雑記帳(新居)

移転完了しました

RCカンヌの選手リスト

2007-09-28 00:13:59 | バレーボール
井野が移籍したRCカンヌの今シーズンの選手リスト。
http://supportersrcc.free.fr/img/Effectif.jpg
レフトが足りない。1枚はEva Yanevaで決まりだろうが、対角は誰のつもりだろうか。RCカンヌはしばらくこの傾向が続いているのだが。Victoria Ravvaをレフトに入れてサーブレシーブまでやらせるのは勘弁してほしい。しかし、上記の画像によると、Ravvaは本職のセンターではなくレフトの登録になっている。欧州選手権でもどうやらレフトに入っているようだ。(サーブレシーブに入るローテは限定でほぼスーパーエース運用か?)あるいは、フォミーナはリベロ登録だが以前にもレフトで起用されたことがある。日本で言えばちょうど一時期の菅山のような立場である。しかしこれも、セッターとの同時前衛のローテが発生することを考えると怖すぎる。セッターが2人とも身長が高いのは、ひょっとしたらフォミーナとの同時前衛を計算に入れてのことなのか。

ところで、井野亜季子選手の公式サイトにも選手一覧が掲載されているけれども、ポジションが食い違っている選手が複数いる。どちらが正しいのだろうか。

Vリーグ外国人選手の情報2件

2007-09-28 00:06:50 | バレーボール
ニコリッチがバンブーにくる。いろいろなところの公式情報に出ているのでこれは確定。アルタモノワ(エステス)・ハニーフ・ニコリッチと、とにかくこのチームは大きなサイドアタッカーをとっている。全体的な低さと絶対的エース不在は明らかで、これでかろうじてそれなりのポジションを保っているのだから、必然なのだが。

パイオニアの新しい外国人についても情報が流れている。出所は、パイオニアがドイツに遠征して練習試合したときの記事である。(遠征先クラブのサイトのニュース記事)新しい外国人とおぼしき選手が写っている。背番号も3番でユールマン以来外国人選手に割り当てられてきた番号だ。
http://www.schweriner-sc.com/artikelanzeige.php?artikel=616&pid=1
その後にパイオニアが出場した親善試合の情報から、クロアチアのSenna Usicで間違いないと確定された。しかし、最初の記事の画像1枚だけでSenna Usicとほぼ特定したちゃねらーの分析力、恐るべしである。
http://freenet-homepage.de/lichtensteiner-volleyball/bulicup/tickets.htmの4枚目の画像
Usicはサイドアタッカー(レフト・ライト両方の起用があり)、ジュニア代表のときはサーブレシーブにも入っていたものの、それほどうまいとは思えない。これは予想外の選手獲得である。吉原引退以来、パイオニアのチーム事情はセンターが不足、サイドは栗原の獲得もあってコマはそろっている。(ただし、今シーズン榛澤を移籍で放出したため、余裕がなくなったのは確かだが)この上にさらにサイドアタッカー、それもレシーブができるかどうか怪しい選手を入れるのはベストなのだろうか。

とにかく、現在把握している限りでは、来季Vリーグ観戦でUsicが最優先となる。しかし困ったことに、来季はパイオニアの試合が近隣では全くない。とどろきアリーナなら最も近くでしかもVリーグ開催が多いし、東京体育館とか有明でも簡単に行ける。パイオニアは、毎年これらの会場での試合が何度もあったのに、来季に限っていずれの試合も全くない。筆者の住んでいる場所から最も近いのは、レギュラーシーズンでは所沢か深谷、ファイナルラウンドに進出したとしてさいたまスーパーアリーナである。さいたまならまだしも、所沢とか深谷で日帰りはきつい。さらに、地方の体育館だと、座席数が少ない分席を確保するのが厳しい。立ち見になるともうへとへと。

Core2 Quad Q6600で限界を目指す夏

2007-09-22 23:29:25 | MyPC
1年前の夏はCore2 Duo E6600でいろいろと試していたけれども、今年はE6600が2つ分のQ6600(G0ステップ)をいじくって遊んでいる。

当初は3.2GHzへのオーバークロックを目標として調整し、3.15GHzでしばらく運用していた。その後、ほかのマシンの整備の関係もあって、グラフィックカードをGeForce 8600GT搭載の新しいものに変更した。
これは成功で、なんと3.35GHz超まで狙えるようになった。およそ定格+40%。ここまでOCしたのは6年前のCoppermine Celeronの時以来だ。クロックをあげて限界を探っていく間は少々恐怖感さえあった。8600GTのグラフィックボードは、安いものなら15000円以下だが、これは強力だ。しかも、本業である3Dベンチマークの性能も価格の割になかなか侮れないようだ。

