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白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

五等分の花嫁 第121話 『五分の一の確率』 感想: これって絶対、式場でうたた寝している風太郎が見ている夢だよね?(らいは談w)

2020-02-12 12:52:05 | 五等分の花嫁
予想通り5年後の世界、しかも風太郎と四葉の結婚式当日。

大女優?になった一花の帰国を、ですます口調をやめた五月先生が車で迎えに来て、そのまま二乃と三玖が経営する喫茶店?につれてきたところで、花嫁四葉登場。

母のピアスがつけられるよう、二乃が半ば恨みwをこめて四葉の耳に穴を開けて、姉妹は会場へ。

一方、風太郎は、東京の大学を卒業して、そのまま東京に就職した模様で、結婚式でこちらに帰ってきた。

式場で、マルオ「おとうさんw」といろいろと話して、ついでに上杉家の抱える借金が、実は死んだ母の店の開業資金だった、という衝撃?の事実がいまさら、伝えられる。

ちなみに、その店がいま、二乃&三玖が開いたお店だったということ。

居抜きでそのまま開業できたようだから、だれも使ってくれなかったのかね?

ともあれ、そんな話を終えたところで、改めて新婦・四葉を探しにでかけたら、これもまた予想通り、五つ子がみなウェディング・ドレスを纏っていた。

ジャジャーン!!! さぁ、最後の五つ子ゲームの開幕です! 


・・・という展開w


・・・なのだけど。

いやー、これ、どう見ても、風太郎が観てる夢でしょ?

いくらなんでも、いままでちょこちょこ描かれてきた結婚式の様子と違いすぎる!

なにより、風太郎は、「僕」なんて、絶対言わない!

彼の本質は「俺」様だからw

それにさ、らいはが全然出てきてないじゃん?

らいはが風太郎にあげたミサンガも出てこない!

なので、これは、間違いなく風太郎が観ている夢だよ。

そうでなくて、このまま、この「アホ」で「雑」な展開のまま、最終話にするのなら、正直なところ、このマンガは、ただの駄作に堕ちて、今後、春場ねぎの作品は、すべて「地雷扱い」されるようになるよね、クソマンガだと。

いや、だってさ、今回の描写だけでも、

●五月が、なんのてらいもなく、ですます口調をやめている。

●四葉、いつの間にか「上杉さん」から「風太郎」に呼称を変えている。

という、いままでこのマンガを読んできてものからすれば、最大級の「イベント」があっさりかわされてしまっているのだから。

これね、もしも、何の作劇上の意図もなく、こんな「雑」な扱いをしてもいいと、作者が思っているのだとしたら、あんた、読者をバカにするのも大概にしろ!、と脅迫されてもおかしくないところ。

それを、苦情対応の窓口になる講談社の担当編集者も了解したうえで、こんな内容にしているのだから、絶対、裏があるはず。

いや、ホントになかったら、マジで、ねぎ先生、漫画家、終わりだよ。


それくらい、あからさまに違和感ありありの描写が続いているのだから、次回の最終回で、夢から覚める大ドンデン返しがあるに決まっている!

問題は、いつからこの夢が続いているのか、ということなのだけど。

最悪、この物語の第1話から風太郎の夢だった可能性もある。

ていうか、前にも指摘したように、第1話冒頭で、「夢を見ていた」って明言しているくらいだから。

だから、本気で夢オチがありえる。

つまり、ほんとに、最終回を前にして、五つ子の誰が選ばれるかは「五等分」されてしまった。

タイトル通り、「五分の一」の確率。

しかし、ほんと、ねぎ先生も性格、悪いよね。


にしても、まだ風太郎の夢オチを信じない(主には四葉信者の)人たちもいるかもしれない。

でも、ポイントは、らいはの存在ね

今まで、結婚式場の描写がなされていたときの「視点キャラ」はらいはだった。

そのらいはが、今回どこにも現れていない。

それが、少なくとも今回の結婚式描写が、風太郎の観ている夢である最大の根拠。

つまり、らいは視点で描かれてきた今までの結婚式描写のほうが、本来の結婚式のありかた。

だから、うたた寝する前にマルオがまだ来ていないと告げられていた風太郎は、夢の中で、マルオの来場に慌てて、いまさらながらの「僕」口調で、しどろもどろしながら弁解していた。

単純に、あの「僕」口調は、風太郎の不安の現れだよね。


ともあれ、今までの話が、風太郎の観ていた夢だった、

少なくとも今回の結婚式は夢だった、とすれば、

次回、夢の中の五つ子ゲームで誰を選んでしまうのか?

そして、目覚めて、本番の結婚式で行われるであろう五つ子ゲームで誰が選ばれるのか?

最終的に、誰が花嫁だったのか?

の3つが焦点になるはず。


まぁ、普通に考えれば、夢は、その人の願望の投影であるはずなので、夢の中の五つ子ゲームで、四葉以外の誰かを選んで、実際、その相手が、本当の花嫁だった、ということになる気がするのだけど。

問題は、本物の花嫁が誰であるか、わからないまま終える可能性。

あるいは、本番の五つ子ゲームで終わる可能性。

いずれにしても、荒れることだけは間違いないので、

炎上商法としては正解なのだろうね。


このように、さんざん、気をもませて挙げ句、

四葉が、変わらず押される可能性はあるし、

物語全体で風太郎の表のパートナーだった五月が選ばれる可能性も依然ある。

もちろん、一花、二乃、三玖の三人にも。


そう書いた上で、個人的には、ここまで面倒な書き方をしたのだから、最後は、キレイに五月で終わらせてほしいと思っているけれどね。

簡単に言えば、一花推しも、二乃推しも、三玖推しも、そして、四葉推しも、みな、一度は、それぞれの推しのキャラが、風太郎といい関係にある描写を観てきてわけだから、五月についても、その描写があってもいいと思う。

でないと、日の出祭以後の五月があまりに不憫すぎるので。

いいじゃん、もう四葉は十分、いい目にあったのだから。

さすがに、四葉推しといわれるねぎ先生も、その自分の願望だけで、読者の期待や物語の流れを無視したりしないよね?


ていうか、最後には、ちゃんと、

鐘キス、と

京都の子、と

零奈の正体

については、明らかにするよね?

その伏線を丸投げにして終えたら、マジで『ネギま!』同様、ただただ荒れて、駄作認定されてしまうから。

画竜点睛を欠く、を地で行くのだけは、是非とも避けていただきたい。

ということで、次回、最終回。

風太郎が、盛大に、ガバッと目覚める姿が描かれることを期待したいw

てか、絶対あるはずw

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