。

ただ、てっきり、司は千歳を受け止めて、岩山を登りきったものと思っていたけど、

まさか、千歳を投げ上げて、自分はその反動で、そのまま落ちていたとは思わなかったw

まさに不死身だからこそできる行為だなw

でも、あの司の思い切りの良さを見ると、過去にも何度か、同じような、自分は身投げして相手を助ける、という場面があったのだろうな。

あと、千歳は時子の孫娘ということだから、どこかのタイミングで時子も結婚していたのだろうな、と思っていたら、あっさり、そのことも解決してくれたw

でも、結婚生活が10年余りかぁ。

ただ、それ以上、時子には司という自分がケアすべき第一の対象がいたから、結婚といっても、ちょっとニュアンスが違うものだったのだろうな。

むしろ、自分=時子が司の願いを叶えてやれなかったときに、子孫がその任を受け継ぐために結婚して子をなした、という感じのような気がする。

それくらい、時子の姉さま=司愛は深くて別格なのだろうな。

もっとも、そうした愛情表現自体は、次回、千歳が言葉にするのだろうけど。

で、だからこそ、ナサくんの登場が、千歳にはうざくて仕方なかったのだろうけどね。

同じことが、若いときの時子に起こったら、きっと同じ反応をしていただろうし。

そういう意味では、寿命に限りがあることを悟った時子からすれば、ナサくんの登場は、渡りに船、だったのだろうな。

そもそも「結婚」の相手だしね。

司=姉さまがそのような想い人を得たことに、内心、ホッとしたのだろうな。


しかし、司がひきこもってたときって、ハガレンが終わって、進撃が始まった頃だったのかw

無駄にリアルで笑えるw

でも、アポロの月面着陸に夢を持てなくなったのだから、仕方ないといえば仕方ないのだろうけど。

でもそうなると、ホント、ナサくんが月に向かってどんな手を打つのかがマジで気になる。

ていうか、なにげに、なんでアポロ計画の後は宇宙開発が進まなかったの?という問いとともに、過去40年間くらいの(世界の)世相を皮肉っているところもいい。

それを覆そうとする、現代の宇宙開発の流れにうまくつなげようとしているところも。

そういう頓智があるマンガって、いいよね。

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彼女、お借りします 第195話 『楽園と彼女⑧』 感想: いやー、実に麻美らしい言葉責め=呪いだったねーw

2021-07-07 10:05:11 | かのかり
千鶴とのウォーターライダーを前にして、今回はもう、全編、和也の妄想で終わるのかと思っていたら、

最後に、千鶴の回想シーンで、麻美の「ギアスw」が掛けられていたことが判明w

実に麻美らしい、いやらしい言葉責め、言葉による縛り、つまりは呪い。

頭の中から払拭できないから、ずっと、千鶴の行動を縛ることになる。

いざ、というときに抑制が生じてしまう。

そういう意味では、千鶴が和也を誘って代官山に行ったのが、麻美にギアスを掛けられる前でよかった、ということか。

ただ、この感じだと、和也と千鶴の間で何か進展がありそうになる度に、麻美の呪いが千鶴の頭をよぎりそうで嫌だなぁ。

今回の旅行エピソードで、サクッと、そのあたり、お祓いにまで至るといいのだけど。

だって、麻美って、ただのラスボスで、物語をかき回すには必要だけど、最終的にはいらない子じゃない。

そんな人がいつまでも跋扈するのは面倒だから。

それよりも、千鶴が女優として羽ばたけるのかどうか、そちらの方に集中してほしいけどな。

だって、結局、物語の縛り、って、千鶴がレンカノだから、ということで。

なので、千鶴がレンカノを続ける必要がなくなれば、障害は前向きなものだけに変わるはずだから。

いや、まぁ、そうなったら、タイトルを変えなくちゃいけないかも、だけどw

でも、あの映画製作のときのような、いい意味でのテンションの高い場面の方が絶対いいよ。

ということで、とっととラスボス麻美を葬って、ムーブオン!しようぜ!

