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白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

とある科学の超電磁砲T 全25話 感想: 美琴とみさきちのタッグが確立された結果、物語に深みが増して、この先が楽しみだよ!

2020-09-26 17:19:54 | 超電磁砲/禁書目録
第25話の感想でも少し触れたいたけど、レールガンの3期は、コロナ禍のせいで、結局、足掛け9ヶ月も放送されることになった。

まず、そういう中で最後までクオリティを下げずに製作を貫徹した監督の長井龍雪以下のスタッフの人たちに感謝したい。

グッジョブ! ありがとう! ブラボー!

実際、この『超電磁砲T』のクオリティは、1期や2期と比べてもものすごく高かった。

特に、終盤の、23話、24話あたりの「ドッペルゲンガーvs美琴」なんて、単純にこれ、『禁書目録』の劇場版のクオリティじゃん!って思ったものね。

いやあ、あれはマジですごかった!

これはもうほうぼうで言われ続けたことだけど、『禁書目録』の3期なんてひたすら「旧約」のストーリーを全てこなそうというだけの駆け足のストーリーで、その上、作画もおかしいところが散見されて、これならやらない方がよかったじゃん!と思うレベルだっだ。

それに比べて、『超電磁砲』の安定感は凄いな!と思うばかりの出来だった。

なにしろ、前半の「大覇星祭編」に出てた上条当麻の方が、『禁書目録』の彼よりも数段魅力的に見えるのだからw

いや、もちろん、ゲスト出演ゆえの美味しいとこ取りの演出はあるのだけど。

それにしたって決めるところはちゃんと決める。

しかも「竜王の顎」なんていう『禁書目録』の側の謎についてまで盛大に公開するのだから。

その上で、食蜂操祈や削板軍覇と共闘するんだよ?

で挙句の果てに、美琴姫!を救っちゃうんだからさw

いや、もちろん、このあたりはそもそも論で言えば、原作マンガのプロットの大勝利なんだけどねw

でもそれにしたって、美琴がシスターズのときに上条さんに救ってもらえたのとはニュアンスが全く違うじゃない。

あの時救われたのは、美琴というよりはシスターズで、だからそこからシスターズの上条さんラブが始まったわけで。

だから、実は、あのシスターズの話だけでは、美琴が上条さんラブになるにはちょっと弱いなぁと思っていたのだけど、あの雷神化した美琴を右腕をなげうってまで助けてしまったら、そりゃあ、惚れるよねw

という、以後の美琴と上条さんの関係を決定づけるエピソードをちゃんと描いてくれたのはとってもよかった。

その上で、後半のドリームランカー編では、いつもどおり、美琴が主人公らしく、誰かを救う役を担う。

その過程で、レールガンの能力を遺憾なく発揮してね!

その点では、やっぱりVSドッペルゲンガー戦はよかったなぁ。

あの電磁力による超巨大物量捜査の様子を見ると、美琴が、一通さんや垣根帝督に続く第3位というのも、ようやく納得できた。

そういう意味では、むぎのんが第4位にとどまるのも、

だって、麦野は、ただレーザー砲、ガンガンぶっ放すだけだからね。

物理世界に干渉して思い通りに操る「魔術」っぽさがぜんぜんないものね、。

いやまぁ、魔法じゃなくて科学なんだけどね。

でも、学園都市の科学は、アレイスター流のMagick=魔術だからね。

今回の美琴のエレクトマスターぶりは、ナチュラルに魔術師っぽかったw


ともあれ、今回の3期での美琴は、前半はお姫様、後半はヒーロー、ということでキャラをつかいわけていたわけで。

で、その美琴の2つの側面をうまく誘導したのが食蜂操祈。

3期は、みさきちの活躍(暗躍?)で、美琴を筆頭に、これまでとはちょっとニュアンスの異なるキャラの振り付けがなされて面白かった。

まぁ、その分、黒子の活躍が減ってしまうわけだけど。

でもまぁ、美琴に振り付けできるだけの実力者というと、結局、みさきちしかいないってことなんだよなぁ。

で、みさきちについては、心理操作系の能力者ってことで、どうしても腹黒、あるいは悪人のイメージが付きまとうわけだけど、その疑問について、少なくとも視聴者/読者に対しては、ドリーのことを心底気にかけていた、というバックストーリーが語られたことで、安心して善人としてカウントしていいことがわかったのもよかった。

