(21) Mary Pierce (FRA) d. (1) Lindsay Davenport (USA) 63 62
5年ぶりマリーの大爆発継続中!
ピエルスの強打が常時いいコースをついている。あれはどんな選手でも容易に返せない。
この試合もダベンポートはまた極端なスロースタート、開始から4ゲームを一方的に落とす。その後ダベンポートが1ブレークを返し、それ以降は各ゲームもつれた展開が続いたものの、マリーが6-3で逃げ切った。
とはいえ、第1セット後半は膠着状態だったので、第2セットはお得意のダベンポートの反撃かと思いきや、そうはならなかった。マリーが5ゲーム連取の猛攻。このセットもダベンポートが1ブレーク返すものの、それまでの差があまりにも大きすぎ、6-2でマリーが試合を決めた。
マリーで一つ気がかりなことは、セットまたは試合の締めで手間取っていること。決勝では、もしチャンスがあったとしても1本だけで、その1本でものにしなければ勝負にならないだろう(そのチャンスすらない可能性も大きいと思われるが)。この試合、第1セット・第2セットともダベンポートに終盤でブレークバックされた。しかも第2セットは、第6ゲームでマッチポイント1本あったところを逃してブレークされた。4回戦のシュナイダー戦では、試合を決めるのに実に11回のマッチポイントを要した。5-2リードの第8ゲームに何度もマッチポイントがありながら、それをものにできず、ブレークバックを許した(結局最終セットは6-4)。
しかし第2セットの後半はとんだ乱入が続いた。第6ゲーム開始時に、コートに変質者が侵入、警備員につまみ出された。これでマリーのリズムが狂ったためにブレークされたのかもしれない。第8ゲームでも、マリーがサーブをなかなか打てない場面があった。音声が入らないため詳細がわからないが、観客から何か声がかかったようだ。第8ゲームもデュースにもつれ、しかもダベンポートにチャンスボールがありながら、ダベンポートがボレーをミスした。結局その後のポイントもマリーが奪って試合を決めた。これでもし第8ゲームもダベンポートブレークとなったら、試合自体わからないという雰囲気のところだった。
5年ぶりマリーの大爆発継続中!
ピエルスの強打が常時いいコースをついている。あれはどんな選手でも容易に返せない。
この試合もダベンポートはまた極端なスロースタート、開始から4ゲームを一方的に落とす。その後ダベンポートが1ブレークを返し、それ以降は各ゲームもつれた展開が続いたものの、マリーが6-3で逃げ切った。
とはいえ、第1セット後半は膠着状態だったので、第2セットはお得意のダベンポートの反撃かと思いきや、そうはならなかった。マリーが5ゲーム連取の猛攻。このセットもダベンポートが1ブレーク返すものの、それまでの差があまりにも大きすぎ、6-2でマリーが試合を決めた。
マリーで一つ気がかりなことは、セットまたは試合の締めで手間取っていること。決勝では、もしチャンスがあったとしても1本だけで、その1本でものにしなければ勝負にならないだろう(そのチャンスすらない可能性も大きいと思われるが)。この試合、第1セット・第2セットともダベンポートに終盤でブレークバックされた。しかも第2セットは、第6ゲームでマッチポイント1本あったところを逃してブレークされた。4回戦のシュナイダー戦では、試合を決めるのに実に11回のマッチポイントを要した。5-2リードの第8ゲームに何度もマッチポイントがありながら、それをものにできず、ブレークバックを許した(結局最終セットは6-4)。
しかし第2セットの後半はとんだ乱入が続いた。第6ゲーム開始時に、コートに変質者が侵入、警備員につまみ出された。これでマリーのリズムが狂ったためにブレークされたのかもしれない。第8ゲームでも、マリーがサーブをなかなか打てない場面があった。音声が入らないため詳細がわからないが、観客から何か声がかかったようだ。第8ゲームもデュースにもつれ、しかもダベンポートにチャンスボールがありながら、ダベンポートがボレーをミスした。結局その後のポイントもマリーが奪って試合を決めた。これでもし第8ゲームもダベンポートブレークとなったら、試合自体わからないという雰囲気のところだった。