BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

革命機ヴァルヴレイヴ 第1話 『革命の転校生』

2013-04-14 17:03:39 | Weblog
想像していたよりも遥かに面白かった。
Aパートが終わるところまで、何だまた高校生が出るロボット物かよ、しかも主人公と思しき少年は俺、戦いたくない!みたいな感じで・・・うーん、と思っていたのだが。

だが。

ハルトがヴァルブレイブに乗り込むあたりから俄然惹きつけられた。

まず、ショーコの死がトリガーになり、復讐心に燃えること。
これ、単純だけど、とてもわかり易い動機。

加えて、「人間ヤメる?」という問への対処。
本気で勝とうと思うなら、そう思って事態に臨め!というショーコらの声がここで被るのは、単純に構成上、上手い。

そして、ヴァルブレイブが起動して敵を殲滅したのはまぁ普通のこととして。

その「人間ヤメる?」という問が、まさか、不死化=ゾンビ化もしくはヴァンパイア化、のこととは思わなかったw

(あれ、もしかしたら、あのYesを押した後のトリセツのようなところに、ちゃんと書いてあるのかな?)

これは半分笑い、半分、あーその手があったか!と関心したところ。

もちろん、物語のネタとして、ヴァンパイアもしくはゾンビというネタをここで投入するか、ということで。

それによって、精神的に弱そうだった主人公をキャラとして豹変させてもおかしくないし、同時に、最後にハルトを殺った(はずの)エルエルフを、返り討ち的に眷属?もどきにしてしまったんだろうなー、きっと、と思った。

そうやって、無理やり、エルエルフをハルトの陣営に取り込むことになるのだろうなぁ―、とか、思ってしまう。

なんていうのかな、この、一歩間違うとキワモノになりそうな設定をうまく繋いでロボものにしているのは恐れいった。

なんか、このどんでん返し的で、予想の斜め上をいく感じは、コードギアスの時みたいだな―、と思っていたら、脚本がまんま、ギアスの大河内一楼だったのねw

ものスゴク納得。

あと、今風だな―と思ったのは、ハルトがヴァルブレイブに乗り込んで戦うまでの一部始終がリアル中継されて、簡単にいうと、万人に晒されていたってこと。

これで、ハルトとヴァルブレイブの関係は完全にオープンになってしまったところから話が始まる、というのは新鮮。

普通は、この手の搭乗員が誰か、というのは秘密扱いされるものだったわけだけど、その常識を最初に覆してしまった。

で、多分、人間ヤメたことも、情報として流れるよね、きっと。

となると、その晒されたヴァンパイアとしての自分を果たして自分と思いながら行けるのか。

あるいは、ヴァルブレイブの操縦者ということは周知のことでも、ハルトがヴァンパイア化したという事実は機密扱いされるのか。そして、ハルトはその秘密の秘匿に心を悩ませることになるのか。。。。

などなど、いろいろと想像してしまう。

いやー、この感じで進んでくれれば、久しぶりに、簡単にいうとギアス以来ほぼ始めて、さて、次回はどんな展開になるのか―、ということをあれこれ想像するのが楽しいものになりそうな予感もする。

その予感が当たってくれることを願うなぁ。

あと、ED(OP?)の曲を、TMRと水樹奈々の二人で歌う、というのは、ある意味すげーコラボでビックリw で悪くなかったと思う。

ということで、これはダークホースだった。

もの凄く次回が楽しみ!

とりあえず、ショーコの再登場はありだよね?
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