BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

夢喰いメリー 第11話 『夢の守り人』

2011-03-28 18:48:10 | Weblog
相変わらずのユルイテンポ。
しかも、最後のミストルティンらの余裕の見せ方も含めて。

で、この場面、どうやら、尺があるにも関わらず、バトルに入らないってどんだけ!
って反応がネットの中では多いようだけど、そうかなぁ。。。

この作品は、このユルさこそがチャレンジングなところじゃないのかな。

もちろん、残り一回で、この、夢路+メリーにとって絶望的にまで敗色濃厚な状況をどうひっくり返すのか、は正直、疑問だけど。

今回、事前の協議があったにも関わらず、あの場にエンギと由衣は現れなかったし、
千鶴とレスティオンも対峙はすれど、手はださなかった。

物語的には、駒の全てを盤上に載せるというのが狙いだよね。

その上で、この状況を正当なバトルで突破するのか、
それとも、あの性格のひねたメシウマ先生を含めて、策謀で出し抜くのか、
あるいは、
そもそも、勇魚が一度どこかに連れ去られるなりしたところで、今シリーズは終わりなのか。

よくわからないけど、それ相応の理由があっての今回のタメとヒキであったと思いたい。

で、そういう物語の方向の見通しとかとは別次元で見ると、
そもそも、この物語はバトルものなのか?という気はするのだよね。

夢路にしてもメリーにしても、キャラとしては、実は、わかったようでよくわからない。

そこに、ミストルティン+メシウマ先生のような、目的不在の快楽殺人キャラがきても、
実際、物語的には殆どプラスになる部分はない。
だって、彼らはただ殺したいだけだから。

この無目的な快楽志向があればこそ、
逆に、状況をマジで変えようとする夢路やメリーがどんな存在なのか、が
対比上、明らかになるように思うのだよね。

最悪、勇魚には手を出さない、というところで協定が結ばれることだってあるんじゃないか、と。

その意味で、戦わずにして勝つ、という線もあることに期待したいところ。

まぁ、この作品については、その雰囲気の心地良さのせいで、バトルなんてそもそもいらないんじゃないの、とずっと感じてきたから、こんな風に思うのかもしれないけれど。

ということで、とにかく、とりあえずに最終話に期待w
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