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白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

デッドマウント・デスプレイ 第12話 『The Sacred Place-神殿-』感想

2023-06-27 16:15:20 | Weblog
ていうか全12話感想。

率直にいって、ものすごく中途半端なところで終わったなぁ、と。

ただ、これって分割で続きが10月かららしい。

うーん、悪手だと思うけどなぁ。。。

原作は既読。

で、これについては原作のほうが面白い気がする。

原作者の成田良悟って、『デュラララ』の人だけど、群像劇が得意なだけあって物語自体は面白い。

で、このデッドマウントについても原作漫画はそのテンポを巧く作画に落としていて面白い。

でも、今回のアニメは原作漫画ほどにはワクワクしない。

なんかね、全体的に「もったり」した感じなんだよね、平板。

原作漫画は、群像劇ゆえ必然的に増えていってともすれば霞みがちになる個々のキャラを、顔のアップや印象的なアクション(ただし当然止め絵)を見せることでちゃんと印象付けているんだよね。

あと、その印象的なコマ割りに重要な情報やセリフを乗せる感じで。

だから、全体としてリズムがちゃんとあって、それに乗るとサクサク話は進むし、同時に重要な作中情報も読解できるのだけど。

アニメの方は、群像劇の動きにしても、情報や推測の提示にしても、どちらも巧くいってない。

要するにカメラワークとして寄ったり引いたりの「深さ」の表現がほとんどなくて、かわりに、遠くから引いた感じで描くから、とても平板になる。

ていうか、アクションが全然アクションになってないよね。

とくに、ソリティアがでてきてから、完全に彼の存在が浮いているw

きっとソリティアに喋らせすぎているのだと思うけど、彼を表に立てすぎると、ほんとにつまらなくなる。

だって本質的にウザオ枠だからw


ということで、第1話とか2話あたりは面白かったのだけど(だから原作にも手を出したのだけど)、5話とか6話あたりから急速に失速した感じがする、少なくともアニメとしては。

もうちょっとなんとかできなかったかなぁ。

なので、10月が全然楽しみにならないんだよねぇ。。。
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