今回チャールストン大会でできたようなテニスなら、サビーネ・リシキを毎日でも見たい!
のだが、サビーネのテニスのタイプからして、毎週のように彼女を見ることを期待するのはとても難しそうだ。
そもそも大会前のランク63位(チャールストンの優勝で43位まで上昇)というのは、よいテニスが続かないことが原因に決まっている。しかし、もっと実力がついたとしても、それは難しいと思える。
サビーネは明らかに一発の威力でポイントを奪うタイプの選手だ。このタイプの選手は、かつてのマリー・ピエルス、あるいは最近ではウィリアムス姉妹でさえそうなのだが、次のような傾向がある気がしてならない。
それに対し、フットワークに優れていて守備力の高い選手はその逆のように思われる。
現役でこのタイプの筆頭は、最近は不調だが、ディメンティエワとヤンコビッチだろう。(このように整理してみると、デメはキャリアを重ねるとともに守備寄りの選手に変わってきているように思われる。サーブだけは違うのだが。)若手では、今季一番の馬車馬キャロが典型的にこちらのタイプだ。
2008年序盤までのシャラポワは、攻撃寄りの選手にもかかわらず極めて安定したパフォーマンスを出していた、この区分でも非常にまれな存在だった。
のだが、サビーネのテニスのタイプからして、毎週のように彼女を見ることを期待するのはとても難しそうだ。
そもそも大会前のランク63位(チャールストンの優勝で43位まで上昇)というのは、よいテニスが続かないことが原因に決まっている。しかし、もっと実力がついたとしても、それは難しいと思える。
サビーネは明らかに一発の威力でポイントを奪うタイプの選手だ。このタイプの選手は、かつてのマリー・ピエルス、あるいは最近ではウィリアムス姉妹でさえそうなのだが、次のような傾向がある気がしてならない。
- ○調子がよければワンチャンスでビッグタイトルを獲得できる可能性が大きい
- ×ミスの連続での自滅と隣り合わせで、好不調の波が大きい
- ×けがでの長期戦線離脱のリスクも高く、ストップアンドゴーになりやすい
- ×必然的に出場する大会数も少なめにせざるを得ない
それに対し、フットワークに優れていて守備力の高い選手はその逆のように思われる。
- ○各大会で安定したパフォーマンスを期待できる
- ○けがでの長期戦線離脱のリスクも少ない
- ○多数の大会をこなすことができる
- ×大きな大会を勝ちきるのは難しく、ランク上位にいてもビッグタイトルはなかなか獲得できない
現役でこのタイプの筆頭は、最近は不調だが、ディメンティエワとヤンコビッチだろう。(このように整理してみると、デメはキャリアを重ねるとともに守備寄りの選手に変わってきているように思われる。サーブだけは違うのだが。)若手では、今季一番の馬車馬キャロが典型的にこちらのタイプだ。
2008年序盤までのシャラポワは、攻撃寄りの選手にもかかわらず極めて安定したパフォーマンスを出していた、この区分でも非常にまれな存在だった。