BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

進撃の巨人 The Final Season Part 2 第82話 『夕焼け』 感想

2022-02-21 19:04:51 | 進撃
ようやくアニが復活。

・・・なのだが。

原作でアニが復活した場面を見たときは、あー、なるほど「全ての硬質化を解く」というのは、アニの硬質化も解いてしまうのか!ってびっくりして、

いやー、作者、よく考えてるなー、って、えらく感心した記憶があるのだけど。

でも、アニメでの描写は、なんか、そういう感慨が全然感じられないものになってしまった。

多分、前回の締めと今回の冒頭に、アニの復活を分けてしまったためなんだろうけど。

それにしても淡白すぎた。

というか、やっぱり、MAPPA、演出が控え目すぎだろう。

正直なところ、原作で読んでも、地ならしが始まってしばらくは、もうほとんどエレンは登場せず、立体機動もほとんど登場しない状態になって、絵的には退屈なものになっていたので、アニメ的には、もっとこう動きを強調したメリハリのあるものになると期待していたのだけど。。。

MAPPAって、全然、そういう演出しないよね。

ただ、原作を忠実になぞるだけ。

原作を再現するだけ。

だから、ひたすら退屈なままで過ぎていく。

だったら、せめてもう少し、各キャラの顔芸ぐらいしてほしいのだけど、それすらない。

陰鬱な表情にしても、原作通り、顔に直線を複数かぶせるだけだものね。

さすがにそれはないだろう、って思ってしまう。

アニだけでなく、ヒッチにしても、アニメなんだから、もう少し表情に起伏があってもいい。

ましてや、幼馴染のエレンが今や稀代のテロリスト、破壊者になってしまったアルミンやミカサにしたら、その困惑は激しいはずで。

でも、そういう表情はMAPPAって全然作れない。

ファイナル・シーズンもWIT STUDIOがつくっていたら、もっと盛り上がっていたのだろうな、ってどうしても思ってしまう。

残念でならない。

『鬼滅』の起伏のある演出を見た後では、流石にね。

もちろん、遊郭編は全体的に、過剰に崩した原作絵が再現される場面が増えて、第1期に比べれば随分マンガっぽくなったな、って思ったときもあったけど、でも、鬼との戦いになったら、全員マジ顔になって駆け抜けていった。

ああいう力のある表情が、進撃でも見たかったんだよ。

なんか、どのシーンを見ても、適当にCGで描きました、みたいなカクカクした感じが残っていて。

大体動きそのものが少ないしね。

ホント、なんで、WIT STUDIO、ファイナル・シーズンをやらなかったんだよ。

あのアニの女型の巨人襲来のときの興奮はなんだったんだよ。。。

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呪術廻戦 第175話 『仙台結界②』 感想

2022-02-21 12:19:49 | 呪術廻戦
乙骨推しシリーズ第2回w

乙骨、意外と虫のバケモノに苦戦して、やむなく反転術式を使い勝利したものの連戦へ。

で、それだけ。

マジ、つまらん。

これ、トーナメント戦、サバイバルゲームの悪いところだよな。

どうでもいい戦闘も、手順として描かざるをえない。

そう思うと、『鬼滅の刃』はよくできてたね。

無駄な戦いは、原則、なかったから。

もちろん、鬼との遭遇は偶然が半分だったりしたわけだけど、でも、死闘が終わってみれば、その特定の相手との因縁も生まれていたりして。

要は、敗者に対する、死者に対するリスペクトがあったわけだけど。

呪術廻戦は、この死滅回游に入ってから、すっかりそういう雰囲気がなくなったよね。

一応、最初の頃は、虎杖が相手を倒すのに躊躇したりするところで、とりあえず対戦相手とのコミュニケーションらしきものがあったけど。

でさ、そういう対戦相手へのリスペクトが減ると、俄然、ただの殲滅戦にしかならなくて。

で、なんで、いまさら、そんなもの、読まされなきゃいけないんだよ、って感じるじゃん。

今の呪術廻戦は、完全にそういう感じ。

ほんと、死滅回游、とっとと終わってほしい。

五条悟をさっさと復活させろよ。

封印するくらいなら、最初からあんな無敵キャラ、だすなよな。

完全に、構成ミスじゃん。

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