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雑記帳(新居)

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チャールストン準々決勝

2009-04-18 06:26:00 | テニス
(1) Elena Dementieva def. (7) Dominika Cibulkova 64 10 ret.

あらららあらららら。

2回戦・3回戦ではいずれも2ゲーム失ったのみ、準々決勝は相手が途中棄権。デメにとって、ここまでほとんど体力を使わずに勝ち上がれたのはラッキーだが、内容を見れば準決勝は厳しいと言わざるを得ない。
第3ゲームで先にブレークに成功したのはデメだったけれども、第6ゲームで1stサーブが全く入らず簡単にブレークバックを許し、第8ゲームでも0-30となった。この後チブルコワのミスが急激に増えて、結局デメが一気に3ゲームを連取した。このあたりからチブルコワに何か痛みか違和感があったかもしれない。
第1セットと第2セットの間に治療を受けたが、第2セット最初のゲームは、チブルコワが明らかにボールを追えていない感じだった。簡単にデメがブレークした後結局チブルコワが棄権。

(5) Caroline Wozniacki def. (13) Virginie Razzano 6-2 6-0
ここのところのキャロの好調ぶりを実感できる試合。思い切り強打してくるラザノに対し、緩急を織り交ぜながら上手くかわして先にミスをさせる、最初から最後までキャロの思い通りの展開だった。かといって相手の返球が少し甘くなればキャロはすぐに思い切り攻撃してくる。今のキャロを攻略するは相当に困難だ。この試合を見る限り攻略の糸口がつかめない。先週の大会で、ヴェスニナはこの相手をよくマッチポイントまで追いつめたものだ。(キャロ対ヴェスニナの試合は準決勝だったが4回のマッチポイントをしのいでキャロが逆転、決勝は一方的に勝ってキャロが今季初優勝)

チャールストン3回戦

2009-04-18 06:04:00 | テニス
(16) Sabine Lisicki def. (2) Venus Williams 6-4, 7-6(5)

サビーネちゃんでかしたぞ!!!!!

まず第一にはサーブが走っていた。1stサーブが入ったときは実に76%の割合でポイント獲得。ダブルフォルトも8本と多いので荒れ気味なのだが、ちょっと荒れているくらいのほうが受ける側は的を絞れないのではないか。
特にタイブレークではLisickiのサーブは完璧で、Lisckiの5-3リードの場面でワイドにエース級の2ndサーブをたたき込んだのには仰天した。1-0からヴィーナスのセカンドサーブが甘くなったところリターンエースを決めたミニブレークが、このタイブレーク唯一のミニブレーク、結果的にそのまま勝負を決めるポイントになった。
ストロークでも重量級の強打で攻めつつ、時折のドロップショットやアングルも効果的だった。

ヴィーナスは、第1セットは4-2、第2セットは5-3とゲームカウントでリードしながら結局逆転された。第2セットは5-4, 30-0リードとした自分のサービスゲームでから4ポイント連続で落とした。
どうにもミスが多くちぐはぐ。第2セット中盤は多少打球をゆるめてラリーを続ける意図が見え、それは成功していたように見えたのだが。ダブルフォルトもヴィーナスにしては多かった。ダブルフォルトの本数はサビーネのほうが多かったのだが、それが大きな痛手につながったのはヴィーナスだった。
ただし、前哨戦とかでスイッチが入っていないときは、ヴィーナスにしてもセレナにしてもこのようなものだ。それでも相手がランク下位で平凡なプレーであれば勝ててしまう。それで、準決勝くらいでやっとトップギアというのがいつものペースだ。前哨戦で危ない相手(ディメンティエワとかアザレンカくらい)と対戦ならさっさと負けてしまうパターンもある。

次はLisicki vs Vesninaという対戦になる。両方とも思い切り強打してくるタイプで、プレーも見た目の雰囲気も完全にかぶる。超のつくhotな金髪美女対決。これは見たいのだが見られそうにない。

Sabine Lisicki



Elena Vesnina