あ、次回は次回で、まずは千鶴の水着問題の解決が先決になるだろうけどw

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蜘蛛ですが、なにか? 第24話 『まだ蜘蛛ですが、なにか?』 感想

2021-07-06 15:56:54 | Weblog
途中までの蜘蛛子さんパートは面白いなぁ、と思っていたのだけど、終盤の勇者とエルフの話になって、完全に失速しちゃったな。

作画もホント、ひどかったし。

原作もよくわかってなかったから、その酷さに対して、あぁ、またか、くらいにしか思わなかったけど、これ、原作ファンだったら噴飯ものだよなー、と思って見てた。

いや、それくらい、最後はひどかった。


ただ、お話としては、この後、面白くなりそうな気はするので、なんだったら、原作に手を出してみるかな、という感じ。

蜘蛛子さんパートは、意外とミステリーだな、と思って楽しめたのだけど。

いや、ほんと、勇者パート、いらなかったな、あれなら。

だって、蜘蛛子さんがアラクネになり、最後はシロになるところまでを先にやっていてもよかったわけじゃない。

その方が、ソフィアがどうやって成長したかもわかるし。

別に、魔王側だけを描いても、この世界の秘密に対して肉薄できたわけでしょ?

さらにいえば、物語的にも、魔王への対抗勢力として重要なのは、勇者パーティではなく、邪悪なエルフたちであるようだし。

少なくとも、アリエルとポティマスの因縁は、はるか以前から続いているものだし。

だったら、素直にそちらに焦点を当てればよかったのにね。

まぁ、勇者たちが魔王を倒す、というお約束のテンプレ展開を予想させておいて、いや実は、エルフがラスボスでした!というちゃぶ台返しが、物語の見せ場のひとつではあったのだろうけど。。。

でも、それをやるだけに、あれほどまで勇者側を描く必要はなかったと思うのだよね。

ということで、まぁ、誰が戦犯か?というのは、このあと、あるのだろうなぁ。


とにかく、途中までは面白かったのに、随分と残念な着地になってしまって、正直、がっかり。

でもまぁ、今どき、あれほどまでにヒドイ作画ができるんだ、というのにも驚いた。

あと、CGの酷さにも。

ほんと、ドブにカネを捨てるような仕上がりで、憐れに感じたほどだよw

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探偵はもう、死んでいる。 第1話 『お客様の中に、探偵の方はいらっしゃいませんか?』+『開幕、青春ラブコメ編』 感想

2021-07-06 15:43:59 | Weblog
何の前知識もなく、なんとなくタイトルに引かれて見ちゃったのだけど。。。

うん、これは嫌いではないなぁw

なんか、いろいろと既視感だらけなところも逆にいい。

会話の感じは、出始めの頃の西尾維新みたいだし、

名探偵による超推理とか、往年の舞城王太郎みたいだし。

設定に「人造人間」とかしれっと出してくるあたりは、上遠野浩平のブギーポップ・シリーズみたい。

主人公の君塚が「理不尽だぁ」と事ある度にもらすところは、上条当麻のもろぱくりだから、鎌池和馬だなぁ、とか。

シエスタの造形は、『デート・ア・ライブ』の折紙だよね?とかw

でも、シエスタのほうが、はるかに魅力的だけどねw


あと、これはちょっとあざといなぁ、と思ったのは、この作品は、きっと、夏真っ盛りのときの放送が、ほんと、似合う物語なんだろうなぁ、と。

なんどか、君塚が青空を見上げるシーンがあったけど、これはもう「夏の思い出」というカテゴリーに落とすために完全に似合っている。

というか、狙ってるよね? 絶対!

その意味では、どこかしら『時をかける少女』っぽくもあるんだよね。

その分、ノスタルジーを刺激する、というか。

でも、それもそのはずで、あれだけ大活躍した名探偵シエスタは、すでに故人なのだから。

喪失された〈彼女〉を想い出す物語、というフレームまで仕込まれている。


いやー、これだけ、仕込まれたら、素直に降参したくなるw

うーん、でもさ、「人造人間」なんてファンタジックな設定を最初から出してきてるんだから、シエスタが死んだ、といかいっても、絶対、生きてるよね?

あるいは生き返るよね?

