パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

バカにする人、される人

2022年06月28日 06時18分08秒 | あれこれ考えること

東海地方も昨日、梅雨明け宣言が出た
雨は嫌だが、あまり降らないとダム水量が心配になる
今朝も涼しいうちのボケ防止を

庶民がバカにしている政治家よりも危険なのは
庶民をバカにしている政治家!という言葉がある

庶民をバカにしている人(政治家)とはどんな人かを
参議院選挙を機会によく考えてみることは必要だと思われる

日本の選挙は考えてみると、不思議というか理不尽なことが多い
国政選挙にトライするには供託金が必要で参議院は300万円
立候補するだけでそれだけのお金が必要になる
その他にいろんな出費があるから、現実的に普通の人は立候補できない

立候補できるのは党の応援がある人で、
その中には「とんでも(ない)」人物も現れる

民主主義と選挙という制度は、どうも相性が良くないようで
あるべき姿よりは現実として「数は力だとする」多数決主義がまかり通っている
当然ながら、党は多数決の頭数を増やすために選挙の勝ちを目指す
その時、選挙に強いのは誰か?と思い浮かべると、一番簡単なのは「著名人」となる

その著名人が政治的な背景や深い思いとか熱意があれば良いのだが
単に「著名人」というだけの商品価値しかない人がいる
メディアが候補者に政策に関してアンケートをとった
そのアンケートに「回答なし」と答えたある女性候補が
現状分析ではその地区のトップ当選をしそうだとの報道もある

これなどは理解不能な、納得したくない出来事で
党自身が庶民をバカにしているとしか思えない
(更に残念なのは、バカにされている庶民がそれに気づかないことだ)

一人一票しかない選挙人の力は、大衆とかの言葉で代表される
非理性的な行動を起こしやすい
個人個人がそれぞれの意志とか判断を持つよりは、風向きを気にして
その主流にいることで自分が安心してしまいそうなメンタリティを
ついつい発揮しがちな人々

そうした庶民を意識高い系の庶民がバカにしても仕方ない
ただ現実はそこにある
問題は、こうした危うい状況をどうすれば変えていくことができるか
となるのだが、これが答えなしの難題だ

今回の選挙、投票率はどうなのだろう
庶民は庶民自身の力で何かを変えようとするのだろうか

後世の人に「あのとき何をした!」
と問い詰められないような選択をしなければならないが
少なくとも自分は自分に言い訳できるような選択をするつもりだ

それにしても、、、





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