いや、みさきちが上条さんラブなことはわかっていたけどさ。

でも、ドリーという美琴のクローンを大切な幼馴染と思っていることがわかったので、オリジナルの美琴に対しても悪感情どころか、実はきっと気に入っているし、自分の相棒としてふさわしいと思っていることがはっきりしたので。

そのあたりは、警策にちゃんと突っ込ませているのがいいよねw

むしろ、ドリーのエピソードのおかげで、『禁書目録』の創約の方で、みさきちと美琴が組み始めたタッグも安心して見ていていいんだな、と思ってホッとしているw


ということで、いやー、3期の『超電磁砲T』、面白かった。

大満足!

マジで、4期の『超電磁砲F』を、早く企画としてスタートさせてほしいゾ☆!

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ダーウィンズゲーム 第88話 感想: もしかして圏外村ですでに人狼ゲームが始まっている? そしてシュカはグリード襲撃前の渋谷へ?

2020-09-26 01:01:09 | ダーウィンズゲーム
前回は、ダーウィンズゲームの世界についての議論が中心で、結構めんどくさい内容だったけど、

今回は一転、圏外村に向かった、カナメ、レイン、オージ、オボロの4人組によるグリード戦が中心だった。

どう考えても、まだ序章なので、

カナメたちがグリードに襲われた圏外村のトラックを使って、圏外村に向かう、そこにひとりだけ残った男性を連れていく、ただし、その男がグリードかどうかは判断できない、

という状況説明くらいしかできないなぁ、まだ。

でも、前回までの話だと、圏外村にはすでに人間に化けたグリードが潜入しているようなので、ここから先は、今話している相手が人間かグリードか常に両方の可能性を考えないではいられない、結構息の詰まる時間が続いていくんだなぁ、と思うと憂鬱。

あとは、オボロがポロッと漏らした、日本政府と在日米軍が共同して名古屋のグリード圏にアタックを掛ける、ということだけど。

意外とグリード側の動きは、地道な陣地戦を試みてきてるんだな。

でも、この反抗作戦で、果たしていま、GMのもとにいるニューヨークから連れてきた女の子とか絡んでくるのだろうか。

ちょっとまだ話の流れ、が見えない。

で、その傍らで、世界線Oでは、シュカが平行世界をわたってカナメたちのもとに帰る方法を探っているわけだけど、そこで「抜魂の儀」という、いわば魂だけど飛ばして異界にいく方法を試している。

で、シュカがそうしてたどり着いたのは、どうやらまだグリードに襲われていない渋谷のモアイ像で待つカナメだったのだけど。。。

これ、どうにかして、シュカがカナメの世界に戻る方法につながるのかな?

今回は、全編、こんな感じで、え?この先どうなるの?、って素で疑問に思うしかなかった。

いい加減、ククリやGMの力?でシュカたちを戻してほしいのだけど。

でもまぁ、その前に、レインが副リーダーとしてカナメといいタッグを組んで戦果をあげないといけないんだろうなぁ。

で、そのカナメとレインのタッグを見て、戻ってきたシュカが素直に嫉妬するという場面を見てみたいよねw

でもその前に、シュカは、モアイ像の前にいる別世界のカナメから何を聞き出すのだろう?

もっとも、そもそもその世界は、シュカが強く望んでたどり着いたものだから、カナメというのも、単にシュカが望んで構築された姿に過ぎなくて、本当は、もっと別の存在なのかもしれない。

いずれにしても、カナメたちにしても、シュカにしても、物語が動き始めるのはやっぱり次回からなのかな。

そういう意味では、今回はちょっと歯がゆい感じの内容だった。

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とある科学の超電磁砲T 第25話 『私の、大切な友達』感想: いつもながらの大団円!美琴の人徳でレールガンの最終話にはいつもホッコリさせられる!

2020-09-26 00:05:22 | 超電磁砲/禁書目録
いやぁ、いい最終回だったw

いつものことながら、レールガンは、ホント、最後に癒やされるなぁ。

で、『とある科学の超電磁砲F』はいつからですか?

もちろん、FはFourthのFね。

いやー、2期のSがSecond、3期のTがThirdって、今回、初めて気づいたよw

ホント、レールガンは、いつも「終わりよければ全てよし!」って感じで大団円を迎えるから、見終わってすがすがしい気持ちになるんだよね!

