雑記帳(新居)

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Baku対Eczacibasi Istanbul

2006-12-23 02:30:06 | バレーボール
欧州CLのEczacibasi IstanbulとBakuの試合を見た。
Eczacibasi Istanbul 3-1 Baku 28-26, 24-26, 27-25, 25-18

残念ながらバクーは負けてしまったが、スコアの通り第3セットまではかなりもつれた。中盤では点差が5点くらい離れていてもデュースになってしまう。
第2セット、24-24からイスタンブールのスパイクがアウトの判定(25-24バクー)に猛抗議、イエローカードが出てそれでセット決定という一大事もあった。第3セット前半にかけてもかなり怪しい判定が多かったように思う。
第3セットは24-19イスタンブールリードから信じられない展開となった。24-20となった後の次のラリーが終わり、両チームの選手がベンチに引き上げていたところで、この時点で25-20セット終了と勘違いしてしまった(実際はイスタンブールのタイムアウトだった)。24-21で試合再開。そして何かよくわからないがバクーに連続得点が入っている。何と24-25バクー大逆転。しかしこれもものにはできなかった。イスタンブールのジェリジロのサーブに崩され、ママドワが立て続けにシャットされて27-25となった。
肝心のこの場面、半分以上何があったか見えなかった。画像がだんだん紙芝居状態に、そして動かなくなってしまった。
アゼルバイジャンの試合を見ているといらいらしてばかりなわけだが、この試合、一番腹が立ったのは、第4セットの監督のアホさ加減である。
14-10バクーリードから、ジェリジロのサーブで16-14と逆転されたのに、何もしなかった。これは遅くても14-13でタイムアウトを取るべき場面である。しかもジェリジロのサーブでは第3セットまでもさんざん連続失点している。素人以下だ。世界選手権(アゼルバイジャン代表)でも、タイムアウトが1,2点遅いように感じられかなりいらいらしていたのだが…

はっ、こんなところまで同じ!バーバラのいたクロアチア代表と何もかも同じ
当時バーバラを応援していて、だめ親父(イエリッチ監督)のタイムアウトが遅すぎると何度ブチ切れたことか。あまりにも忠実に再現しているので涙が出そうだ。
アゼルバイジャン代表(とかAzerrail)の中の人は当時のクロアチアの選手とスタッフなのではないか。そう思いたくなるくらいだ。

さて、この試合、アゼルバイジャンのテレビ局がインターネットでも放送を行っており、それで見ることができた。欧州CLの試合ではインターネットで見られる試合が増えている。年末には、スイスでの国際大会top volley internationalの集中放送。だいぶ前になるが、8~9月のワールドグランプリでは(さらに同時期のテニス全米オープンも)、P2P TV放送のソフトウェアを使ってCCTV5の中継を見まくっていた。ワールドグランプリでは日本開催の試合はCSで見られるのだが、特に予選ラウンドではCCTV5の中国開催の試合ばかり見ていた。アゼルバイジャンが中国(or香港)に2週間回り、ママドワを応援したかったのももちろんだし、CCTV放送分のほうが対戦カードが豪華で試合も面白かったからだ。
いよいよ世界中のバレーの試合をネットで見られるようになってきた。法規制がどうあれ、否応なしにそのような時代がきている。日本の中でつまらないバレーをやっていても見向きもされなくなる日は、すぐそこだ。

しかし、P2P TV放送ソフトでテレビ放送を見るのはネットワークへの負担が非常に大きいようだ。これをずっとやっていると、時々、自宅のルータが調子が悪くなって再起動が必要になる。家庭内LANですらこの有様だから、みんながこんなものを見るようになったら、インターネットへの負担がかかりすぎて完全定額制が不可能、というのもわかる。