ここまでくると、いくらG0ステップで旧ステップに比べれば消費電力は減ったとはいえ、発熱は恐ろしいものになる。
「冷却が、第一」(笑)
(韻はあっているな)にして
「爆音上等」(禿笑)だ。
それも、分散計算で24x7戦い続ける場合、当然、「エアコンなしでしかも部屋を閉めたまま」の状況を考える必要がある。このときの室温は40℃を軽く超える。並の対策ではとうていきかない。まず、CPUクーラーをリテールからANDY強化版(付属の12cmファンを2400回転の高速のものに変更)に変更した。リテールクーラー利用時に比べると10℃くらいCPU温度は下がった。それでも間に合わない。ここで、きわめて古典的な最終手段がある。ケース前面の5インチベイのパネルとサイドパネルを全部開けた上で、扇風機のもっとも強い風を当て続ける。
この状況で、9月下旬なのに連日真夏日とは悪夢だ。マシン用と人間用の両方の扇風機が必要だ。安い扇風機だと2000円だから、ちゃんとしたCPUクーラーとかケース用ファンより安いし。
MYCOMジャーナルの記事によると、Q6600を3.6GHzにオーバークロックして各種ベンチマークを走らせることに成功している。しかし、耐久テストでない一般のベンチマークなら実行時間は数分、さらに、画像を見るとケースに入れていない、いわゆるバラックの状態で動作させたようだ。当然室温もそれほど高くはないだろう。とすれば、ケースに入った状態でしかもCPU負荷100%で連続稼働させる条件では、3.35GHzまでいけば上出来だろう。

さて、ANDYを取り付ける際に食らった状況が2回起きた。マザーボードはGIGABYTEのGA-P35-DS3だが、チップセットのヒートシンクと微妙に干渉する。ちょっとヒートシンクの羽根が曲がったが何とか取り付けはできた。このチップセットヒートシンクは不思議な形になっているけれども、ひょっとすると、ANDY含め有名な大型CPUクーラーをぎりぎりで取り付けできるようにするための形状なのかもしれない。
そしてさらに食らったのは、ANDYを取り付けた状況でマザーボードをケースに入れようとしたところ、ケース上部の電源にぶつかったことである。これは電源をケースの外に無理矢理出して解決した。使っている電源は各種ケーブルが長く、ケーブルの長さの観点では問題はない。(元々の状態では、余ったケーブルがケースの中でじゃまになるほど)この時点でサイドパネル開けっ放しにならざるを得なかったわけだ。

さて、オーバークロックでCPU能力の限界まで目指す場合、組み合わせるほかのパーツもボトルネックにならないよう十分に考慮が必要だ。特に、筆者の経験から言えば、グラフィックボードは、CPUそのものとかマザーと同じくらい影響が大きい。
高価なものがOCに適しているわけではない。むしろ、ハイエンドのグラフィックボードは耐性はそれほどないだろうし、放熱の観点でも難易度が上がる。(*)ミッドレンジあたり、それも、同じアーキテクチャのチップなら低クロックのもののほうが、マージンは大きいことが期待できる。(例えば、GTSよりはGT、それも定格クロックのものを選ぶ。)しかし、同じ種類のチップでもCPUそのものと同じように個体差も大きいだろう。
* 3DMarkでの記録達成を狙い、GeForce8800 Ultraと組み合わせQ6600をOCして利用した場合、OCの「達人」をもってしても、3.15GHzでのベンチ完走が不可能だったとのことである。(該当記事)それだけビデオカードに余力がないのだろう。

ただでさえクロックあたりの処理能力も高いCore2、それを3.3とか3.4GHzでしかも4コアとは、以前のCPUとは全く異次元世界である。Core2の前のエース格だったAthlon64 X2ですらはるか昔のCPUに思える。

