雑記帳(新居)

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全仏開幕

2006-05-28 22:18:44 | テニス
というか今日開幕なのかよ!?聞いてないぞ!グランドスラムは当然月曜開幕と思っていた。
今年もライブスコアとネットテレビにかじりつく、熱い季節がやってきた。
しかしひょっとすると、大会が始まるこの瞬間が一番熱くなっているのかもしれない。

全仏ドロー

2006-05-27 02:01:12 | テニス
全仏のドローが出たので展開など予想してみる。なお、以下の説明は、ドローを4分割して、第1シードの山を最初に、第2シードの山を最後という順番で進める。
ドロー自体は公式サイトを参照
http://www.rolandgarros.com/en_FR/scores/draws/
かなり偏りがあるという印象だ。上記の順で言えば、上側がずっと楽で下側にいくほど厳しくなっている。
1/4
モーレズモにとってはこれ以上ないラッキードロー。シュナイダーはクレーシーズンに入ってからあまり調子が上がっていないし、昨年のイバノビッチのように下位で危険な香りのする選手もいない。勝って当たり前ということが変なプレッシャーにならなければよいが。ただでさえローランギャロスの観客の前ではアメリーの力は半減(笑)になってしまうのに。

2/4
クズネツォワとシャラポワが順当に進む可能性が高い。ただし不気味な存在といえるのはサフィナである。サフィナは直前のイタリア大会で上位選手を次々と倒して決勝まで進出しており、その勢いがあればシャラポワを食う可能性もある。
クズネツォワの山にいるスキアボーネとペネッタも侮れないが、スキアボーネも昨シーズンほどの勢いは感じない。いずれにせよ、ここはロシアン2人でベスト8をしめる可能性が高い。

3/4
ベスト8進出はエナンとペトロワで鉄板だろう。しかし、現在クレーで実力No1と2と思われるエナンとペトロワが、QFで対戦するとは、実にろくでもない。ここまでくるとフランスの陰謀かと疑いたくなる。この対戦が事実上の決勝となる可能性も高い。

4/4
今回最大の激戦区。今シーズンの上位8選手のうち、マルティナだけ、昨年のポイントが全くないからランクが低く低いシードしかつかない。そのマルティナが回った分だけ激戦区になっている。
特にマルティナのドローは考えられる限り最も凶悪というくらいタフなドローである。まず3回戦でゴロヴァンと対戦で、それ以降勝ち進むとすると、4回戦がディメンティエワ、QFがクリステルス、SFでエナンかペトロワとなる。
前段で「4回戦でディメンティエワと対戦」と書いた以上、デメにとっても今大会はとんでもなく厳しいドローである。ベスト8まで進めれば上出来という感じだ。
キムはベスト8までは比較的楽に進みそうに思える。しかし、準決勝でエナンかペトロワに勝つのは難しいと思える。

優勝本命はエナンだろうが、そのエナンにとっても今シーズンのペトロワは極めて危険な相手である。早いラウンドで意外と足取りふらつく(しかし勝ち上がり)こともある。
ボトムハーフからエナンがくるにしてもペトロワにしても、困難な対戦が続いて消耗したところを利して、今度こそ(*)クズネツォワ自身が優勝、とかありそうだ。
* クズネツォワはここ2年の全仏は4回戦敗退しているが、その2年とも負けた相手がその年の優勝者(2004: ミスキナ、2005: エナン)で、しかもその2回ともクズネツォワはマッチポイントを握っていたのだ!

マルティナ復帰初優勝!

2006-05-25 01:21:55 | テニス
Internazionali d'Italia final
Martina Hingis (SUI) d. (16) Dinara Safina (RUS) 62 75

モーレズモとペトロワが相次いで欠場、しかもマルティナはドロー上この2人と同じ山だったから、とてもラッキーなドローになった。今シーズン、ここまでティアIの大会は全てロシア勢が優勝していたけれども、それも阻止した。
ロシア勢の連続優勝こそならなかったものの、今大会最も驚くべきはもちろんサフィナである。3回戦でクリステルスを破るとその勢いは止まらず、QFではディメンティエワを一蹴、さらに好調と思われたクズネツォワまで倒してしまった。マルティナにとってはこれもラッキーだっただろう。キム・デメ・クズネツォワと、マルティナにとって勝つのは厳しいないし至難と思われる相手をことごとくサフィナが片づけてしまった。

ベルリン大会

2006-05-17 22:50:55 | テニス
2時間48分の大熱戦の末、ペトロワが逆転でエナンを下して優勝!
German Open Final
(2) Nadia Petrova (RUS) d. (3) Justine Henin-Hardenne (BEL) 46 64 75

