詰将棋の街路樹

自作の詰将棋をはがきに描いて掲載しています。それから詰将棋鑑賞、日記。

詰将棋第六番<解説> 詰将棋パラダイス平成26年8月号「新人コンクール」

2015-12-06 19:48:15 | 詰将棋

        第六番 詰将棋パラダイス平成26年8月号「新人コンクール」
        
        3三角成、2二香、2三桂、2一玉、4三馬、3二桂、3三桂、1二玉、
        2五王、1三桂、同飛成、同玉、1四歩、1二玉、2四桂、同桂、1一桂成、
        2三玉、3四馬、3二玉、4三歩成、3一玉、2一成桂まで23手詰。

        初手3三角成は開放感ある始まりではないかと思う。
        2二桂の逆王手には2三王まで、それ以外の駒を打つのは2三桂以下。
        従って2手目最善の応手は香の移動合。3手目1二歩とすると
        2一玉、1三桂、1二玉、3四馬に2三銀の逆王手をくらい失敗。
        3手目正着は2三桂。6手目桂以外の合駒なら3三桂、1二玉に2四王までだが、
        2四に効かせる桂を合駒に持ってこられるとこれが出来ない。
        ならば下がりながら2五王。
        結局逆王手の1三桂合を食らうが落ち着いて読みを進めていく。
        15手目2四桂を同桂と取らせ馬筋を通せば1一桂成、同玉には2一馬まで、
        これが作意にならず玉が逃げる展開が作意になるのには賛否両論あるだろうが、
        最後2一成桂まで弾力感ある旋律になったと判断、迷わずこの順を作意にした。
        <詰パラ入選3回。 平成26年作>。

        
        <第46週週刊将棋五段問題封じ手>(第1624回・11月18日号)
        私の封じ手は4五飛。
        週刊将棋の解答は4五飛。
        <第47週週刊将棋五段問題封じ手>(第1625回・11月25日号)
        私の封じ手は3五桂。

        (ブログ投稿時点でネット環境整うまであともう少しですが
        ヤフーメールは週に1回確認していますので
        何か気づいたことがあったら、そこにお願いします。)

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