酔生夢死の日録

ド素人が好き勝手に語る妄言です

警察の日常的暴力体質

2011年06月29日 | 社会
この記事の見出しには、さすがに笑った。

「大阪、全警察官2万人が誓約書『取り調べ中に暴行しません』」(スポニチ

「府警は再発防止策として29日、所属長を除く全警察官約2万人に

『取り調べ中に関係者に暴行しない』などとする誓約書を提出させると発表し

た。」


これを読んで、驚き呆れない人は尋常ではないだろう。

とにかく大阪府警が余りに正直すぎて、思わず笑ってしまう他ない。

それは「取り調べ中に関係者に暴行しない」ということを誓約書に書いて

提出するという「再発防止策」を採らざるを得ないこと自体が、

関係者への常習的な暴力の存在を証明しているからである。


早い話が、「今までずっと取調べ中に暴行して来たけど、今後はしません」

と言っているわけだから、これはある意味では正直な告白と評価すべき

だと思う。


この種の正直さにはそもそも私は寛大だし、積極的に評価もしている。

隠蔽がいかに最悪なのかは、原発事故を巡る政府・東電の姿勢を見れば

明白だろう。

極言すれば、「風評被害」の根本的原因は政府・東電の隠蔽体質にある

と言ってもいいだろう。