雑記帳(新居)

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Core 2 Duo E6600動かしてみました

2006-08-27 15:13:59 | MyPC
ちまたで人気爆発のCore 2 Duo E6600を入手した。各ITニュースサイトの記事などで、とんでもない性能ということは見ていた。だからできる限り早く試してみたいと思っていた。
とにかく、「聞きしにまさる」性能である。何を処理させても速いし、速くなる度合いも半端ではない。これまでのCPUの1.5倍かそれ以上まで行ける。今までのCPUはいったい何だったのかと思えるほどだ。人気が集中して飛ぶように売れるのも当然である。
Core 2は、もちろん、定格でもいろいろな記事で取り上げられている通りの速さだ。同一クロックで、平均的にはAthlon 64系と比較して2~3割速い。
ところがお楽しみはそれだけではない。これも噂では聞いていたのだが、豪快にオーバークロックできてしまう。定格2.4GHzのE6600があっさりと3GHzで稼働した。リテール付属のクーラー利用で、CPU電圧さえ規定のままである。現在のところ、340MHz*9=3.06GHz稼働を目標に微調整している。CPU自体にはもう少し余力がありそうだが、ここまでFSBを上げると、グラフィックボードとかハードディスクとかいろいろなところに無理がかかるようだ。
FFベンチとかもっと純粋な数値計算ベンチとか、UDとかFolding@Homeとかの分散計算とか、このあたりの数字を見ると、Core 2の3GHz稼働で、Athlon64系とかPentium Mの3.5~4G相当の戦力になっている。もちろんこのコアが2つである。こうなるとAthlon 64 X2では勝負にならない。2コア(1CPU)でありながら、デュアルコアOpteron(2.18GHz稼働)の2CPUで合計4コアのサーシャにむしろ肉薄している。整数計算のベンチマークではサーシャの4コアを上回る場合さえある。

振り返ってみれば、Athlon XP/MPで2GHzに到達した頃から、目立って速くなったと実感することはそれほど多くなかった。もちろん、ソフトによっては新しいCPUで大きく性能が向上する場合もある(新しい拡張命令に最適化したものなど)。例えば、動画のソフトウェアエンコードなどである。また、デュアルコアの登場によって、CPUパワーを使うソフトを2つ同時に走らせれば最大2倍の性能向上になった。しかし、マルチスレッドでないソフトウェアを1つだけ走らせる限りでは、その恩恵はない。しかしこのCore 2は、その場合でも飛躍的に速い。
例えば、United DevicesのCPU評価値は、3年前にAthlon XPで200を超えてからなかなか上がらなかった。昨年Pentium Mをオーバークロックしてようやく250。しかしCore 2で、一気に300の上限値に到達した。

しかも、このCore2の4コア構成のCPUがこの後間もなく登場するという。本当に久しぶりに、オラ、わくわくしてきたぞ!
ところで、サーシャを買いそろえたときは「清水の舞台から飛び降りる」くらいの覚悟だったはずだが、そのサーシャがスーパーエースでいられたのはわずか半年だった。Core 2の4コアのほうが現行のサーシャよりも速いことは疑う余地がない。

ところで、これほど速いCore 2 Duoだから、特にE6600は飛ぶように売れてショップも代理店もうれしい悲鳴を上げているようだ。それでも、19日の土曜昼間に行ってみたところ、大手のPCパーツショップのほとんどに在庫があり、4,5店舗を回って価格の比較をする余裕まであった。発売開始からすぐにそれだけの物量が出回るのはさすがにIntelである。AMDの場合、発表から発売開始まで延々と待たされたり、発売開始されてもものがほとんどなかったりということが多すぎた。(生産設備のキャパが違うから仕方がない部分はあるが)

台風10号

2006-08-19 04:41:41 | その他
今回の台風10号の進路を見ていると、高校のときの修学旅行を思い出してしまった。筆者の修学旅行も九州縦断で、今回の台風と同じようなところに行った。
今回の台風は宮崎上陸だったが、修学旅行ではフェリーで大分に上陸。それから阿蘇山を見た後熊本市内観光。この台風は、熊本を通過して一度「島原市付近」に行ったのに、また「熊本市付近」に戻ってくるという、曲芸をやっている。
筆者の修学旅行はその後長崎市内観光、ハウステンボスと回って、福岡で土産物を買って最後だった。台風はさすがにそんな動きはできないが、熊本から北上して福岡で本場の明太子をじっくりといただき、せっかくなら下関のふぐも食べたいかもしれないが、それはちょっと無理かもしれない。
台風の気持ち風で。

…ヨタ話はこの辺にしておいて。直撃された地域の皆さん、お気の毒です。これだけの豪雨となると、雨が弱まった後も土砂災害に警戒が必要。この台風、ねばり強く、一日陸上にいるはずなのに雨雲がなかなか弱まらない。

# ところで、昨日の夜ラーメン博物館で熊本こむらさきに行ったのだが、普通に営業していた。台風に直撃されると、材料の空輸ができないため営業停止とか時間短縮とかあるのだが、今度は大丈夫だったようだ。

ロサンゼルス大会

2006-08-15 10:32:39 | テニス
ロサンゼルスの大会(ティア2)で、ディメンティエワが優勝。おめでとうエレーナ!
(3) Elena Dementieva (RUS) d. (16) Jelena Jankovic (SCG) 63 46 64

準決勝、「最近虐殺された印象しかない」シャラポワとの対戦で、7-5 6-2で勝利。さらに決勝でも、最終セットに5-0から5-4まで追い上げられる粘りにあいながら、今シーズン2勝目をあげた。
エレーナは去年全米ベスト4まで進んでいるから、このハードコートシーズンでよほどポイントを稼がないと現在のランクを守れないのだが、この優勝、しかもシャラポワを下しての優勝は大きい!

サンディエゴ大会

2006-08-08 05:01:28 | テニス
夏場のビッグイベントの一つ、サンディエゴの大会でシャラポワが優勝。それも、決勝戦で、ここまで4回の対戦で全敗だったキムを下している。おめでとうございます!!
(2) Maria Sharapova (RUS) d. (1) Kim Clijsters (BEL) 75 75

簡単に言えば、シャラポワはモーレズモとエナンとキムには全然勝てない。だからランクも4位だしグランドスラムはベスト4で負ける。(エナンには2005年のマイアミで勝っているが、それ以降4連敗)そのどうしても勝てなかった相手の1人を破った。だからこの優勝の意味はとても大きい。
この大会は上位8シード中7人がそのままベスト8をしめるという極めて波乱の少ない展開だった。今年に入って順当に進む大会が極めて多いと感じられ、誰が優勝するのかは予想が難しい一方で、上位8人くらいの壁はなかなか崩れない。
とはいえ、年末のツアー選手権出場の争いも次第に激戦になっている。ディメンティエワは現在8位で、9位のシュナイダーの差が60ポイントを切った。ここで、準々決勝のシュナイダーとの直接対決を勝っておけば、全然楽になるのだが。
振り返ってみると、あまり相性のよい大会でもなく、序盤の勝ち上がりも危ういものだったウィンブルドンで、ベスト8まで残ったのはとても大きい。