近年最悪のグランドスラム

2007-09-11 21:56:40 | テニス
今回の大会は、デメ・ハンチュコバ・シャラポワ・イバノビッチ・バイディソバあたりの普段気にしている選手がことごとく4回戦までで敗退。筆者にとっては2004年以来最悪の大会だった。個々の選手を取り上げれば早いラウンドでの敗退は珍しくないとしても、ここまでそろって敗退することはなかった。
特に、シャラポワの3回戦敗退は、悪い意味で間違いなく最大のサプライズである。もちろんディフェンディングチャンピオンであったわけだし、それ以上に、今回はシャラポワにとって大チャンスのドローだった。シャラポワにとっての天敵、アナ(イバノビッチ)・セレナ・ヴィーナスが全員ドローの反対の山だったからだ。そして、多少故障を抱えていたりしても、そのようなチャンスは逃さなかったのがシャラポワである。
今期好調のチャクベタゼがシードを上回る準決勝まで進んだ。これも、チャコにとっての天敵のシャラポワが早いラウンドで負けてしまったから進出できたと思われるのだが。(順当なら準々決勝で対戦するはずだった)チャコが負けた時点で、筆者にとっては大会終了。

エナン強すぎ。ウィリアムス姉妹退治をやった後にクズネツォワも一方的に蹴散らすとはどういうことよ。

(無題)

2007-09-01 01:58:45 | スポーツ
何とか無事に大会を終わらせてほしい、そう思っていたところ、あってはならないことが起きてしまった。
これまで発覚したのは、競技中以外のトラブル・不祥事である。(もちろん、ホテルの部屋がなかった件は、選手のパフォーマンスに影響を与えた可能性は大きいが)ついに、競技中の大失態である。50キロ競歩で、日本の山崎選手が、係員の誘導の誤りで1周周回が足りないまま競技場に入ってしまい、失格となった。まさか誘導ミス!山崎、周回不足でゴール 男子50キロ競歩(iza)(記事1)
50キロ競歩はトップ選手でもゴールまで4時間近くかかる、ただでさえ陸上競技では飛び抜けて過酷な種目、しかもこの時期の大阪だからゴールする頃には30度前後になり湿度も高い。このような形で失格になった選手の無念は、どれほどのものなのか。

それでも、これが日本人選手でまだよかったのか。外国の選手だったら、下手をしたら国際問題になりかねない。
(参考)記事1全文
まさか誘導ミス!山崎、周回不足でゴール 男子50キロ競歩
09/01 12:32
 陸上の世界選手権第8日は1日、大阪・長居陸上競技場で行われ、男子50キロ競歩で2大会連続の入賞と北京五輪代表入りを目指した山崎勇喜(長谷川体育施設)は同競技場付近で係員が誤って場内に誘導する大失態で、そのままゴールしコース離脱で失格となった。
 大会組織委員会は競技終了後に記者会見し、ミスを認めて謝罪、審判員と周回記録員の連携ミスだったと説明した。審判員が最終周だと間違って山崎を場内に呼び込んだとしている。

 悲劇としかいいようがない。酷暑のサバイバルレースとなった男子50キロ競歩の48キロ手前だ。4時間近くも死力を尽くし、8位の入賞圏内に踏みとどまっていた山崎が係員の誘導ミスという大失態で競技場へ入っていく。脚の動きはよれ、意識はもうろうとしていた。

 観客のどよめきが起こる中、ゴール後は倒れ込んで動けなかった。地元開催で、しかも日本のエースが悲運に泣いた。前回8位に続く日本選手初の連続入賞を視界にとらえ、北京五輪切符も目前にしていた。予想もしないトラブルに巻き込まれコース離脱による失格という結果に、担架で運ばれる表情には無念さがにじんだ。
 ゴールした時、山崎はカメラマンに向かって「ぼくはゴールしたんですか」とひと言いって倒れたという。

 スタート時の気温27・5度、湿度70%。過酷な条件でも一時は優勝争いを演じ、メダルでも入賞でもなく、勝負にいった。異変が起こったのは35キロすぎ。前半のハイペースがたたり、急激にペースが落ちた。だが限界寸前でも粘り抜いた。驚異のスタミナで競歩仲間から「怪物」と呼ばれる23歳の第一人者はゴールだけを目指していた。
 指導を受けてきた元五輪選手の斉藤和夫コーチが昨年他界し、女子マラソン界で浅利純子らを育てたダイハツ陸上部前監督の鈴木従道氏が専任コーチに就任。マラソンと同じ高地合宿を取り入れ、心肺機能を高めた。「月1000キロ歩く」練習量も並大抵ではなかった。その鈴木コーチも競技場で信じられない光景をぼうぜんと眺めるしかなかった。