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白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

翠星のガルガンティア 第1話 『漂流者』

2013-04-14 07:03:17 | ガルガンティア
第1話は、良い感じだね。
物語の深刻さと、各種映像の作り込み(キャラもメカも背景設定も)がちょうどいいバランスで心地良い。

最近だと珍しいバランス感覚かな。
メカや背景の精妙さに比べて、キャラがいい意味で軽い感じで。
IGっぽくないのがいい。
そういう意味での王道感はあるね。

あー、ようやく一つはちゃんとした作品を見つけられた感じ。
今期は、マジで不作だからな。
てか、もう、マジでラノベ原作の、ラノベを売るためだけの制作はやめて!って感じ。

ちゃんと物語やろうぜ。

で、そういう意味で、このガルガンティアはとりあえずそういう物語の序章としての第1話の要件は満たしていると思った。

というか、最後のところで、「ここは地球」、というのは、
なんだかちょっと『猿の惑星』みたいだな、とは思ったけどw

でも、言葉が相互にわからないところは、確かにサルと人間って感じだから、
まんま、『猿の惑星』だよなw

主人公とマシンは、地球人?から見れば、オーバーテクノロジーの持ち主で、
で、主人公からすると、どうやらここは自分たちの発祥の地らしい、ということで。

とりあえずは、相互に異文化・異文明なズレをどう擦り寄せるのかが当面の物語の主題で、その摩擦を通じて、お互いの事情と、あと、一人一人のキャラの性格が明らかにされていく、ってことなのだろうな。

そこから、どう、第1話冒頭に出現していた「敵」と思しき異星人?異生命体との戦いが接続されるのか。

当然、その異生命体の存在がもつ役割、というのも一つの解明すべき謎としてたちあがるのだろうな。よくあるパタンとしては、彼らは敵でもなければ悪でもない、太古の地球がプログラムした存在云々、みたいなことが判明して、それらが、時空を超えて出会ってしまった、主人公と地球人たちの共通の目的となっていく・・・みたいな感じw

ともかく、こんなことをさくっと想像してしまえるくらい、第1話のつかみはよかったので、あとは、この謎をうまくテンポよく、次回以降、展開してくれることを期待。

もっとも脚本がブッチーなので、そんな王道的な展開では終わらないのだろうな。

中盤になって、打ち解けて仲間になった地球側の面々が大量虐殺されて物語の向かう方向が急展開する・・・なんてオプションも当然考えられるわけで。
なにせブッチーだからなw

それも含めて、今後の展開が楽しみ。

まぁ、もっとも、そういって第1話のつかみの良さにだまされた駄作は、ファムを始め、IG周辺には屍のように並んでいるのも確かなのでw

そういう意味で、期待しつつ期待しない、という態度でいくかな。

とはいえ、ようやくちゃんと物語をするつもりがある、非ラノベの作品が出てきたのは嬉しいところ。このまま軽快に突っ走って欲しい。

そうそう、CV杉田のチェインバー?だっけ、あのロボのインターフェース音声は異様に似合ってるなw

そういう意味でED(OP?)の茅原実里も良かったと思う。無機質な声音がちょうど合っている。

ということで、楽しみにしているぞ。
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