これでペトロワは出場3大会連続優勝、今年のクレーコートシーズンに入ってまだ負けがない。ロシア勢のティアI独占も依然として続いている。
ペトロワはこれでランク3位、シャラポワを抜いてロシア勢ではトップになった。Race to Championshipsでは2位で1位のモーレズモとも僅差である。しかし、あまりにも急に上がりすぎでそれほど強いという印象がわかない。
第1セット、開始直後はペトロワがいきなり2ゲームを連取する。しかし、その後はエナンが4ゲーム連取、その後は両方ともサービスキープが続いてエナンが逃げ切った。
第2セットも序盤は第1セットと同じ流れになった。ペトロワが2ゲームを先取し、エナンがすぐに2-2と追いついた。このセットは、ペトロワはそこで何とか流れを食い止めた。しかし、この後もペトロワはサービスゲームで極端に粘られた。ゲームポイントを握ってもなかなかゲームを取れず、エナンのブレークポイントも第5ゲーム以降に何度かあった。このセットのサービス本数は、エナンの25に対しペトロワは倍以上の56である。そうこうしているうちにエナンのペースに持っていかれて、試合終了だろうと思った。しかし、第9ゲームの何度とないデュースもペトロワはしのいだ。その後、第10ゲームに訪れたワンチャンスをものにしてペトロワが取り返した。
第3セットは、むしろエナンのサービスゲームでペトロワが粘ってプレッシャーをかける展開だったようだ。(筆者は、第3セット途中はライブスコアから離れていた)そして第12ゲームのエナンのサービスをペトロワがブレーク。難攻不落と思われたレッドクレーでのエナンをついに倒した。

デメはこの大会3回戦であえなく敗退…とはいえ、その相手はヒンギスである。いろいろな意味で「仕方がない」。2月のPPOのリベンジも見事に果たされてしまった。
今シーズンの女子テニスは、「誰が優勝するか」は混戦で予想が難しい一方、(今年に入ってからの)上位8選手が安定しており、他の選手が容易に割って入れない。
ペトロワ、シャラポワ、クズネツォワ、ディメンティエワ
エナン、クリステルス
モーレズモ、ヒンギス
ダベンポート、ピエルスあたりが戻ってきたときに、どの程度トップに太刀打ちできるかは未知数だが。

キーラちゃんを見てきました

2006-05-14 04:39:42 | フィギュアスケート
この土曜日、突然思い立って埼玉まで行き、フィンランドのフィギュアスケート選手、キーラ・コルピを見に行ってしまった。
このキーラ・コルピ、とにかくあり得ないほどきれいである。若い頃のシャロン・ストーンとかグレース・ケリーに似ているとよく言われる。すごい美人らしいという噂は以前から聞いており、ネット上で画像も見ていたけれども、トリノ五輪でいざ演技を見てすっかり虜になってしまった。
筆者が見た中では、冬季五輪で最高の美人(過去の選手含め)と思っている。(ちなみに、夏の五輪でナンバーワン美人は、アトランタ五輪頃の新体操のタチアナ・オグリスコだと思っている。この2人は何となく雰囲気も似ているように思う)

見に行ったといっても、残念ながら本番の競技会ではなく、トークショーである。「ジャパンオープン・3地域対抗戦」(日本・北米・欧州)という大会が翌日の日曜に行われるので(とはいっても、時期がオフシーズンだからお祭りのような気分だろう)、それに先立ちあったものである。呼ばれた選手はコルピと日本の本田の2人。

本番は恐ろしくチケットが高いこともあり断念している。それでわざわざトークショーだけ、そのために埼玉まで行くのもどうかと思った。
# 例によって、チケットを買い占め値段をつり上げてオークションでもうけようとした連中がいるのだが、買い手が少なく値段が暴落した、という噂がある

ところで、この日の午前は、ノートPC(ビアンカ)のハードディスクが目的でまたしても秋葉原まで出かけることになった。とすれば、横浜から埼玉までの半分を行ったことになる。それなら残り半分足を伸ばして埼玉まで行こう。「白夜の国のプリンセス」を生で見られるチャンスなんて、まずないだろう。それを逃す手があるものか。
# 順当なら来年の東京開催世界選手権があるが、金額もひょっとすると今回以上、しかも入手は極めて困難だろう

(当たり前といえば当たり前だろうが)撮影は禁止されており写真は撮れなかった。残念。筆者はカメラ付きの携帯は持っていないうえ、少し遅れて到着したから係員のすぐそばになってしまい、さすがにその場所で大きなカメラを取り出すことはできなかった。
それでもキーラちゃんはしっかり見てきた。それも、「ショッピングモールの通路?の真ん中」でやっていたから予想以上の超至近距離である。たとえ本番の競技会を見に行くとしても、最も高い席を、発売開始のいの一番で手に入れるくらいでないと、あれほど近くでは見えないかもしれない。

トークショーの内容は「キーラ・コルピ研究所」さんの記事に詳しいので、そのあたりを参照

余談
トークショー終了後、パネル展示されているものを一応デジカメで撮った。(「誰を見に行ったのか」は説明できないと困る。)ところが、このパネルを撮るというのが実は至難である。
・パネルの向きとカメラの向きをきちんとあわせないと、画像がゆがむ
・建物の照明がパネルの表面に反射して、もろに映り込みが起きる
・パネルの背景が白く選手の写真のほうが色がついているから、選手が暗くなる。もちろん、感度を全部手動で調整すればいいけれども、普通はしないから方法を知らない。(試合とかイベント中にそんな余裕はない)
幸いだったのは、キーラの写真は黒のコスチュームだったこと。そのため、感度の調整がうまくいって、何とかまともな画像になった。見るに耐える画像になったのはこのキーラのパネル1枚だけ(添付画像はこのパネルを撮ったもの)。有明の3階席から豆粒のような選手を撮ったとき以上の難しさだった。