まず最初に書いてしまうけれども、3回戦でほぼ確実にディメンティエワ対シャラポワの対戦となる。
直近のトロント決勝では勝ったとはいえ、もともとエレーナから見て非常に相性の悪い(3勝8敗)対決であり、トロントの決勝ではマリアに疲労の色もかなり見えた。トロントの決勝並みの内容では、今度は勝てないと思っている。
またかりにここでマリアを倒したとしても、また同じことの繰り返しになりかねない。マリアのランキングが上がらないため、シードがつかないかついても今大会のように下位シードになり、そうするとまた早いラウンドでトップ選手と対戦する可能性が高くなる。
何ともばかばかしい、ドローに細工しろと言いたくなるが、それよりも、ウィンブルドンのときと同様に、シャラポワのシードを繰り上げて早いラウンドで上位と対戦しないようにすればいい。なぜそうしなかったのか?ついでにキムもそうしておいて、マリアが23シードでキムが24でよいのではないか。
例によって全体を8区分、最初が第1シード、最後が第2シードという順番で見ていく。
今回は、上位シード選手でも直近の前哨戦で調子が上がっていないために、予想が難しい区画がかなり多い。
1/8
サフィナにとって準々決勝までは問題なく進出できそう。準々決勝で順当ならヤンコビッチとの対戦、そこを勝ち抜けば準決勝はディメンティエワかシャラポワのどちらかの可能性が高く、急激に難易度が増してくる。
2/8
ヤンコビッチの復調度合いが今ひとつ読み切れない。もちろん前哨戦のシンシナティで優勝しているけれども、その次のトロントでは格下のクレイバノワによもやの逆転負けを喫している。(それもヤンコビッチにマッチポイントが1本あった)ベスト16までは問題なく進めそうだが、そこでイバノビッチかリシキが好調で上がってくると、番狂わせの連続もあり得る。攪乱要因が多すぎで見当がつかない。
3/8
言うまでもなく、ディメンティエワ対シャラポワが焦点となる。他の選手が割って入ることはまず考えられない。となりの4/8区の組み合わせから考えても、この対戦で勝ったほうが準決勝まで進む可能性が高い。特にディメンティエワが勝ち上がりの場合は、準決勝まで電車道の可能性もある。(シャラポワが勝った場合は、その先そこまで楽には勝ち上がれないだろう)
4/8
クズネツォワは全仏優勝を最後に長い眠りに入ってしまったかのよう、キャロもニューヘブンで優勝したもののそれまでは苦戦続き。かといって、この2人を脅かす選手がいるかと言えば、それも疑問符が付きまくりだ。あえて名前を挙げれば、シルステアはひょっとするとひょっとするかもしれない。悪い意味でひどいカオス。
5/8
本来ならアザレンカから見て準々決勝までは楽ドローなのだが、ウィンブルドンまでは順調だったアザレンカが、ここに来て極端にペースダウンしている。ラドワンスカ姉も前哨戦では目立った成績を上げていない。4/8区と並び最悪の意味でカオス。スキアボーネがグランドスラムで2大会連続ベスト8とか…まさかね…さすがにそれは考えたくない…
6/8
ここの最大の注目ポイントは復活のキム・クライシュテルス。2回戦で対バルトリという最初の大注目カードが実現する可能性が高い。ここの勝者がおそらく4回戦のヴィーナス戦まで進めるが、さすがにヴィーナスを倒すのは極めて難しいだろう。
7/8
ズボナレワは依然として故障から力が戻っておらず、シードを守ることは望み薄。この区画にはモーレズモとペネッタが入っており、実は相当に激戦区。前哨戦の成績から言えば断然なのはペネッタ(US Open seriesの成績はデメに次ぐ第2位)だが、逆に前哨戦で力を使いすぎてへたれるかもしれない。
8/8
4回戦でセレナ対ストーサーという対戦が実現すれば面白い。実際、前哨戦のスタンフォードではこの対戦でストーサーが勝っている。さすがにグランドスラム本番では食らわないと思うが。