『禁書目録』は、正直、もうアニメ化いいかなぁ、上条さんはまだしも、一通さんとか、浜崎とか、もういいかなぁって。

でも、レールガン4期ならきっと、ちょこっとなら上条さんで出れるでしょ?

ぜひぜひ、レールガンは4期をお願いw

せっかく、美琴とみさきちもなんかコンボを組めるようになってきたしw

みーちゃんもみさきちゃんもドリーとともに優しい関係になっているし、

スカベンジャーの4人も、一通さんの時の汚名挽回もできていい感じだしw

もちろん、婚后さんも、御坂妹とはれて「おともだち」になれて嬉しそうだし。

あれ、なんか、今回の感想にもなり始めているけど、ホント、いい感じなんだよ。

見終わると、ホッコリするんだよ、レールガンは。


でさ、ドッペルゲンガーにしても、結局、自殺ができないようにプログラムされているから、なんとか誰かに「廃棄」してもらえるように、あえて「ワルイ」やつを演じてたわけでしょ。

まぁ、自分を完全廃棄するためには、飛行船のバックアップデータだけでなく、操歯涼子も消滅させなくちゃいけなかったから、見た目、完全ワルだったわけどさ。

でも、そういうって、美琴にはわかっちゃうということで。

AIが人類を襲う、という話はよくあるけど、AIが自殺できないけど自殺したいから人類を襲うふりをする、というのは、なんとも悲しいよね。

最後に、ドッペルゲンガーが言っていたように、ある日突然、人間だと思っていた存在が、一瞬にして人形であることに気づいた幻滅感。

しかも不思議なのは、その事実に気づいた途端、魂も、実はないことに気づいていしまうわけでしょ?

それって、結構危うい設定だよね。

だって、逆に言えば、AIでも、自分には魂があると自分を騙し続けられれば、魂はあることになっちゃうわけで。

なんか、そういうことを、ドッペルゲンガーの最期には感じてしまった。

で、その上で、操歯涼子のパーツとして彼女の体内に残ったら、インディアンポーカーとして毎夜、夢に出てくるって、正統派のホラーだしw

てか、微妙に、臓器移植でよくある話まで出してきて。

だってそれだと、臓器にも魂があると思えば魂があることになるわけで。

なんか、最後は不思議だった。

そのうえで、そんな自殺願望の塊だったドッペルゲンガーが最も「生の楽しみ」を味わったと思えたのが、あの美琴との怪獣大決戦!だったのだからw

好敵手というには、あまりにもスケールがでかすぎて、ご近所迷惑もはなはだしかったわけだけどね。

でも、そんなことも、全部ひっくるめて、操歯涼子もまた美琴の友だちになれたのだから。

ほんと、今回出てきた娘たちが、みんな

「私の、大切な友達」

ってことなのだから。

っていうか、コロナのせいで間があいちゃったけど、最後にちゃんと、大覇星祭編のみんなも、カーテンコールのように現れたのは、ホント、よかった。

警策までいい子ちゃんになったのは、えー、黒子たち怒らない?って思ったけどねw

どちらかというと、いつかみさきちは、ドリーを美琴にも引き合わせてほしいけどなぁ。

だって、ドリーだって、美琴のクローンなわけだよね。

まぁ、それやっちゃうと、みさきちが美琴に対して壮大なデレを見せなくちゃいけなくなるので、個人のプライド的に無理なのかもしれないけれど。

あー、でも、とうとう終わっちゃったなぁ。

コロナのせいで、幸い?なことにも、結局、9ヶ月にわたって、レールガンを楽しむことができた。

これはこれでとても楽しかった。

途中、お休みのときは、無印や2期Sの話も振り返ることができたし。

なーんか、とても、広がりのある物語世界に見えてきて。

このままで終わるのはやっぱりもったいないから、是非、4期Fをお願いします!

やっぱりね、このレールガンの世界は、悪人がいないのがいいよ。

少なくとも、友だちの間では悪人はいない。

それは美琴の人徳の為せる技なのかもしれないけれど。

でも婚后さんじゃないけど、ホント、そう思う。

だって、フレンダが佐天さん相手に、あんないい子になるとは思ってなかったからw


ということで、もう大満足だったよ!

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