とか思ってしまうんだよね。

で、ちょっとだけググったら、どうやらそういう展開みたいだしw

でも、なんていうか、それがわかってしまっても、あまり気にならない感じがするのが、さっき書いたように、この物語がどうやら、過去のラノベのいいとこ取りの、全部盛りの作品のように見えるから。

なので、どういうふうに料理してくれるのかな?ってところにすでに興味が移っている。

ということで、次回に期待。


とはいえ、1時間枠の第1話を見続けてしまえたのは、思っていた以上に作画も演出も良かったからで。

なので、このクオリティが続くことにも期待。

ということで、ノーマークだっただけに、ダークホースになりそうな予感。

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ワンピース-ONE PIECE- 第1018話 『ジンベエVSフーズ・フー』 感想:これはもう太陽の神ニカ=ジョイボーイ=Dの一族(の誰か)=ルフィで決定なのだろうねw

2021-07-05 19:00:28 | ワンピ
タイトルにあるジンベエとフーズ・フーの闘いの中で、前回の「ゴムゴムの実」に続き、フーズ・フーの口から、今後の展開の上で重要になりそうな情報がまたもや開陳されるw

フーズ・フーってただのおしゃべりさんでしかなくて、なんか、RPGの中で、攻略情報をかってに漏らしてくれるNPCの老人みたい。

というか、彼はそういう役回りで出てきたのだろうな。

ただ、その発言に、ジンベエが怒って、覇気のような正拳を打ち出していた。

こちらも実は、重要な流れで。

なんか、今回のVSカイドウ戦が一件落着した後、ジンベエが、いろいろとワノ国の武術と覇気の関係を解説してくれそうな気がする。

そういう意味では、ジンベエが合流するのが遅れたのには、そういう理由もあったのだろうな。

つまり、ルフィとゾロに自発的に「流桜」の取得のための修行をさせるために。

で、謎解きは、あとでジンベエ親分がしてくれる、という感じかな。

しかし、ここにきて、ジンベエの加入が、麦わらの一味に与える影響の大きさを、今更ながら実感してきたりして。

さすがは元七武海の年長者らしく、とにかく事情通、ってことだね。

それは、覇気についても、世界政府についても、ということで。

いやぁ、この先のジンベエの活躍に期待大。

ただ、その一方で、これもまたロビン同様、ジンベエはジンベエで、ルフィの仲間になることで成し遂げたい我欲があるようで。

それは魚人島のため、というよりも、本当にジンベエ個人の欲望、ということのようで。

そのあたりが明らかにされるのも楽しみだな。

あと、フーズ・フーの情報からすると、もはや

太陽の神ニカ=ジョイボーイ=Dの一族(の誰か)=ルフィ

で決定なのだろうな。

で、Dの一族の「D」も、よく言われるように「半月」のことと思ったほうがいいのだろうな。

月の文明に反旗を翻す太陽神。

てか、ニカ、って、ニケ、だよね? NIKE(ナイキ)だよね?

じゃ、もう「勝利の女神」で決定じゃないw

なんか、ワンピも落ち着く先が見えてきた気がするな。

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ピーチボーイリバーサイド 第1話 『元姫と卯人』 感想

2021-07-03 01:32:59 | Weblog
何の前知識もなく、なんとなく見てしまったら、思いの外、面白かった。

というか、これ、嫌いじゃない感じだなーと思ったら、もともとクール教信者のマンガだったのね。

なんとなく納得w

で、なんとなく気になったから、とりあえずリメイク版というのを読み始めたけど、うん、これ、面白いよ。

桃太郎、という設定をいじって、ここまで話をめちゃくちゃインフレさせられるかね?って感じで。

だって、これ、今は、鬼と人の争い、みたいになっているけど、このあと、天使やら悪魔やら異次元存在まで出てくる始末でw

その過程で、ちゃんと桃太郎の能力の出自も明らかになるしw

サリーとフラウのパーティも、ちゃんと意味のある仲間からなるようになるし。

旅の途中で出会った連中で、拳を交えたw奴らも、別働隊のように違うパーティをつくって、動き始めるし。

そのそれぞれにちゃんと、サリーたちと因縁を残すのもいいし。

あ、そうそう、まだ、桃太郎の先輩であるミコトがちゃんとは出てきてないけど、こいつはこいつで、ものすごい要注意人物だしw

鬼、人間、亜人、魔女、魔族、天使、その他もろもろ、の存在が、それぞれの思惑で動き始めるからね。

設定は想像以上にガチで、あんなキャラデザで始まったから、ちょっとのんびり風味であるけれど、やってることは、結構、ベルセルクみたいだったりするからなぁ。

とにかく転生なんでもあり、なのがすごいw

ということで、続きに期待。

あ、でも、なんか、シャッフル放送らしいけど。

でも、第1話で、とりあえずサリーのパーティメンバーを全員出した、という意味では、このやり方は正解だったように思える。

とにかく、次回以降の展開が気になる。

あ、シャッフルされちゃうけどね。

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