予想通り、警策と食蜂によるドリーの話、・・・、になると思っていたら、それを越えて、ドリーの対となるクローンがまだ残っていて、彼女を通じて、ドリー、警策、食蜂の3人の、時間を越えた再会であり、同窓会であり、リユニオンになっていた。
いやー、キレイな、文字通り、エピローグらしい終わり方で。
ちょっと、ほっこりしてしまったよ。
警策が「看取」で「みーちゃん」、
そして、食蜂が「操祈」で「みーちゃん」と、
ちゃんと被っていたんだね。
それも含めて、みさきちからしたら、もともとあった2人の間に割って入ってしまったような居心地の悪さを感じていたようで。
なんていうか、みさきちは、そういう「割って入る」形の間の悪さがつきまとってしまっていて、なんか切ないね。
美琴と上条さんの「2人」の間にも割って入ってしまうわけで。
といっても、みさきちが想ってやまない上条さんに対しては、今回のドリーとは違って、どこまで行っても、その想いは届かないわけだけど。
こうみると、上条さんではなく、みさきちこそ、このシリーズの中の完全な不幸キャラだよなぁ。
常に、私って実はおじゃま虫じゃない?って思ってしまうようなシチュエーションに置かれるわけだから。
もっとも、きっとみさきち本人にもそういう自覚はあって、だからこそ、今回、最後でドリーにきちんと思い出しもらえたうえに、感謝までされたときは、本当に嬉しかったんだろうなぁ、と思ってしまう。
あと、本来なら敵対してもおかしくない警策ともドリーを介してわかりあえてしまったわけだし。
実は、終わってみれば、メンタルアウトという「心理操作」の能力の手前、孤高の女王になりがちなみさきちにとっても、素に戻れる友人を見つけられた、いいエピソードになったのではないかな。
で、そう思うと、その3人の輪の一つ外側だけど、ちゃんとシスターズの、御坂妹にも、そのドリーの思いが伝わっているのはいいね。
海に行きたい、と思わず行ってしまった、御坂妹。
で、それに対して、季節外れだけど、と真顔でどうしようか考える「姉」としての美琴。
その美琴が、回り回ってみさきちと、今後、タッグを組む場面も生じるのだから、この超電磁砲における大覇星祭の物語は、番外編にもかかわらず、後々で、禁書本編にも影響を与えるものだったんだな。
前回の「竜王の顎」という上条当麻の本質の顕現と合わせて、いやー、うまく本編を補填していて、結構、感心した。
それにしても、本当に、ドリーって、御坂妹たちの、ミサカネットワークの、プロトタイプだったんだな。
で、ミサカネットワークを形成する最初の「2点間通信」のために、相方となるカウンターパートのドリーがもう1人必要だったわけか。
そして、だからこそ、警策とみさきちが出会ったドリーの記憶を保有した「もうひとりのドリー」に、警策とみさきちが再会する幸せな終幕を描くこともできたわけで。
いやー、円環が閉じるようで、ホント綺麗なまとまり方だなぁ。
しかし、そう思うと、みさきちが、倒れていた御坂妹を救った上で匿っていたのも、御坂妹の姿にドリーの姿を重ねていたからなんだろうな。
きっと、みさきちは、ドリーがミサカネットワークのプロトタイプであることも知っていたのだろう。
まぁ、外見も似ているのだろうし。
となると、みさきちが、やたらと美琴にちょっかいを出すのも、実は、美琴がドリーのオリジナルだから、ってこともあるのだろうな。
あ、でも、もうひとりのドリーの存在は、みさきちが木原幻生の記憶を覗いて初めて知ったことだったんだっけ。
そうすると、ミサカネットワークのことは知らなかったのかな?
いや、でもそれだと、御坂妹を無条件で助ける、という行動につながらないから、やっぱり事前に知っていたんだな。
ともあれ、みさきちにとってのハッピーエンドで、ホントよかった。
それにしても、こうして結末を知ってからもう一度最初から、この大覇星祭編を見直すと、ああ、この時のみさきちの張り詰めた表情は、実は御坂妹の面影を通じてドリーのことを思い出していたからなんだ、とか、改めて納得できてしまう場面がいくつか出てくるのだろうな。
うーん、ホント、よく出来てるなぁ。
結末を知ってからもう一度見直すと、初見とは違う発見がある、ってミステリーの醍醐味だものね。
しかも、この大覇星祭編の場合は、このみさきち、ドリー、警策の3人の再会に向かう大きな物語の流れの上に、美琴のレベル6への変貌とか、上条さんの「竜王の顎」とか、削板の「すごーいパンチ!w」とか、見どころが満載なのだから、驚くな。
もちろん、黒子の大活躍もあったわけだし。
序盤の婚后さんや泡浮さん、湾内さんたちの奮闘もあったわけで。
マジで大満足だよ、素晴らしい!