直近のトロント決勝では勝ったとはいえ、もともとエレーナから見て非常に相性の悪い(3勝8敗)対決であり、トロントの決勝ではマリアに疲労の色もかなり見えた。トロントの決勝並みの内容では、今度は勝てないと思っている。
またかりにここでマリアを倒したとしても、また同じことの繰り返しになりかねない。マリアのランキングが上がらないため、シードがつかないかついても今大会のように下位シードになり、そうするとまた早いラウンドでトップ選手と対戦する可能性が高くなる。
何ともばかばかしい、ドローに細工しろと言いたくなるが、それよりも、ウィンブルドンのときと同様に、シャラポワのシードを繰り上げて早いラウンドで上位と対戦しないようにすればいい。なぜそうしなかったのか?ついでにキムもそうしておいて、マリアが23シードでキムが24でよいのではないか。
例によって全体を8区分、最初が第1シード、最後が第2シードという順番で見ていく。
今回は、上位シード選手でも直近の前哨戦で調子が上がっていないために、予想が難しい区画がかなり多い。
1/8
サフィナにとって準々決勝までは問題なく進出できそう。準々決勝で順当ならヤンコビッチとの対戦、そこを勝ち抜けば準決勝はディメンティエワかシャラポワのどちらかの可能性が高く、急激に難易度が増してくる。
2/8
ヤンコビッチの復調度合いが今ひとつ読み切れない。もちろん前哨戦のシンシナティで優勝しているけれども、その次のトロントでは格下のクレイバノワによもやの逆転負けを喫している。(それもヤンコビッチにマッチポイントが1本あった)ベスト16までは問題なく進めそうだが、そこでイバノビッチかリシキが好調で上がってくると、番狂わせの連続もあり得る。攪乱要因が多すぎで見当がつかない。
3/8
言うまでもなく、ディメンティエワ対シャラポワが焦点となる。他の選手が割って入ることはまず考えられない。となりの4/8区の組み合わせから考えても、この対戦で勝ったほうが準決勝まで進む可能性が高い。特にディメンティエワが勝ち上がりの場合は、準決勝まで電車道の可能性もある。(シャラポワが勝った場合は、その先そこまで楽には勝ち上がれないだろう)
4/8
クズネツォワは全仏優勝を最後に長い眠りに入ってしまったかのよう、キャロもニューヘブンで優勝したもののそれまでは苦戦続き。かといって、この2人を脅かす選手がいるかと言えば、それも疑問符が付きまくりだ。あえて名前を挙げれば、シルステアはひょっとするとひょっとするかもしれない。悪い意味でひどいカオス。
5/8
本来ならアザレンカから見て準々決勝までは楽ドローなのだが、ウィンブルドンまでは順調だったアザレンカが、ここに来て極端にペースダウンしている。ラドワンスカ姉も前哨戦では目立った成績を上げていない。4/8区と並び最悪の意味でカオス。スキアボーネがグランドスラムで2大会連続ベスト8とか…まさかね…さすがにそれは考えたくない…
6/8
ここの最大の注目ポイントは復活のキム・クライシュテルス。2回戦で対バルトリという最初の大注目カードが実現する可能性が高い。ここの勝者がおそらく4回戦のヴィーナス戦まで進めるが、さすがにヴィーナスを倒すのは極めて難しいだろう。
7/8
ズボナレワは依然として故障から力が戻っておらず、シードを守ることは望み薄。この区画にはモーレズモとペネッタが入っており、実は相当に激戦区。前哨戦の成績から言えば断然なのはペネッタ(US Open seriesの成績はデメに次ぐ第2位)だが、逆に前哨戦で力を使いすぎてへたれるかもしれない。
8/8
4回戦でセレナ対ストーサーという対戦が実現すれば面白い。実際、前哨戦のスタンフォードではこの対戦でストーサーが勝っている。さすがにグランドスラム本番では食らわないと思うが。