いやー、超電磁砲、ホント、面白い!
次回からの天賦夢路(ドリームランカー)編も期待できそうで、楽しみだ。
いやー、キレイな、文字通り、エピローグらしい終わり方で。
ちょっと、ほっこりしてしまったよ。
警策が「看取」で「みーちゃん」、
そして、食蜂が「操祈」で「みーちゃん」と、
ちゃんと被っていたんだね。
それも含めて、みさきちからしたら、もともとあった2人の間に割って入ってしまったような居心地の悪さを感じていたようで。
なんていうか、みさきちは、そういう「割って入る」形の間の悪さがつきまとってしまっていて、なんか切ないね。
美琴と上条さんの「2人」の間にも割って入ってしまうわけで。
といっても、みさきちが想ってやまない上条さんに対しては、今回のドリーとは違って、どこまで行っても、その想いは届かないわけだけど。
こうみると、上条さんではなく、みさきちこそ、このシリーズの中の完全な不幸キャラだよなぁ。
常に、私って実はおじゃま虫じゃない?って思ってしまうようなシチュエーションに置かれるわけだから。
もっとも、きっとみさきち本人にもそういう自覚はあって、だからこそ、今回、最後でドリーにきちんと思い出しもらえたうえに、感謝までされたときは、本当に嬉しかったんだろうなぁ、と思ってしまう。
あと、本来なら敵対してもおかしくない警策ともドリーを介してわかりあえてしまったわけだし。
実は、終わってみれば、メンタルアウトという「心理操作」の能力の手前、孤高の女王になりがちなみさきちにとっても、素に戻れる友人を見つけられた、いいエピソードになったのではないかな。
で、そう思うと、その3人の輪の一つ外側だけど、ちゃんとシスターズの、御坂妹にも、そのドリーの思いが伝わっているのはいいね。
海に行きたい、と思わず行ってしまった、御坂妹。
で、それに対して、季節外れだけど、と真顔でどうしようか考える「姉」としての美琴。
その美琴が、回り回ってみさきちと、今後、タッグを組む場面も生じるのだから、この超電磁砲における大覇星祭の物語は、番外編にもかかわらず、後々で、禁書本編にも影響を与えるものだったんだな。
前回の「竜王の顎」という上条当麻の本質の顕現と合わせて、いやー、うまく本編を補填していて、結構、感心した。
それにしても、本当に、ドリーって、御坂妹たちの、ミサカネットワークの、プロトタイプだったんだな。
で、ミサカネットワークを形成する最初の「2点間通信」のために、相方となるカウンターパートのドリーがもう1人必要だったわけか。
そして、だからこそ、警策とみさきちが出会ったドリーの記憶を保有した「もうひとりのドリー」に、警策とみさきちが再会する幸せな終幕を描くこともできたわけで。
いやー、円環が閉じるようで、ホント綺麗なまとまり方だなぁ。
しかし、そう思うと、みさきちが、倒れていた御坂妹を救った上で匿っていたのも、御坂妹の姿にドリーの姿を重ねていたからなんだろうな。
きっと、みさきちは、ドリーがミサカネットワークのプロトタイプであることも知っていたのだろう。
まぁ、外見も似ているのだろうし。
となると、みさきちが、やたらと美琴にちょっかいを出すのも、実は、美琴がドリーのオリジナルだから、ってこともあるのだろうな。
あ、でも、もうひとりのドリーの存在は、みさきちが木原幻生の記憶を覗いて初めて知ったことだったんだっけ。
そうすると、ミサカネットワークのことは知らなかったのかな?
いや、でもそれだと、御坂妹を無条件で助ける、という行動につながらないから、やっぱり事前に知っていたんだな。
ともあれ、みさきちにとってのハッピーエンドで、ホントよかった。
それにしても、こうして結末を知ってからもう一度最初から、この大覇星祭編を見直すと、ああ、この時のみさきちの張り詰めた表情は、実は御坂妹の面影を通じてドリーのことを思い出していたからなんだ、とか、改めて納得できてしまう場面がいくつか出てくるのだろうな。
うーん、ホント、よく出来てるなぁ。
結末を知ってからもう一度見直すと、初見とは違う発見がある、ってミステリーの醍醐味だものね。
しかも、この大覇星祭編の場合は、このみさきち、ドリー、警策の3人の再会に向かう大きな物語の流れの上に、美琴のレベル6への変貌とか、上条さんの「竜王の顎」とか、削板の「すごーいパンチ!w」とか、見どころが満載なのだから、驚くな。
もちろん、黒子の大活躍もあったわけだし。
序盤の婚后さんや泡浮さん、湾内さんたちの奮闘もあったわけで。
マジで大満足だよ、素晴らしい!
いやー、超電磁砲、ホント、面白い!
次回からの天賦夢路(ドリームランカー)編も期待できそうで、楽しみだ。